竹内良輔のレビュー一覧
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引き込まれる
原案はコナン・ドイルです。
舞台とされている年代が古いので個人的にはどうかな、と思ったんですが引き込まれました。
孤児院出身の彼らがこの国を、世界を、唯一といって良い味方のアルバートとどう変えていくのかすごく楽しみです。
アルバートの企み(?)も気になります。
どの年代の人も楽しめる作品だとおもいます。 -
ネタバレ
ホームズものでも変化球の作品
名探偵ものとしてはやはりホームズが圧倒的に人気なのですが、実はそのライバル的なモリアーティ教授も人気があり、今作品はこちらを主軸に扱っている変化球的な作品です。モリアーティ教授の独特な感性と悪に対する態度などもテーマとして描かれており、イケメン的な感じになってはいるのですがそれでも面白い仕上がりになってると思います。
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ネタバレ
最後まで目が離せません
身分や生まれだけで差別する世界で、生きるために知恵を使う主人公に心奪われます。
正しいとは言い切れないけど、全身全霊で生きていく様が書いてあります。
第1話から予想を裏切る展開で、読めば読むほど物語に引き込まれていき、ページをめくる手が止まりませんでした。
また、展開も早く、次に何が起こるのかドキドキさせられる一冊です。 -
ネタバレ
美しい中の恐怖
1800年代のイギリスが舞台。「貴族」というだけあって登場人物や景観が美男子で美しく、かつ時代背景がリアルに表現されているこちらの作品。それがゆえに彼らがすることや考えがくっきりと恐ろしく思える。それが正しいか悪いかということではない。その「美しい中の恐怖」は物語が早いテンポで進んでいく。次が早く読みたくなる。
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ネタバレ
面白いです
「憂国のモリアーティ 」は小説「シャーロック・ホームズ」から作られた漫画です。主役はアルバート・モリアーティで、階級制度から生じる人種差別をなくすために犯罪に手を染めます。すべては弱者のためなので、嫌な気にはなりませんしカッコいいと思います。絵がキレイなので、出てくるキャラクターがイケメンぞろいです。完全犯罪も緻密に描かれていて、読みごたえがあります。
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大人が楽しめる
ホームズの敵役モリアーティ教授が主人公です。いわゆるダークヒーローものですが、作画やコマ割も上手く魅せてくれ、ホームズを知らなくても楽しめます。義賊的な勧善懲悪のストーリーで、個人的にはアヘン愛好家のホームズより感情移入でき、面白く感じました。過激な描写も多少ありますが、大人におすすめのマンガです。
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設定に震えました
あのコナンドイルの原作では悪役だったモリアーティがまさかの主人公にする作者のセンスが素晴らしいです。
腐敗した家族の社会を正す事を信念に犯罪を犯していくモリアーティ伯爵のダークヒーローな部分がかっこいいです。
シャーロックホームズファンはもちろん、全く知らない方でも十分楽しめる作品です。 -
イギリスの階級社会を味わえる
原作はあの高名なコナンドイルの小説であり、それを漫画化したものです。
少し昔のイギリスの階級社会を描いた物語であり、孤児院で育った2人の子供を貴族が引き取って養子にしたところからこの物語は始まります。
長男で貴族の次期当主であるアルバートは何かを変えるためにその2人を養子にするように父に具申したフシがあり、アルバートは養子の兄を利用して何かを成し遂げ様としている感じがあり、さすが原作コナンドイルと言った大人にも読み応えのある漫画になっています。 -
続きが楽しみな漫画です!
有名なシャーロックホームズから派生して出来ているだけあり、ストーリーがとても知的でかつ新たなモリアーティのキャラがとても新鮮です。目的の為に、知識を活用して事を進めて行くところに、シャーロック・ホームズが現れてトリックを暴いていきます。最後はどちらが勝つのか、原作とはまた違う展開で今後の対決がとても楽しみです。
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小説を読んでない私でも面白い
シャーロック・ホームズって有名だけど、一度も小説を読んだ事無かったのですが、カンバーバッチ主演のドラマを見て、シャーロック・ホームズって超面白い事に気付いた私としては、モリアーティ側の目線からの物語は、とても興味深いです。
小説の設定と本作の違いがあるのか、それともオリジナルな作品か、全く知らない私程度の知識でも楽しめる作品です。 -
今後が楽しみ過ぎる!
