森浩美のレビュー一覧

  • 家族の言い訳

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    家族だからってなんでも許されるわけじゃない
    家族だからってやり直せるわけじゃない
    家族だからって仲がいいわけじゃない

    いろんな家族の物語。
    ほっこりはしなかったけどなんかこう。。。しんみりした。

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    2024年01月31日
  • 家族のかたち

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    過去に出版された作品のセレクト集。
    その点が残念ですが、良作の集まりなのでうるっときます。
    電車など人の多いところで読むのは要注意です。 貸

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    2024年01月26日
  • 家族の言い訳

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    様々な家族の形を描いた短編集。
    どの家族にも、いろいろな物語があり、理想とは違うことにも言い訳をしながら生きている。
    そんな家族の様子をいきいきと表現している。

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    2024年01月12日
  • 家族の言い訳

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    それぞれの家族との関係がリアルに書かれていた。自分自身の家族を思い返したり、主人公の心情と重ねて読んでみた。関係性はそれぞれ違うけど、家族の支えがあって今があるんだなと感じた。

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    2023年11月24日
  • こころのつづき

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    8つの短編集

    「人のこころに
    行き止まりはありません
    その先に······明日に······
    必ずつづきがあります」

    ○結婚式をひかえて実父にこっそり会いにいく女
    ○愛犬を亡くした男
    ○病気の伯母の代わりに伯母の同窓会に参加する

    ○昔の弱みにつけこまれて言いなりになる少年

    など

    傷ついたり弱くなった心に寄り添う優しい作品達
    良い作品がつまっています

    「ひかりのひみつ」
    「シッポの娘」
    「小さな傷」
    「Fの壁」
    が好き

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    2023年01月20日
  • 家族の言い訳

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    家族の話。
    それぞれが助け合い、支え合い、共に喜び合う。
    また、悩むこともある。
    そんな物語が8篇の本。
    中でも、「星空への寄り道」「おかあちゃんの口紅」が好きだ。
    どれも、心に染みる話だった。

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    2022年10月07日
  • 家族の言い訳

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    それぞれの家族に固有の苦悩や愛情、幸せの形がある。
    リアルな描写に感情移入しやすく、自分の言動や家族関係を振り返らずにはいられなくなった。

    特に「おかあちゃんの口紅」は、我が母を重ねてしまい涙腺が緩んだ。
    親の心、子知らず…とはよく言ったもので、遠く離れて暮らす今も母の愛を感じることがあり、早く親孝行せねばと焦りが募る。

    優しい気持ちになりたい時に読み返そうと思う。

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    2022年09月10日
  • 家族ずっと

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    このシリーズはいくつか読んでいて今回はその中でも孤独について考えさせられる短編集。
    果たせなかった思い、やり直す事も出来ない現実に向かい合う姿に自分の老後の事をも浮かんでしまった。大切なはずなのに傷つけてしまい、守る事が出来なくても生きている人間はその後も生活を続けていかなければならない。家族でいられる時間は奇跡なんだと思わされる作品。

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    2022年07月13日
  • こちらの事情

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    手に入れる事に必死だった頃を経てそれを守るために必死になる年代の家族の話。
    互いの事情に精一杯でぶつかり合い、後で後悔してもやり直すのは難しく。
    それでも今から出来る事、互いの気持ちを伝える事でまた新しい家族の形が始まる。
    ありえなくはない出来事で平凡かもしれない毎日を守るために進んでいく家族の姿を描かれているこの本を読めて良かった。

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    2022年05月25日
  • ほのかなひかり

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    森浩美さんの家族小説です。この本も8編の短編があります。その中で良いなと思ったのは「思い出バトン」「噛み合わせ」でした。森浩美さんの小説は、読後に家族や相手を思いやる気持ちが伝わってくるところです。私は、この小説も心が癒されるものだと思います。

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    2022年03月07日
  • 終の日までの

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    森浩美さんの「家族小説」は何冊も読みましたが、今回は「人生の最期、終焉」がテーマとなっている8つの物語の短編集です。私は後半の4編が印象に残りました。家族間(夫婦、祖母と孫、母と娘)、家族同様の付き合いをしている者との間に大きく立ち塞がる「人生の終焉」の物語です。今後も森さんの作品に注目したいです。

