森浩美のレビュー一覧

  • 夏を拾いに

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    受験に追いまくれる息子は夏休みも塾と家の往復で子供らしい時間を送る事が出来ずにいた。父がふと漏らした子供の頃の経験に興味を示す息子。父が語り始めたのは、夏休みに不発弾を探した冒険の夏だった。
    僕は少年小説大好きなんで楽しんで読めました。

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    2016年04月17日
  • ひとごと

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    仮面パパ、のなんとも言えない読後感。
    ひとごとだと思ってニュースを見てしまう、世の中がすごくリアル。

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    2016年02月07日
  • 夏を拾いに

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    現代の父子関係を契機に、古き良き昭和の子供時代を思い出す父の話。ま、いいこともあったし呑気な時代だったのは事実だけど、ちーとあの頃礼賛過ぎかなぁ。ヒミツキチやら爆弾探しやら、いかにもな題材は甘酸っぱいけど、確かに。

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    2014年08月08日
  • 家族ずっと

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    読む順番が逆になったけど家族短編シリーズの5作目。6作目の家族往来でも書いたが、主人公達が自己中心で好きになれない。もっと相手の立場で考えようよ・・・

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    2014年05月25日
  • 家族往来

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    家族短編シリーズの6作目で、私が読むのは4冊目だけど、どうも登場人物達に共感できなくてイライラするなあ・・・
    なんか自己中なんだよなあ、みんな。

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    2014年05月17日
  • 小さな理由

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    家族の、特に父親に焦点をあてた短編集。大きな事件はないけど、日常の父親の視点で書かれた作品は興味深い。当たり前だけど、父親は家族に愛情があり、うまく表現できないものなんだなーと。もちろん、興味がそもそもない人だっているだろうからある意味理想的ななのかもしれないけど、それでも多くの父親とは娘を息子をそして妻を愛しているんだと思える小説だった。

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    2014年05月11日
  • 家族往来

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    現代の家族をめぐるちょっと切なくてあたたかな短編集
    シリーズ6作目とか
    ハラハラドキドキというのではないけれど
    しっとりとひびきます
    ≪ やっかいで でも愛しくて 家族って ≫

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    2014年03月14日
  • ほのかなひかり

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    いつものように短編集です。
    どのこにでもありそうな話なんだけど、最後にはホッとするような終わり方をするというのもいつものパターンでしょうか。
    ただ、安心して読めるという点では満足しています。
    家族の話が多かったかな。

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    2014年02月28日
  • 推定恋愛

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    SMAPの「青いイナズマ」や
    ブラックビスケッツの「タイミング」などの
    作詞を手掛けた森浩美さんのショートショート恋愛小説。
    20代、30代の女性の日常心理を四季で切り取っています。

    スイカを丸ごと買う女性。
    夜中のコンビニまで自転車を漕ぐ女性。
    田舎の母親に転職したことを話せない女性。
    面倒なことを省いた恋愛を望む女性。
    1年9ヶ月で離婚を選んだ女性。
    どの感情にも共感しない女性読者なんて
    ひとりもいないんじゃないかなあ。

    一編がものすごく短いので
    強く感情を揺さぶられるほどのドラマ性には欠けますが
    たまにはこんな一冊も小粋でいいですねえ。
    個人的には半身浴や列車の旅など
    ちょっとゆとり

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    2014年02月16日
  • ほのかなひかり

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    家族の日常にあるささいな幸せがつまった連作集。
    夫を事故で亡くした妻に届いた「聖夜のメール」。娘を嫁に出す父が作った「想い出バトン」。5年前に別れた彼氏が歯医者として目の前に現れる「噛み合わせ」。会社をやめたいという部下、息子をもつ「リリーフはいない」。
    どれも読むと優しい気持ちになれます。

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    2014年01月05日
  • ほのかなひかり

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    ネタバレ

    日常のちょっとした断片を切り取ったような8つの物語。
    いずれも”家族”が共通のテーマとして描かれているけれど、大げさなお涙頂戴系ではなく、じんわりとした余韻を残してくれる8篇でした。
    「思い出バトン」が特に良かったです。
    お涙頂戴系ではないと書いたばかりですが、この1篇だけはボロボロ涙がこぼれてしまった。
    というのもこの物語でお父さんが娘に渡したあのプレゼントは、私が結婚したときに父が贈ってくれたものと同じで、当時の自分と重ね合わせて読まずにはおれず。
    ちょっとカラーの違う「ワイシャツの裏表」も好みでした。

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    2013年12月22日
  • ほのかなひかり

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    8つの日常の短編集。

    安心して読める、温かい本でした。
    どの話にも共感できるし、あーこういう人いるーと思えたりした。
    個人的には、一つだけ異色の『褒め屋』が好き。
    いいなぁー。若い男の子に癒される話。

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    2013年11月14日
  • 夏を拾いに

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    「夏を拾いに」森浩美 読んだ。タイトルに惹かれて。昔は良かった節全開で俗世が辛くなりそうだったけど、確かに、怖い親父と、子供らしい子供がいる時代に戻ってしまえとも思う。

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    2013年07月31日
  • 夏を拾いに

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    夏!ということで手に取りました。
    昭和の夏休み・・・という感じで、自分よりは年代が上だけど、いろいろなところで懐かしく思いました。
    あの頃に戻りたいー。(´ー`)

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    2013年07月20日
  • ほのかなひかり

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    ☆3.8
    どこにでもいる普通の人たちの、8つち小さな物語。どこにでもある日常を、「丁寧に掬い取った」ほのかにあったかい物語。
    「ワイシャツの裏表」「褒め屋」が印象深かったかなぁ。褒め屋、私も利用したい。でもあまりにも褒め方がわざとらしかったりすると、逆に興ざめしそうだし...と割と本気で褒め屋のあり方について考えてみる。

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    2013年04月25日
  • ほのかなひかり

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    読んでるときは「面白いなぁ」とは感じても、読後印象に残っている話は少なかった。あくまで小説、と割り切って、かつ暇つぶしに読むには良いかもしれない。
    好きな人はすごく好きなんだろうなぁ、こういう作品。最初の話は特に。

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    2013年02月17日
  • ほのかなひかり

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    「じゃあまたな」がよかった。しかし、説明台詞を書きすぎる作者なので、良いストーリーもなんだかパッとせず。もったいない感じがした。

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    2013年02月14日
  • ほのかなひかり

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    ネタバレ

    主に「家族」をテーマにした8本の短編集。
    短編だからオチが読めてしまう作品もぱらぱらあるけど最後あったかい気持ちで読み終われる、心が疲れているときには優しい一冊。

    もうすぐ結婚するので、“想い出バトン”もすてきだったけど、
    仕事で苦しい日々が続いていたので、“リリーフはいない”“じゃあまたな”もとても切なくてよかった。

    ただし、文章はイマイチ。
    そして“ワイシャツの裏表”だけは最後さっぱり意味が分からなかった…

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    2013年02月09日
  • こころのつづき

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    ネタバレ

    ほろっとした気持ちになる短編集。
    出来過ぎだな と思うところもありましたが
    どの短編も読後、カサカサとした気持ちが
    なくなるような優しいストーリーでした。

    あとがきに、話のリンクのことが触れて
    いましたが、最初と最後の話がかぶさっていること
    しか気が付きませんでした。

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    2013年01月17日
  • こちらの事情

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    通知表とキャッチボールの話もよかったけど、最後の話が一番好き。おばあちゃんが語った手の話には優しさが詰まっていて妙な説得力があった。

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    2012年12月09日