おざわゆきのレビュー一覧

  • あとかたの街(2)

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    1巻ではまだ戦争はあまり身近ではなかったのだけど、とうとうやってきた空襲。
    そして貧富の差での友達との軋轢。
    でも裕福な子もまたその境遇ならではの苦しみも抱えてて切なかった。

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    2016年11月27日
  • あとかたの街(1)

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    戦時中の話。
    主人公がどんくさくてちょっとイライラする。
    朝ドラっぽい感じなのかも。

    戦争ものって暗いし貧しいから見てるほうもひもじい気分になってしまうから好きではないんだけど、やはり日本人として知っておきたいっていう気持ちがあるから読みたくなってしまうね。
    この漫画は絵もすっきりしてるしとても見やすいです。

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    2016年11月27日
  • あとかたの街(3)

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    先の大戦における、名古屋の一般庶民の生活を描いた漫画の第3巻。いよいよ空襲が激しくなり、軍需工場だけでなく住宅地にも爆弾や焼夷弾が落ちてくるようになった。そのような中で、自前の防空壕を掘ったり、家の屋根板を外したり(焼夷弾が屋根板に挟まると被害が甚大になる)、市民の涙ぐましい努力がリアルに描かれている。重たいストーリーにも関わらず、作風はどこかほのぼのとしているところに救われる。

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    2015年12月02日
  • あとかたの街(5)

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    ネタバレ

    最終巻にしてはちょっとパンチが弱い印象。

    空襲で名古屋を焼け出された木村一家は、岐阜の叔母のもとへ身を寄せる。妹は転校先でいじめに遭い、出稼ぎで家族は離ればなれ。食料不足で狩猟まがいの暮らし。

    戦争漫画というよりも、現代に通ずる社会貧困がテーマのようにも思える。
    「生きることは学ぶことの連続」という言葉が重い。

    巻末にこうの史代とのインタビューがあるも興味深い。
    絵柄は正直あまり好きじゃなかったのだけど、なぜか、異常に迫力のある作品だった。

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    2015年11月21日
  • あとかたの街(2)

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    戦時中における名古屋の庶民を描いた作品の第2巻。ついに空襲が始まった。名古屋の空襲は、東南海地震の直後に三菱系の軍需工場を狙ったのが発端だったのね…。三菱航空機に学徒動員されていた主人公の旧友(?)は空襲で亡くなってもぅた。こうゆうのを読んどると、今の平和に感謝せにゃかんと思うし、モノをたゃーせつにする気持ちも忘れちゃーかんのだがね。

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    2015年11月02日
  • あとかたの街(1)

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    太平洋戦争中の庶民の暮らしをほのぼのと描いた作品。舞台は名古屋。時代考証がそれなりにしっかりしているところも含めて、こうの史代みたいなマンガだと思っていればそれほど間違いはないかと。ヒロシマと名古屋では、おのずと今後の描き方が変わってくるのだろうけど。

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    2015年10月24日
  • あとかたの街(3)

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    ネタバレ

    画力がかなり上がっている。
    洋三一家が合流し、疎開先で虐待されていた三女を呼び戻す。戦局は悪化の一途、とうとう民家まで狙われる。

    空襲だけじゃなく、また地震、夜間統制、配給、ストレスフルな人間関係がある一方で、主人公の身近ではまだ希望がある。

    希望だけでは生きていけない、という一文が重い。

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    2015年07月31日
  • あとかたの街(1)

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    新聞で紹介されていて存在を知ったマンガ

    昭和19年 戦争の末期の頃
    当時の異様な空気感がじりじり伝わってくる

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    2014年10月12日
  • 傘寿まり子(1)

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    まだ生きててごめんなさい って

    〔内容〕四世代で暮らしていた、作家の幸田は家の中に自分の居場所を見いだせなくなって家出しネットカフェで執筆したりしていたが、前の飼い主を失ってズタボロだった猫のクロと出会い生きる意欲を見出す。

    〔感想〕つらい話になるのか楽しい話になるのかまだわからないけど、楽しくなりそうなら読み続けるかも。

    ■簡単な単語集

    【彩花/あやか】孫の嫁?
    【オーナー】まり子さんがしばらく滞在したネカフェのオーナー。まり子さんと同年輩くらい? の女性。
    【クロ】ズタボロになっていたのをまり子さんが拾った黒猫。前の飼い主が老いて孤独死したせいか声を失っている。まり子さんと前の飼い

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    2025年07月22日
  • 傘寿まり子(1)

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    学習マンガリストから。タイトルからは、主人公がおばあさんであろうことしか読み取れない訳で、実際読んでみて、なるほどこういう風か、と。傘寿における家族との向き合い方とか、新しいことの始め方とか。これは話題としても興味深いし、何より物語そのものが面白いのが〇。続きも読みたい。

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    2024年07月05日
  • またのお越しを(1)