絵がとても綺麗で、主人公とその周りがすごくイケメン。腐女子の方達も好きそう(笑)
悪役とされていたモリアーティの側から物語を紡いでいくのは初めて読むので、新鮮でした。
アルバート…。あっさりやってしまったけど、肉親じゃなかったのか?!けっこうエグいシーンもありましたが、許容範囲内です。
画力といい雰囲気といい今後の展開が楽しみ過ぎます! -
モリアーティは私のヒーロー
ベッタベタの正義感ではなくて、歪んだ正義感とでも言いましょうか。一歩間違えれば単なる悪でしかない方法で社会を正しい方向へと向かわせようとするその姿が、妙にカッコイイ!それはダメ、あれもダメ、みたいな感じで、窮屈な環境で育ってきた私からすると、モリアーティは現状を一気に打開してくれるヒーローそのものです。
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モリアーティ教授の革命記!?
本作は憂国のモリアーティのタイトルの通り、シャーロック・ホームズシリーズのモリアーティ教授に焦点を当てて描かれた作品です。
彼がいかにして悪の道に走ったのか、どのようにして犯罪を行っていたのかを描く物語で、生まれがすべてを決める貴族制度の闇を暴くストーリーは活劇としても楽しめます。
残虐な描写も多いのですが、だからこそモリアーティやその仲間の活躍を読者は期待してしまいます。
もちろんホームズやワトソンも登場し、彼らが活躍するシーンはミステリーの王道に近いものを少年漫画に落とし込んだ作風だと思います。
ホームズの破天荒さが強調されているのはヒーローはあくま -
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モリアーティーがカッコイイ!!
かの有名な小説「シャーロック・ホームズ」に出てくる悪者、ホームズの宿敵モリアーティーを主人公とした漫画です。若い天才として描かれたモリアーティーがとにかくカッコ良く描かれています。モリアーティー一派は権力を悪用する悪い貴族をやっつける「正義の悪党」です。モリアーティー一派として暗躍する兄弟・手下?たちも個性あるカッコイイキャラクター揃いです。対照的に、「悪い貴族」がどのキャラも性格の捻じ曲がったサイコパス的で(もちろん作中にかなりのグロ描写ありです)、モリアーティー一派が悪い貴族をやっつけるとスカッとします。話が進むとホームズももちろん登場しますが…現時点では「モリアーティーの邪魔しないでよ!
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ダークなモリアーティ教授
貴族の養子となった孤児の兄弟が悪い貴族を陥れるお話で、頭脳明晰なウィリアムが軽快に活躍します。正義のためなら躊躇なく人を殺すこともでき、完全犯罪を企てる姿にはちょっと怖いものを感じます。優しい表情でも目つきが怖いダークヒーローなウィリアムがかっこよくて、推理小説を読むような気分で読むことができます。
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美形主人公が国のために奮闘する
有名な原作が起源の本作品。試しに一巻読んでみたのですが、スムーズに読破。とても読みやすかったです。
舞台ロンドンの街並み、背景が綺麗。主人公である超美形男子モリアーティも見とれるほどです。特に女性には人気が高そうな作品です。
本作をきっかけにシャーロックホームズも読んで見たくなりました。 原案作では宿敵キャラのモリアーティ。彼のもう1つの面が見られます。 -
悪役の立場から切り取った作品
シャーロックホームズの話をモリアーティを主役に描くとこうなるのかという感じで、原作済みでも素直に楽しめました。原典ではモリアーティのバックボーンが詳しくは書かれていないので、想像の余地があってワクワクさせられます。今どきの作品っぽいおしゃれな絵柄は、特徴がないだけに読みやすくてよいですし、イケメンが多いので女性でも楽しく読めると思います。
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とにかく引き込まれる
面白い・・・。 主人公の潔癖さと聡明さが殺人を犯してしまいます。 少年たちはどんな大人になってゆくのでしょうか。 高い知能を持ち、人を助ける少年は、善なのか悪なのか。 先が気になって仕方ないです。 絵も綺麗でお話も面白く、女性向けですが男性が読んでも面白いのではないでしょうか。おすすめです。