あらすじ
二重人格の終わり。それは「秋玻」と「春珂」、どちらかの人格の消滅を意味していた……。
「矢野君が、選んで?」
「選んでくれた方が、残ります」
わかっていたことだった。それでも、あまりに残酷なその結末に、僕は答えが出せないままでいた。
いよいよ境界を失いつつある二人と僕は、彼女のルーツを探る旅へと出る。
その果てに明らかになる、二重人格の真実とは――。
そして、僕らが見つけた『答え』とは――。
僕と彼女と彼女が紡ぐ、切なく愛しい、三角関係恋物語、堂々の完結。
二重人格の女の子との三角関係?
彼らの恋の行方に目が離せない!!
高校生・矢野四季が恋をした転校生・水瀬秋玻は二重人格だった!
冷静な「秋玻」と、もうひとつの人格であるおっちょこちょいな「春珂」。
二重人格がバレないようにメイン人格の秋玻のフリをする春珂だが、転校初日から四季にバレてしまう。
隙だらけな春珂の様子を見かねた四季は、秋玻との距離を縮めたい気持ちもあり彼女の手助けをすることに。
そして春珂は四季の親友として、彼の恋の後押しをするのだが……!?
四季のクラスメイトによる恋のあれやこれもアリ。
物語が進むにつれ、じわじわと個性を発揮し始める登場人物達はどれも魅力的です!
感情タグBEST3
ようやく読めた
岬先生らしい展開でしたね。
結果は想像通りでしたけど。
ストーリーの中の風景とリアルの風景とで違和感は感じた。
特に挿絵の影響もあるけど‥‥
挿絵のモデルが函館の八幡坂で架空の都市は小樽がモデル。
道産子の頭ではちょっとこんがらがる。