【感想・ネタバレ】日和ちゃんのお願いは絶対4のレビュー

あらすじ

「さようなら。深春くん」
あれから、季節は巡り……数か月。
日和のいない日常は、それでも続く。世界がもう壊れてしまって、混沌への道を辿っていると知っていても。
そんななか準備を始めた文化祭。それは、失われる「日常」を守ろうとする深春たちの、精一杯の抵抗だった。そして、彼らがやがて結果を出そうとする、その頃に――

彼女は、再び深春の前に現れる。

葉群日和。
世界を変える「お願い」の力を秘めた女の子。
〈天命評議会〉に戻ると決めた、深春の彼女だった女の子が。

「とても、単純に。わたしは、頃橋くんの気持ちを知りたいの」

日常を守ろうとする少年と、その終わりを知りながら帰ってきた少女は、ふたたび言葉を交わし――このセカイと同じように、終われない恋の、続きが始まる。

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Posted by ブクログ

 4巻なので基本構造は割愛。
 恋人同士では無くなり距離を取った二人。
 情報の中心にいるが故、展望が見えない事が見えるヒロインと、何も見えないからこそ出来る事を頑張る主人公。
 物語の構造が垣間見えるようで裏切られる展開に、着地点がわからなくどう転ぶのか…。
 あとがきによると、この物語は「高校生活の空気感」らしい。
 その視点で考えると、この好きな人が、恋人が、自分を頼ってくれず、無理に遠くに行ってしまう感覚は、確かにこんな感じかも知れない。
 それは、高校生の恋愛に限った話では無いかも知れないが…。

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2022年09月19日

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