おざわゆきのレビュー一覧
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最高の大団円
おざわ先生、素晴らしいエンディングありがとうございます。ネットカフェから始まり、Zoomの対談配信まで、80才のヒロインの活躍を見せていただきました。最終回の畳み方も素敵です。
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理想だけじゃ上手くいかない
終の棲家のはずの我が家に居場所がなく80歳にして家を出て生活しようとしている作家の女性が主人公のお話の第三巻。
前巻ではかつての憧れの男性の八百坂(やおさか)さんと彼のマンションで同棲を始めたまり子。
幸せな日々を送ると意気込んでいたがまり子も八百坂さんも老いにより生活がうまくいかない中、まり子の新作の為の取材旅行中、八百坂さんの運転する車は高速道路を逆走してあわや大惨事になってしまうところだった。
それぞれ別に警察によって事情を聴かれる二人のもとに八百坂さんの娘がやってくる。
父親が事故を起こしたことでピリピリしている彼女に追いうちをかけるように母の葬儀に来ていた女性が父と同棲し -
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老人同士の同居
四世代の同居によって終の棲家と思っていた自宅に居場所を感じない80歳の女性が家を出るお話の第二巻。
全巻では家の建て替えについて話している息子の嫁と孫息子の嫁の話や、知り合いの女性作家が自宅で同居生活を送りながら孤独死したことをきっかけに自分の人生について考えた結果、自宅を出たまり子。
最初はホテルに泊まっていたが、金銭的なことを考えてネットカフェ暮らしを始める。
外の空気を吸うために公園に行ったところ野良猫と出会いこの子をほっとけないと無断でネットカフェに連れ込むが、オーナーにバレてしまう。
そこからオーナーが懇意にしている動物病院で一時的に預かってもらう代わりにその間に何としてでも -
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80歳からの家探し
主人公は傘寿、つまり80歳の女性まり子。
作家の仕事をしている。
15年前に夫を亡くしていて、家では最近生まれたひ孫を含めた四世代家族で暮らしている。
はっきりいって家が手狭になってきている。
そしてまり子にとっては息苦しさだけではなく、自宅なのに自分の居場所がないような居心地の悪さを感じていた。
そんなあるとき家族が家の建て替えでもめているのを聞いてしまう。
その言い争いの中で自分の存在がお荷物になっていると感じたまり子はふさぎこんでしまう。
暗くなっているまり子に追い打ちをかけるように作家仲間の女性が亡くなったとの知らせをうけ葬儀に駆け付ける。
そこでお悔やみの言葉を言った -
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星降る王国のニナ目当てで買いました。クーポンを使ったので半額の値段で買うことができ、とてもお得だと思います。目次から目当ての作品のページへ飛べるのでとても便利です。これからもここで買おうと思います。
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80歳に涙する!
80歳のおばあちゃんの話…と思っていたのに、
予想に反して、続きが気になって一気に読んでしまいました。
主人公のまりこさんが魅力的で行動的。
次から次へと起こる問題にテンポよく対処していく姿が気持ちよく、応援せずにはいられません。
そして頑張る姿に思わず涙してしまいます。
誰かにおすすめしたくなる、続話が待ち遠しい一冊です。 -
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おもしろい
ある日4世代が暮らす実家を出て一人暮らしをすることにしたおばあちゃん。お年寄りが大切にされていたのは昔の話。持て余されているお年寄りが少なくはない今の世の中、どうやって新しい生活を手に入れるのか。続きが気になります。
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厳しさと楽しみ方
面白いです。続きが気になります。現実的で、かなり厳しい話だと思いました。ネコちゃんのクロ泣き声は出ないけど、なぐさめてくれる。ネットカフェのオーナーは、かなりの現実派そこが、また面白いです。
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少女マンガ風のシニア漫画
雰囲気は、おばあちゃんが主人公の少女マンガだと思っています。そこに時々ギクっとするような高齢者問題が挟み込まれる展開で、この先どうなるのかなー?と気になります。
猫のクロと、ド派手なツンデレ不動産屋さんが個人的なお気に入りキャラです。 -
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まり子さん最高
80歳とは思えない、その行動力はとっても素晴らしいですね。
糸が絡まった事柄に強いまり子さん。
何事にも粘り強く進んで、自分の納得のいくまでやり遂げる。
私はまだ、アラ還です。
いつも元気を貰っています。
こんな素敵なコミックがあるのは、やはり長寿社会の恩恵でしょうか。 -
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「年寄り」でひとくくりにする雑
まりこさんは元気だけど
仕事もない、体力もない、家族もいないお年寄りもいる
死ぬまで現役で働き続けているお年寄りもいる
自分だっていつかは年寄りになるのに
嫌ったり、迷惑がったり、恋愛するなんて気持ち悪いと言い放ったり。
そんな雑さに気付けました。
自分はそんな人間じゃないと思っていても
勝手にバイアスをかけて見ているんだなあって。
生きている間は、何歳だって笑って楽しい時間を作るべきだと改めて思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ昭和19年12月7日、戦時下の名古屋を襲ったのは昭和東南海地震。壊滅的被害を受けたことを日本軍は隠したつもりで、世界の地震計が感知していたのだから筒抜け、そして弱り目を狙って始まる名古屋大空襲。「地震の次は何をお見舞いしましょうか?」米軍のばらまいたビラの文言は、当時の市民を怯えさせるのに十分だったことだろう。一少女の感じた戦争、戦時下の生活。花形の軍需工場に動員され、たらふくご飯を食べて贅沢な暮らしをしていた裕福な友達が、爆撃で死ぬ。このあいだ、死にたくない替わってよ、と泣いて叫んだ友達が。静かに描かれる物語の中にかいま見えたのは、女子供の立場の弱さ、教育の大切さ。学徒動員された子供たちは勉
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シベリアの昔と今
現在、シベリアに住んでいる者です。
描かれてる場所よりはるか西ではありますが、ここにも日本人の建設跡があります。
山岳地帯の幹線道路です。あちらこちらで工事がなされているものの、未だに日本人が作業した所だけは補修が要らないのだそうです。
こんなに苦しい中で、それぞれが一流の作業を行ってたこと、驚嘆に値します。彼らの労苦のおかげで今、日本人はロシア人から尊敬されています。
苦しみの中で、絶望しながらも見事な仕事をされた先人の人間性を今、学びたいと思います。 -
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さすがおざわゆき先生
新しいジャンルの作品だと思って作者をみたら納得…!とすぐに全巻購入決定でした。レビューで多かったマンガ的展開なのはマンガなので当たり前です。それ以上に次へ次へ、と読みたくなる気持ちにさせられるのはさすが!ひとしきり号泣もさせてもらいました。活力をもらえる作品です。次号が楽しみです。