【感想・ネタバレ】あとかたの街(4)のレビュー

あらすじ

昭和20年3月19日、午前2時すぎ。氷点下4.6℃という寒さの中、ついにあいの真上にやって来た空襲。初期は航空機産業を破壊する目的だった。しかし今、名古屋大空襲は、無差別に、"市民"に牙を剥く――。全てが焼かれ、逃げ場はなく、木村家は乳母車と共に立ち尽くすばかり…。第44回(2015年度)日本漫画家協会賞コミック部門大賞受賞作! 同時受賞「凍りの掌 ―シベリア抑留記―」も同時配信!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

名古屋空襲、すさまじく卑劣な攻撃に恐怖と怒りで度々本を置いて一呼吸しながら読みました。
こんな攻撃をなぜ民間を狙って出来たのだろうか。
戦争は人間1人1人なんてどうでも良いのだな、というのを感じる。

ミサイルの形状や仕組みもとてもわかりやすく描かれている。

0
2016年12月02日

Posted by ブクログ

名古屋大空襲で逃げ惑う主人公一家を描いた巻。火の海で焼け出された人々のリアルな描写にひたすら圧倒された。

0
2016年04月01日

Posted by ブクログ

ただ生き残るために。
ただ祖国のために。
あの時の人のほうがよっぽど生きているな。
今の自分は周りに物がありすぎる。選択していかないといけないと思った。

0
2016年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夜間の空襲の最中、家を失い、焼け出された人々が逃げ惑う。米軍が虫けらのように日本人を殲滅しようとしたことに戦慄。

逃げても逃げても地獄絵。
防空訓練なんて通じない。防空壕に逃げ込みたかったのに、自分の命が精いっぱい。エゴによって生死を彷徨う。そして、そのエゴによって天罰のように人が死ぬ。

メインキャラクターの1人があっけなく犠牲になったのには驚いた。作者の母がモデルなので、あくまで作りごとの部分だとは思うが、当時、珍しくはなかっただろう。

空襲から一夜明けたのち、主人公の旧友の悲劇に立ち会う。焼け出された一家は遠縁に身を寄せるが、そこでも厄介者扱い。

戦争が怖いのは兵器だけじゃない。
同じ民族、同じ国、同じ地域、家族、きょうだいが、生き別れになり、そして憎しみあってしまうこと。

ここまで戦時下の人の荒みを描き切った戦争漫画もないだろう。たまにある、かすかな美談に泣ける。

0
2015年08月09日

Posted by ブクログ

3月19日未明〜名古屋大空襲(第一派)深夜に照明弾を投下し名古屋産業を壊滅させようと計画的に、爆撃目標を定め迎撃(消火活動も)しにくいのなか、「先に木造家屋が燃えやすいようにナパームを散布してから」焼夷弾を雨あられと落としてきた。財産に執着した者は家屋もろとも焼かれた(まるでボンベイの噴火)。あいたちは大八車に乗せて逃げ惑い、火炎大竜巻に巻きこまれなかったのは幸運、大勢の人が避難した場所が全員死亡の惨状。防火訓練(焼夷弾をすばやく処理)も防空壕もマイナスに/生活基盤を失った被災者を出すのが空襲の目的か?

0
2022年03月21日

「女性マンガ」ランキング