森浩美のレビュー一覧

  • ほのかなひかり

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    些細な家族の日常を切り取った短編集。家族だからこそ僅かな成長が嬉しいし、言えずに心に仕舞うこのもあるし、時々ぴりりと毒も吐く。
    我が家も含めてどの家も少なからず平穏無事な家庭ではないからこそ、どこかの話に引っかかるものがあるのだと思う。
    読み終わるとき、ほっこりと心が暖かくなった。

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    2022年10月15日
  • 家族の言い訳

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    好きな歌手の歌の作詞をされてたので気になって。
    「ホタルの熱」は人前で読んだらダメなやつ。
    私は電車で読んじゃって失敗した…

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    2022年05月14日
  • 家族の言い訳

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    心温まる家族物。
    作者も書いているとおりストレートな作品で、捻った面白さはないかもしれない。
    少し物足りなさを感じるが、穏やかになりたい時などにおすすめ。

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    2022年03月24日
  • 家族ずっと

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    色々な家庭の話がオムニバスで。
    表には出ていなくてもそれぞれに家庭内に事情がある、その実情がよく書かれていて面白かったです。全て実話であってもおかしくない位日常感があった。

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    2022年02月07日
  • ほのかなひかり

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    ネタバレ

    つまらなくはない。苦手なジャンルだが心温まる話も半分くらいある。
    心に残ったフレーズ
    ・男っていうのはなかなか普段の子供の成長を見られない。ただ、その普通の暮らしの中にささやかな幸せがあるって事を忘れちゃいけない
    ・これからは君が中心になって思い出を重ねて言ってくれ。バトンは渡したからな、頼んだぞ。
    ・人生のマウンドってやつはさ、一度上がっちまったら自分一人で投げ抜くしかないんだ
    ・涼子さんは優しくて笑顔が素敵で一生懸命生きています。
    ・抱えた問題を解決できるのは自分だけだ

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    2021年11月14日
  • 父親が息子に伝える17の大切なこと

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    読みやすく、かつ、大人になって感じるような毒がマイルドに子供に説くように書かれていて読みやすかった。軽く読書を始めたい方におすすめ

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    2021年07月15日
  • 家族の言い訳

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    ネタバレ

    心に残った言葉
    あなたは、全部勝とうとするから、棘が、でちゃうの。
    人生なんて結局、51勝49敗程度で、いいの。
    でもね、その二つの勝ちが、最後には、物を言うんだから。…本当に賢い女は、負けてあげられる余裕をもってるの。それはね、小さくても、幸せに繋がる急所の掴み方を、心得てるってことなのよ。

    心に、響いたなあ~。

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    2021年05月15日
  • 家族の言い訳

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     家族に悩まされ、家族に助けられている。誰の人生だってたくさんの痛み、苦しみ、そして喜びに溢れている。

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    2020年06月18日
  • ほのかなひかり

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    今となっては、どんな高価な宝石よりも、息子の成長を見守る一緒の時間がほしかった。人は、本当に大切なものを知るために、大きな犠牲を払わなければならないのだ。(聖夜のメールより)
    本当に心に染みる。

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    2020年06月11日
  • 終の日までの

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    身近にいる人たちのの経験を描いているような現実さがある。どのストーリーも主人公が私より少し上の世代くらいだからか、今後自分が向き合うであろう未来を考えてしまった。

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    2020年01月01日
  • 家族ずっと

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    「家族」をテーマにした短編集。最近プライベートで「家族ってなんだろう」って考えることが増えたため、気になって購入。
    ほろりとするお話がつまっていた。

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    2019年09月01日
  • 家族の言い訳

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    3.6
    家族とは・・

    とひたすら問いかける短編集

    ◯ホタルの熱
    商売の失敗から追い詰められた夫が蒸発し生きて行くことに疲れた女。
    死への旅立ちに幼い息子を伴い訪れた温泉地で、発熱する我が子に狼狽え、回復を祈る。
    そこで巡り合った民宿の女将は・・

    ◯乾いた声でも
    クモ膜下出血で急逝した夫の供養に訪れた上司・武井とのやり取りがキッカケで、すれ違っていった自分達夫婦の姿を振り返ることに。

    絶対的な味方を、
    たったひとり持てたなら、世の中全部を敵に回しても闘えます!

    ◯星空への寄り道
    友人と始めたウェブ製作会社が破綻し、後始末を済ませた男が乗り込んだタクシーの運転手は、慇懃すぎる初老の男だっ

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    2019年06月29日
  • 家族の言い訳

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    悲しく、残念な状況に陥った家族の状況を切り取った短編集。
    家族と言うのがキーワードだな、40過ぎてしみじみ分かる悲しさもあり。親が子を思う気持ち等。

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    2019年06月25日
  • 家族の言い訳

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    前評判を聞いて期待しすぎたか、

    正直、そんなに心に響かなかった…。
    自分は心が荒んでいるようです。
    それぞれ涙が止まらなくなる展開を想像していた。

    長編だったらもっと感情移入できたかな。。



    その中でも一番目に留まったのは 「乾いた声でも」。
    恐ろしさで目が覚めたのは 「カレーの匂い」。。

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    2019年05月28日
  • 家族の言い訳

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    いろいろあって積読になっていたのを、ようやく読みきった。
    家族との関係は深いような、希薄なような、自分の家族との関係を考えさせられる話だった。

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    2019年05月23日
  • ひとごと

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    著者の作品らしく安心感、安定感があります。
    設定、描写が細かくリアルで「ひとごと」ではありませんでした。

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    2018年09月08日
  • ほのかなひかり

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    この短編集、心、暖まりました。

    日常に潜む小さな希望を描いた作品。

    奥さんに勧めようと思う。

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    2017年09月19日
  • ひとごと

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    夫婦や家族を描いた短編。
    事故で子供を失った夫婦。
    事情を抱えた妊婦。
    外面のいい夫(父親)。
    父と息子と孫。
    養子を迎えた夫婦。
    母と息子。
    捨て犬。
    嫁姑問題。
    それらは、どこかで子供を虐待して殺した母親のニュースに触れているという形になっているらしいし、確かにそうなんだけど…そういうのがなくても、それぞれの話は良かった。

    2017.2.23

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    2017年02月23日
  • ひとごと

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    想像より仰々しくなくて日常のような。
    少しずつ毒があるけど、優しさでつながると信じたい。
    よくもわるくも、片意地張ってられないのが親子なのかな。

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    2017年01月02日
  • ひとごと

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    家族をテーマにした短編集。それぞれがじんわりときて良い。どんな人だろうが家族という関わりはあり、また一寸先にどうなるかわからない。近しいからこそ様々な感情が絡み合う存在。

    そこに見る家族像は果たして『他人事』なのだろうか。

    どの短編にも同じ内容のニュースの一文を入れており、どの章の結果にも左右しないが、一つの本としての完成度を高めていてうまいなぁと思う。

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    2016年10月10日