【感想・ネタバレ】あとかたの街(3)のレビュー

あらすじ

お正月は敵も襲ってこない――そんな楽観をよそに、昭和20年1月3日、来襲したB-29。さらに1月13日にはまた巨大地震が。空襲、そして地震。住み慣れた街は驚くような速さで姿を変える。そんな中、疎開中の三女・ときの様子を見に、あいは父とともに岐阜へと向かった――。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ページを追うごとにB-29の機体が大きく禍々しく描かれており、戦争がすぐそばまで迫ってきている事ともに、あいの中の恐怖が大きくなっている事がよくわかる。

0
2015年03月15日

Posted by ブクログ

民衆も戦争に巻き込まれていく。
日常がなくなっていくというのはとても不安になるものなんだと思い出させてくれる。
何でもない日、仕事に行くのがだるい日、そんな日々が幸せなんだよね。
平和が当たり前になっている私たちにハッと気付かせてくれる。

戦争はきっともうすぐ終わるよって教えてあげたくなる。

0
2016年11月30日

Posted by ブクログ

先の大戦における、名古屋の一般庶民の生活を描いた漫画の第3巻。いよいよ空襲が激しくなり、軍需工場だけでなく住宅地にも爆弾や焼夷弾が落ちてくるようになった。そのような中で、自前の防空壕を掘ったり、家の屋根板を外したり(焼夷弾が屋根板に挟まると被害が甚大になる)、市民の涙ぐましい努力がリアルに描かれている。重たいストーリーにも関わらず、作風はどこかほのぼのとしているところに救われる。

0
2015年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

画力がかなり上がっている。
洋三一家が合流し、疎開先で虐待されていた三女を呼び戻す。戦局は悪化の一途、とうとう民家まで狙われる。

空襲だけじゃなく、また地震、夜間統制、配給、ストレスフルな人間関係がある一方で、主人公の身近ではまだ希望がある。

希望だけでは生きていけない、という一文が重い。

0
2015年07月31日

「女性マンガ」ランキング