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老いもせず、死にもしない。そんな死神の恋――。秀良子がおくる、切なさと美しく心に響く、連作落語シリーズ。【金魚すくい】怠け者の余平(よへい)と彼に取り憑く貧乏神。二人はいつの間にか夫婦のような間柄になるが……~落語「貧乏神」より~【デラシネの花】長寿を願い名付けられた寿限無(じゅげむ)(中略)長助(ちょうすけ)さんは幕末をむかえ、文明開化の音を聞き、二つの大戦を生き抜いて現代(きょう)を生きていた。そんな孤独に生きる彼の心の拠り所は、昔みた“死神”だった。~落語「寿限無」より~落語シリーズ二作ほか、短編一編&描き下ろし収録!
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落語知らなくても楽しめる
作家さん買いです!秀良子さんの作品はほんわかしてて、ふふっと笑えるところもあれば、ぎゅっと心が締め付けられるようなところもあって、どれも素敵だなと思います。BLってくくりじゃなくて、ストーリーとして面白いから、もっと沢山の人に読んでほしいなぁと思う作家さんです。
Posted by ブクログ
秀先生の、ストーリーを生む才に鳥肌が立った
古来より愛されている落語を、こうも儚くて淡い、温かみが滲むBLに作り直すか
いや、文句はない。落語好きとして、むしろ、落語に疎い人に興味を持ってもらえるような作品は大歓迎である
しかし、これまでBL漫画を読んできて、興奮や感動はした事は数回ばかり覚えがあるが、設定や世界観に驚愕したのは初かも
やっぱ、『おしゃべりは朝ごはんの後で。』、この作品で秀先生に惚れて正解だったかな
内容は先にも述べたように、落語を基礎にしているBL二本、あと、オリジナル
肉体描写は割と淡白ではあるが、ストーリーがしっかりと作り込まれているので、物足りなさは少なくとも、私は感じなかった
人間と人間じゃないモノの“交わり”ってのは、こう、ノマカプでも同性愛でも惹かれます。もっとも、人間×人間も、人外×人外も大好物なんですけどねぇ
『金魚すくい』も『デラシネの花』も、我儘で自分勝手な気質の人間がふとした拍子に曝け出してしまう人間らしい弱さと、女々しく縋り付いてしまう様が、実にイイ。傲慢な男ほど、惚れ抜いてしまうと、脆くなるって事実を、秀先生の軟そうな線が克明に描いている
オリジナルの短編、『小向家の事情』、こちらにはラストの落としドコに笑ってしまう反面、やっぱ、親子は親子だな、としみじみ感じ入った
BLとか抜きにして、私、秀先生の練るストーリーが好きだな、と再実感
Posted by ブクログ
2014/11/20
【やや好き+】落語原案BL2編。 『金魚すくい』貧乏神が死神に転職。 ダメ男の死期を悟り迎えるために死神になった淡く哀しい恋だと解釈して涙。 『デラシネの花』ある意味有名人:寿限無(中略)長助の恋。 長寿も過ぎると哀しいが死なない時点ですでに人でないよなぁ。 死神とは唯一無二の相方になれそうで良かった。 彼、ダメンズ好きだし(笑) 時間に縛られない二人の諦観が漂う空気が切な気持ち良い。 他→『小向家の事情』ゲイ家族の子供視点。 余所となんとなく違うと感じてたのが学校の性教育授業を経て自分の家族がはっきりと違うと解る所におぉ!ってなった。 彼氏をつれて来てやったぜのオチも好き。
なんで今まで読まなかったのか
秀良子さんの別作品を試し読みして、なんというか、ちっとも心に引っかからなかったんです。むしろ、ちょっと苦手かもと感じて避けていました。だけど。。。!!
すみません、私が間違っていました!
有名な落語が、こんなお話になるなんて驚きです。限りなく永遠に近い、長い長い時間を生きる切なさ、二人でいることで生まれる薄明かりのような幸福。じわじわとしみいるストーリーでした。
びん介さん
貧乏神から死神に転職ってとこ(≧∇≦)
どうにもならない男っているよね
なんか憎めないけど
あんまりお近付きになりたくないわぁ
最後は安らかに…
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