あらすじ
80歳のベテラン小説家・幸田まり子は、四世代で暮らす家で居場所がなくなり家出を敢行。
長年執筆してきた文芸誌からも見放されるが、自ら編集長となりweb文芸誌「レトル」を立ち上げ、新たな活躍の場を見出していく。
同世代のカリスマ作家や若手クリエイターなど、これまでとは違った仲間たちから刺激を受け、充実した日々を送るまり子。
だがあるとき、リフォームした家で幸せに暮らしていると思われた幸田家の面々が、全員家を出て離散している事実を知る。
息子のこうじから、「家をやる」と言われたまり子は、幸田家をもう一度元通りにすると決意するが…!?
老後の人生に希望を抱かせた、80歳のおばあちゃんの冒険譚がついに完結!!
感情タグBEST3
最高
前から、ずっと気になっていました。
面白くて、スイスイ読めます。夜ふかししてまで、読んじゃいました。
まり子さんの人柄、周りとの関わり。応援したくなります。
Posted by ブクログ
完結してしまった。 80歳のおばあちゃんが家出して、編集社を立ち上げて、たくましく生きていく話。シャッター街、ペット問題、家族問題等々沢山のリアルな現代社会のテーマを乗り越えてきた。 現実にはなかなか漫画のように上手くいかないけれど、私の近くにはプチまりこさん的な人が沢山いて、私もそんな風になれたら、世界は少しづつ変わっていくかなぁって思った。
おざわ先生、お疲れ様でした。
まだ50代なのに
次々にやってくる老いの気配に怯えて過ごしています。頭の中は「花と×」のマンガでときめいていたあの時と、変わらないのに、現実を取り巻く環境はウキウキとはまるで正反対の錆びれたことばかり。でも最近電子書籍のマンガでポツポツと私の成長のない女子心を解放してくれる作品が出てきて…。この作品もその1つ。端々に「結局は若いもんには老いのリアルはわかんね〜だろうな」と思うところはありつつも、ゴミ屋敷にならず、頭もはっきりしてれば、まだまだウキっとできるかも、という夢を見せてくれる作品でした。
最高の大団円
おざわ先生、素晴らしいエンディングありがとうございます。ネットカフェから始まり、Zoomの対談配信まで、80才のヒロインの活躍を見せていただきました。最終回の畳み方も素敵です。
やばい、感動した、名作だぁ!
主人公より20歳以上若い自分だが、スタートから考えさせられるものがあった。マンガを普段読まない人にこそ読んで欲しい名作だと断言する!
この巻で完結なのはすごく寂しい。まりこロスは必死だ...