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    2022年01月21日
  • 小さな理由

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    日常に潜む側から見たらなんてことないことかもしれないけど、その人にとっては大事な生きる糧になっているものを描いた物語。
    重要なのは、日常に潜んでいることだったと思う。
    何も非日常で、まるでドラマや映画のように予想外の出来事ではなくて、日常のほんの些細なことが私たちにとっては生きる糧になるだなと感じた。

    特に1話目のいちばん新しい思い出は、離婚し、離れ離れになった父娘のお互いを思う温かさに涙した。
    家庭の事情で結婚式には呼ぶことはできないけれど、それでも大事な存在であった父親に宛てて書いた手紙が胸に響いた。

    大人になればなるほど、自分の理想とは異なる予期せぬ出来事が起こる。
    離婚、家族の死、

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    2021年11月26日
  • ひとごと

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    この家族のシリーズを読むとほっとするのは、皆なんらか上手くいかない事を抱えながら日々を過ごしているのが普通だと思えるから。
    嫌な事から目を背けたり、逃げようとせず、図太く、したたかに、臨機応変に向き合う。
    これ、本当に大事。

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    2021年10月07日
  • 家族ずっと

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    森浩美さんの「家族」小説短編集です。8つの物語のうち、「父ちゃんとホットドッグ」「ピンクのカーネーション」「ぶかっこうなおにぎり」「サンタ失格」が良かったです。この4つの作品を読んで、食べ物や品物にその時の記憶や思い出が甦り、初めて相手(家族)の気持ちに気づくものだな、とつくづく思いました。

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    2021年08月16日
  • 家族の言い訳

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    無理やりのハッピーエンドではなくて良かった。現実もそんなもんだよなと共感したり、家族ほど難しい関係はないしどうにかしたくてもどうにも出来ない中でもなんとか前に進もうとする話しは良かった。

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    2021年07月05日
  • 家族ずっと

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    ホットドッグと埋め合わせ、がよかったです。
    ホットドッグは、昭和の名残の感じが父親を思い出させてくれたし、埋め合わせは、家族の大切な思いを周囲に広げていく感じが、バトンを渡していく相手は家族に限らないって思わせてくれて、印象に残りました。

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    2021年03月28日
  • 家族の言い訳

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    それぞれ短編小説となっていて、読みやすく、各家族の抱えている悩みが解決されて言う様子に、ほっこりしました。
    親だろうが、子供だろうが、悩みは抱えるもんだよなと再認識しました。

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    2021年03月02日
  • 終の日までの

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    終活短編集ではありますが重くて暗い印象ではなく、いつもの日常風景からの延長線上での「死」を捉えた物に仕上がっています。

    今回も大きな事件が起こるわけでもなく派手さはないけれど、心にしっとりと響いて来る内容です。

    「おばあちゃんのSuica」 では他界したおばあちゃんにもう逢って謝る事が出来ない主人公建太の後悔の気持ちが痛い程伝わり、切なくなりました。

    「親孝行したい時に親はなし」と言いますが、いつか必ず訪れるその日が来る事を頭に置いて悔いのないように生活して行きたいと心から思える作品集でした。

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    2021年02月27日
  • こころのつづき

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    1、ひかりのひみつ  2、シッポの娘 3、迷い桜 4、小さな傷 5、Fの壁 6、押し入れ少年 7、ダンナの腹具合 8、お日さまに休息を
    8つの短編が収録されています。

    森さんの小説には大きな事件や殺人など一切出て来ませんが読後感は心に残り余韻に浸れ温かい気持ちになれます。

    森さんの「家族シリーズ」もお奨めですが、この短編集もとても良かったです。

    ネットや新聞で人の嫌な面を見て落ち込む事もありますがこの小説を読むと、人間の優しさに触れる事が出来てホッとさせられます。

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    2021年01月26日
  • 家族ずっと

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    1父ちゃんとホットドッグ 2ピンクのカーネーション 3七夕生まれ 4だめもと 5裏窓の食卓 6埋めあわせ 7ぶかっこうなおにぎり 8 サンタ失格
    8つの短編が収録されています。

    森浩美さんの家族小説第5弾です。

    マンネリがちになるかと思いきや毎回新鮮な内容で女性以上に女性心理の描写が巧みで驚かされます。

    家族って良いなとしみじみ思える温かい作品集に仕上がっています。

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    2021年01月26日