森浩美のレビュー一覧

  • 終の日までの
    シリーズものとは知らず手に取ったが短編ものなので問題なかった。家族の微妙な機微を上手に醸し出していて面白かった。遅ればせながら第一弾から読んでみようと思う。
    あらすじ(背表紙より)
    母が他界した五年後に、独り暮らしの父が亡くなった。納骨を済ませ子供たちは実家に集まり、ぽつりぽつりと両親の想い出話をす...続きを読む
  • ほのかなひかり
    「聖夜のメール」で一番泣いた!
    「共感度100%のイチオシ家族小説集」との帯が付いてた。共感度100%は言いすぎだけど、共感できる話(登場人物)が多い。良くも悪くも、有り得ないような設定がなく、身近に起こり得るような短編8作品。
  • ほのかなひかり
    最初から最後の話まで、感動的。
    無理矢理なお涙頂戴に持っていかないところは流石。
    映像が見えるがごとく無理のない展開でおもしろい。
  • ひとごと
    あらすじ(背表紙より)
    交通事故で幼い息子を失って以来、亀裂のできた夫婦の縁を描いた「桜ひらひら」。妻が娘を残して家出。イクメンとして有名な夫だったが、実際は何もできず…「仮面パパ」。一見バラバラな8つの物語は、幼い息子を虐待して殺してしまった母親のニュースに触れる8組の人々を巡っていく―。それは“...続きを読む
  • 家族の見える場所
    家族シリーズ
    いろんな家族の在り方
    自分と重なると泣けてくる

    家族って大切だなって思う
    自分が子供だった頃が私にとっての家族像かも
  • 小さな理由
    家族をテーマにした短編集。
    暖まる面もあれば切ない面もあり、家族の形は色々なんだなあと考えさせられる部分もある。
    自分に家族が出来たら、どんな家族になるんだろう。
  • 夏を拾いに
    昭和を舞台に3人の幼馴染が学校のヒーローになろうと
    不発弾を探そうと奮起する。スカした転校生と仲良くなったり
    学年上の不良に絡まれたりと言った日常を織り交ぜながら
    ストーリーは進む。
    想像通りの展開だと思うし、特に派手な盛り上がりが
    ある訳でもないが、
    スタンドバイミーのような小説を描きたかった
    ...続きを読む
  • 家族往来
    シリーズ6作目(のはず)。
    どの作品も読むと心が温まります。

    それぞれがどうとは言いませんが、これからも
    折に触れて読んで行きたいシリーズです。

    次巻にも当然期待です!
  • 家族往来
    家族をテーマにした短編集。どれをとっても穏やかな結末にホッとしました。これってこの方の短編集6作目なんだそうですね。あとがきに書かれてました。うーん、やっぱり今の時代にピッタリなんでしょうね。
  • 夏を拾いに
    小学生男子4人のひと夏の冒険・友情物語。
    前半は少し退屈したが、後半は引き込まれてラストまで一気に読めた。
    子供のころの損得のない関係はいいなあと懐かしくなる。
    昔も今もいろいろな立場、環境におかれている子供たち。それでも一生懸命たくましく生きている。昔も今も。
  • こちらの事情
    特に印象に残るお話というわけではないが、さらっと読めて、なんとなく「いい感じ」のお話が集まってる本。
  • ほのかなひかり
    悩んでいたり、苦しかったり、人生思い通りにならないことだらけだったとしても、「ほのかなひかり」が見えれば、それを糧に人は生きてゆける、優しい気持ちになれる本。
  • 家族の分け前
     いつの間にかうまくいかなくなっていた…停滞した空気に支配された毎日。だが、ふとしたことで“気づく瞬間”が訪れる。少し霧が晴れ、見えなくなっていたものが見えて、いま、新たな一歩を踏み出せる―。ラストに希望の明かりが灯る、大好評、家族シリーズ短編集の第4弾。夫婦、親子の関係を見つめる、珠玉の作品集。
  • ほのかなひかり
    家族小説は心をほのぼのさせてくれる。そんな家族小説の中でも一級品な作品の集まり。他の著書もぜひ読んでみたい!
  • ほのかなひかり
    いろいろな家族の話 それこそよくありそうな話を
    心温まるような話でまとめた短編集 

    褒め屋 が個人的には かなり ヒット
  • 父親が息子に伝える17の大切なこと
    チェック項目5箇所。先に生まれた大人は子どもたちを、自分たちの都合のいい大人に育てみちびかなければいけません、それが本書のテーマです。やり直すということは本当はものすごく過酷なことなんだ、特に人生はない。いちばん肝心なことはもしも、この子犬が死んだとき冷たくなった死骸をお前のその手で土に埋めてあげら...続きを読む
  • こちらの事情
    表紙裏
    愛の消えた生活、ままならぬ人生・・・でも、人は努力する。そこにドラマが生まれる。「どの物語にも最後は“光”を残した。“救い”と言い換えてもいい」(著者あとがきより)。『晴天の万国旗』は数々の試験問題に、そして『荷物の順番』『短い通知表』『福は内』はラジオドラマの原作に選ばれた、珠玉の短編集。...続きを読む
  • ほのかなひかり
    一編読む度に涙が。
    みんなにはみんなの人生がある。
    私には私の。
    改めていろんな事を考えさせられた。
  • ほのかなひかり
    今日ご紹介するのは森浩美さんの「ほのかなひかり」という一冊。
    家族にまつわる心温まる素敵な短編集です。

    ある日突然の事故で夫亡くした妻。
    小学生の一人息子育てながらも、
    優しかった亡き夫の面影が忘れられず傷心の日々を送っていた。
    いつも「大丈夫だよ」と言ってくれる夫の言葉が支えだった妻は、
    亡き夫...続きを読む
  • こちらの事情
    ラジオドラマっていいですよね。

    最近はラジオなんてほとんど聞かないけど、若かりし頃は夜はラジオを聞きながら勉強という定番スタイルでした。

    テレビの映像があると、俳優のイメージが重なってしまうけど、音だけの世界だと、自分の思いや経験が頭の中で映像となって自分だけの世界が広がる。

    本を読んでいるの...続きを読む