    無料版購入済み

    惜しい

    和雑貨カフェくくりやさんはいいなと思いました。こういうお店は夢を詰め込んだようでいいんだけれど経営は厳しいのわかる‥こだわりを通そうとするほどにコストもかさむだろうし。
    題材は好きなんだけど、キャラクターのお顔が‥鼻が描かれてないのにいつまでも慣れることが出来ない。かやさんのキャラもよく言えば屈託がない感じがいいのでしょうがあまり好きになれなかった、残念。

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    2023年11月18日
  • 傘寿まり子(1)

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    ネタバレ

    何故子供が独立せず同居しておいて、
    持ち主である親に内緒で建替の話を進めるのか。
    家が手狭なら子供らが出ていけば良いのに。
    家出するのが大人げないと言えば言えるが気持ちは分かる。

    猫を漫画喫茶に連れ込むのはやめて欲しいし
    しかも野良でノミがいるままなんてちょっとしたテロだ。

    家出していた母を息子が心配していたのは良いが
    他の人たちは心配していた様子も無いし、
    息子も平謝りというより母に怒っている感じだし。

    車に轢かれるのもびっくりだったし、ちゃんと病院に連れて行くという話にもならないし
    動物病院周りの話も正直色々引っかかるが
    80歳にして憧れの人と愛猫と同棲を始めると言うのは良いと思う。

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    2023年05月20日
  • 新装版 凍りの掌 シベリア抑留記 分冊版(1)

    aki

    購入済み

    戦争もの

    作者の父親の体験をベースに描かれています。35P。東洋大学予科の学生だった昌一は戦況が悪化した結果、臨時召集令状を父から受け取り……。さしたる訓練もできぬまま、朝鮮→満州へとやって来た昌一。寒さの厳しい中、正しい情報も伝わらず……。絵柄は素朴ながら、これから恐ろしいことになりそう。

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    2023年02月11日
  • BE・LOVE 2022年12月号 [2022年11月1日発売]

    ネタバレ 購入済み

    菫ちゃんは前からだいすき

    太一と菫ちゃん
    千早と新
    この組み合わせが良かったな

    違う未来になっても菫ちゃん...
    新には手を出さないでお願い

    新がきれいな女の人と話してて
    ヤキモチ妬く自分に驚いたけど
    そのきれいな女の人は千早で更に驚いた笑

    番外編でもいいから
    千早と新の未来を見たい

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    2022年11月01日
  • 傘寿まり子(2)

    購入済み

    幸せそうだけど…

    仕事もプライベートも充実しきりで善きかな~と思ったのに何やら暗雲立ち込めて…。
    まぁこのまま何もかもうまくいっちゃあつまんないよね。山あり谷あり結構!
    しかしリフォームに浮かれている初子、お前は気付いていない。近い将来、義母と同じ道をたどることになるかもしれないということに。
    この世についの住みかを終われる立場の年寄りがどれだけいるのだろうとしみじみ考えさせられました。

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    2020年09月01日
  • 新装版 凍りの掌 シベリア抑留記 分冊版(1)

    Ki

    購入済み

    日常からの戦争

    寄席を見て帰宅したら召集令状をもった親が下宿に来ていたというエピソードに震えた。普通の学生が召集令状が届いた2日後に軍隊に入り、2週間後には戦地に赴く。これが戦争かと思うと共に、これは戦争の恐ろしさの入口でしかないと思うと、平和の大切さが身に染みる。

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    2020年08月17日
  • 傘寿まり子(1)

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    自分の祖母と重ねてしまって、楽しいはずの作品を100%楽しめなかった…

    彼女もこう思ってるのかな。どういう気持ちなんだろう。すこしボケ始めてるけれど、ちゃんと話さなきゃいけないな、最近ちょっと蔑ろにしてた。だめだ

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    2020年07月18日
  • 新装版 凍りの掌 シベリア抑留記

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    当たり前だが、戦争に負けるってことは「武装解除」ということ。法治下状況でさえ銃を持つ者には逆らえない、まして 「敗戦」と聞かされ殺されても訴えるところもない。しかし“敗残兵”を労働力として利用するのを狙っていた。上官は指図して労働しない。超厳寒、栄養不足/「ソ連とは戦争していない(ソ連からの侵略)」と池田大作『人間革命』にも書いてある。’56年、日ソ協定で補償を求めないのが確定されてやっと最後の抑留者が帰国した/武装解除憲法を持っているために在日に好きなようにされてまだ「平和…」に執着する人もいる…米軍に

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    2020年03月10日
  • 築地まんぷく回遊記

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    前作に引き続き、築地の楽しい案内本。
    もろ、築地に行きたくなってしまう。
    1店に占める記事の多さはかなりツボ(^^♪
    他の店も取り上げてほしいので、
    続巻、頼みます(*^_^*)

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    2017年10月19日
  • 傘寿まり子(3)

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    201705/1~3巻まとめて。80歳の魅力的なヒロイン。でも、作家という設定なので飛び出していけるのかも、職のない高齢者にはやはり厳しいよね…と読んでてもつい現実を思ってしまった。

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    2017年05月21日