森浩美のレビュー一覧

  • 夏を拾いに

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    子どもが成長する夏の物語。
    そんな夏が私にあっただろうか。この物語の子どもたちのように何かを求めて、成し遂げたことはなかったな、と今思う。
    子を思う父の気持ちというものも垣間見れた。

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    2012年11月26日
  • ほのかなひかり

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    どこにでもある日常の中での、ほんのり心あたたまる話や、グッとくる話が何個か収録されている。夫を亡くした妻と1人息子の話、頑固親父の粋な計らいと娘への愛情に胸が熱くなった。

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    2012年09月05日
  • 小さな理由

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    家族の別れの物語が、あたたかく描かれています
    悲しい物語が多いですが、読み終わった後、ほんわりと優しい気持ちになれました

    自分の家族について今一度、考えさせられる短編集でした。

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    2012年08月21日
  • こちらの事情

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    家族のあったかくなる短編集。葡萄の木の話が一番好きです。前作に続き、この本もすごくいいですね。次回作も読みたくなりました。

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    2012年03月21日
  • こちらの事情

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    前作といえる「家族の言い訳」を心地よく読み終えて、期待を込めたこの作品。
    そこそこの暖かさを感じさせてくれるが、「家族の言い訳」ので気が良すぎたということなのか。
    とはいえ、人生半ばを過ぎたごく普通の人々のごく普通の悩みが目をそらすことなく描かれている。
    そして彼らは明快な解決は得られないものの一筋の光明を得て先の人生を歩み出すことになる。

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    2012年01月20日
  • 小さな理由

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    筆者のあとがきが素敵。

    人は生きていけば悩みは増えるばかりだから、「日々厄介な出来事が次々に降りかかる中で、小さな幸せを見いだせるバランス感覚を持つことが、大人になること」だそうな。

    明日も、小さな幸せを、いっぱい見つけられる一日になりますように。

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    2011年12月26日
  • 小さな理由

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    「家族の言い訳」、「こちらの事情」に続く森浩美さんの家族シリーズ 第3弾
    いろいろな家族模様を描いた短編8編
    結構辛い話が多く、泣けてきます

    ・いちばん新しい思い出
    離婚後15年振りに再会した娘のスピーチに泣けます
    ・夜の鯉のぼり
    これも離婚が決まり、妻の元に引き取られる息子との話
    離婚好きですね、森さん
    ・皿を洗う父
    まあ、父と娘はそんなに会話しないもんだ
    ・手のひらが覚えてる
    突然兄の家から転がり込んできた母親と久々に並んで寝るか・・・
    そんなことももう出来ないなあ・・・
    ・黒たまご
    夫に先立たれた妻と息子
    息子の行動が泣かせます
    ・玄関先の犬
    リストラされた男
    悲し

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    2011年12月10日
  • 父親が息子に伝える17の大切なこと

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    「SHOWME」や「抱き締めてTonight」を作詞した森氏の著書。挨拶の大切さや生きる意味、勉強する価値などしつけ、道徳、生き方に至るまで息子に伝えたい17のことを語りかける書き方で表している。

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    2011年12月05日
  • ほのかなひかり

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    わかりやすいってのが、最初の感触。

    それは、悪いことじゃないけど。

    疲れてる時とかには、いいと思うけどな。

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    2011年11月19日
  • こちらの事情

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    前作「家族の言い訳」の続編らしい。今回は前回より登場する主人公の年齢が高めで、人生を折り返し始めた40代、50代の日常が題材。


    なのに、この作品の方が心に響いたっていう!笑


    短い通知表
    福は内
    靴ひもの結び方
    荷物の順番

    あたりが好きだったなぁ~♪


    「何かを得れば、何かを手放さなければならないし、反対に悩み苦しんだ末、何かを手放すことで、別の大事なものを守ることもある。」


    「なにか

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    2011年11月01日
  • 夏を拾いに

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    心が温まるお話。
    昭和の夏の思い出って、何であんなに心がホッとするんだろう。
    私も田舎で育ってみたかった…ような気もする。

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    2011年06月27日
  • こちらの事情

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    誰にでも巡り会う様々な事情を綴った家族小説。登場人物が善人ばかりで、人生の底を感じるまでにはいかないところに不満はあるが、読み終えて温かい気持ちになる。何かを得れば何かを失う・・・人生はややこしいけど面白い。

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    2011年06月01日
  • 完全推定恋愛【全話収録版】

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    60編の恋愛ショートショートが詰め込まれた1冊。
    ちょっとした時間にさくっとひとつふたつ読める気軽さがいいです。短い中にもぐっとくる1文があったりと、ショートショートだからといって侮れません。
    60編も入っていれば当たり前かもしれないけど、かなりいろんな「恋愛」が描かれています。好みは分かれると思うけど、私はもう少し普通が多めでもよかったかなぁという印象。

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    2011年07月24日
  • こちらの事情

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    前作のレビューで重松清に似ていると書いたが,この作品集を読んでみると少し印象が変わった.題材の選び方は似ているが,作品がより軽い.あいかわらずうまいとは感じさせるが,大人が読むにはすこし安易に小さな感動を追い過ぎの気がする.中学入試によく出される理由はよくわかるが,逆に言えばすこしませた小学生にも理解できる程度の小説ということでもある.

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    2011年04月29日
  • 夏を拾いに

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    父親が小学生の息子に、自分が同世代だったころの冒険談を聞かせるわけだけど、その話自体は面白いのだけど、今どきの小学生はこんなに素直なのかなぁというのが感想でした。

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    2010年11月13日
  • 夏を拾いに

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    昭和の少年を描いた作品です。
    私とほぼ同世代。自転車が少年の宝物だった時代で、そういう所にかなりノスタルジーを感じます。
    定番のように三人組です。主人公のブンちゃん(文弘)が知性派、つーやんが癒し系、雄ちゃんが肉体派という配置も定番です。ただこれに、東京育ちですかした知性派の高井君が加わって、分解しそうになるのが一寸ユニークなところです。
    不発弾探しという子供の冒険を背景に、友情物語、いじめ(陰湿ではない)、淡い恋や親子の情などが描かれ、飽きる事無く楽しめます。
    でも、何だか残りませんね。どこか"薄さ”を感じてしまいます。
    まあ、読んでる時は面白いので、それはそれで良いのですが。

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    2016年07月31日
  • 夏を拾いに

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    古き良き時代のいたずら坊主。
    誰にでもある、ちょっと自慢したい思い出。
    わくわくして、輝いているのは伝わってくるけど、変に教科書的すぎて、共感したり心を動かされたりはしなかった。

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    2010年07月12日
  • こちらの事情

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    作者もつとめてそうしていたそうだが、最後に《光》が残るのがいい。
    弘兼憲史氏の『人間交差点』シリーズを彷彿とさせる。

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    2010年06月08日
  • 夏を拾いに

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    可もなく不可もなくといった感じ。
    子供時代の話の合間に、親になった主人公と息子の会話があっても良いのではないかと思った。

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    2010年05月18日