秀良子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
憑いた家の者を貧乏にするのではなく、貧乏から脱する様にする為の貧乏神と言う解釈が面白い。貧乏神と言う忌み嫌われる筈の日陰の存在を物ともしないダメ男の、弱さ故の優しさの為に死神になった下りは…ほろっと来た。落語がベースなのか…興味深い。人気作だが『宇田川町~』で色々考えたのだが、人気作であるんだろうけど自分には合ってないなぁ、この作家さんとは相性悪いんかも、と思ったんだが、同じようなモチーフを用いながらも自分の世界観をしっかり描いてしまうのは実力あってこそだ、と思ったし、似た作品にならないってのが凄い。同じ様な素材(落語)をどう膨らませるか、って想像力なんだろうなぁ。作家の個性とも呼べるものかも
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Posted by ブクログ
朝ごはんを求めて、自腹で旅をするエッセイ漫画。
すでに自腹という時点で悲しい気分が漂います。
初っ端はパリ。
何故国外…むしろ、パスポート持ってなかったら
3カ月待ちの企画場所(笑)
友人様がレポートしてくださった生クリームが
非常に気になる所です。
一番気になるのは京都。
何て美味しそうなのでしょう。
米味なおかゆ…すごく気になります!
時点でで気になるのは千葉。
しかし…この量は食べきれないかと思われます。
お疲れ様なのはハワイ。
カラーって…そんな理由でカラーだったとは…w
しかし本屋がないって致命的です。
生きていられません。
が、自分で営業するのは思い付かなかった!!
どれも -
Posted by ブクログ
2014/11/20
【やや好き+】落語原案BL2編。 『金魚すくい』貧乏神が死神に転職。 ダメ男の死期を悟り迎えるために死神になった淡く哀しい恋だと解釈して涙。 『デラシネの花』ある意味有名人:寿限無(中略)長助の恋。 長寿も過ぎると哀しいが死なない時点ですでに人でないよなぁ。 死神とは唯一無二の相方になれそうで良かった。 彼、ダメンズ好きだし(笑) 時間に縛られない二人の諦観が漂う空気が切な気持ち良い。 他→『小向家の事情』ゲイ家族の子供視点。 余所となんとなく違うと感じてたのが学校の性教育授業を経て自分の家族がはっきりと違うと解る所におぉ!ってなった。 彼氏をつれて来てやったぜのオチも