藤原朝子のレビュー一覧
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ジェンダーギャップは
日本の後進性がよく議論されるが
この本を読むとアメリカでも
血を流しながら、試行錯誤してきて
今もしていることがよく分かった。
子どもがいる女性には
この仕事は大変だろうから
と「気を利かせて」成長の機会を奪う。
男性アライのあり方など
おおくの気づきがあったPosted by ブクログ -
「自分さえ良ければアンタはどうでもいい」
いつの間にかそれが当たり前の社会になっている。ちょっと前はそうではなかったように思う。一般的に厚顔無恥と言われる政治家だって、まだ一応体面を気にした発言をしていたし、あきらかに人を馬鹿にしてるような成功者をもてはやす風潮もなかった。
でも今はどうだ。社員...続きを読むPosted by ブクログ -
他者からどのように見られているか?を意識させられることで、それが事実かどうかは関係なく、パフォーマンスに影響してしまうという現象があるのだという。困ったことに、実力があるはずの人ほど悪影響が出やすいとも。
そんなに人が皆、一律にプレッシャーに負けるものなのかとも思うのだが、これは心理実験の結果なので...続きを読むPosted by ブクログ -
中国経済論としてBest書 情報量と整理が傑出
経済政策の実績評価→政治登用 実績主義で明解 日本より経済至上主義
日本のアベノミクスは「呪術」
中国の方が遙かに「国家戦略志向」 合理性と科学性
鄧小平の偉大さ 経済改革 晩年も偉大 毛沢東との違い
WTO加盟2001年が更なる変革の契機 ①国有企業...続きを読むPosted by ブクログ -
「ステレオタイプ脅威」という概念を知れたのが収穫。
いままでの人生の中でこれが原因でパフォーマンスが悪くなったように思えるような出来事がたくさんあることに気づけたし、逆に人に対してステレオタイプ脅威を引き起こすような言動や行動を無意識にしていた出来事にも気づけた。
ステレオタイプ脅威を自覚できる...続きを読むPosted by ブクログ -
データが豊富で示唆に富んでおり、ちょうどよいくらいに、分かりにくい。
これが自分自身の体験を考え直す機会を与えている。
以下、要点抜粋。
・ステレオタイプが効くのは、上位者にも顕著。ステレオタイプを覆さなくては、という無用のプレッシャーでパフォーマンスが下がる
・ステレオタイプを覆そうという努力...続きを読むPosted by ブクログ -
最強のビジネスモデルであるプラットフォームビジネスを解説した本。特に第二章から第四章で語られる、歴史の流れの中で資本主義、共産主義が生まれ、さらにそこからプラットフォームビジネスが生まれていった経緯の部分は、このビジネスモデルの強さの本質が理解できて秀逸。まま、第五章以降はプラットフォームビジネスの...続きを読むPosted by ブクログ
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イノベーターを育てるためには、教育者がイノベーターでなければならない。
教育者として、学び挑み続けることの重要性に気付かされた。
イノベーションを起こすような偶発性を子供たちに提供したい。Posted by ブクログ -
「ガイア理論」の提唱によって地球環境問題を包括する視点と概念を与えてくれた著者が語るラディカルな未来予測。
AIによる新たな生命体を人類の後継者として位置づけ、温暖化という危機を乗り越えるために人間と共存する時代を「ノヴァセン」と呼ぶ。
人間よりも知的な人工生命体の誕生は、宇宙が意識を持つに至るプロ...続きを読むPosted by ブクログ -
世界を席巻する企業の裏側を学べる
プラットフォームの種類や、その種類ごとの成立要件、またそれに付随するリスクなどが詳細に書かれており、なぜプラットフォームが世界を食っているのかを学べる。
プラットフォームが
・どのように競合優位性を作るのか
・なぜ莫大な利益を上げているのか
・立ち上げ時期にどうや...続きを読むPosted by ブクログ -
・プラットフォームは、取引費用を低下させることでユーザに大きな価値を提供する。取引費用には3種類ある。1つ目は探すコストと情報コスト。2つ目は、交渉コスト。3つ目は、執行コスト(ユーザの管理コストと言った方が分かりやすいかも。ユーザが適切な行動をするように管理するコスト。あるいは不正や悪事を防ぐコス...続きを読むPosted by ブクログ
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プラットフォームビジネスについて豊富な事例と分析を示している。ネットワーク理論を知っているとより理解が深まる。
テクノロジーの意味でのプラットフォームとビジネスモデルの意味でのプラットフォームを分け、ここではビジネスモデルとしてのプラットフォームを解説
■プラットフォームとは何か
複数のユーザグ...続きを読むPosted by ブクログ -
これは良本ですねぇ。再読必須。読むたびに自分のレベルに応じて違う発見がありそう。
・プラットフォームの2つの型
- 交換型プラットフォーム
→ウーバーやアリババのように需要と供給のバランスをとることに留意。
- メーカー型プラットフォーム
→ Androidやyoutubeなどメー...続きを読むPosted by ブクログ -
一言でいうと「世界がよりコネクトされると、企業が何を所有しているかよりも、何を結びつけられるかのほうが重要になる」ということ。そして、「無駄と非効率が存在する場所ではどこでも、プラットフォームが成功を収めるチャンスがある」ということかな。どういうプラットフォームが人々に受け入れられるのか、当然そうい...続きを読むPosted by ブクログ
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大局的な視点で国際政治を考え国益を守ることの重要性を考えさせられる。足元の貿易戦争をことごとく予見している。中国が世界一の大国になることが不可避の中(PPPベースGDPでは既に米国を上回る)、米国、日本はどう振る舞うべきか。数十年、数百年単位での戦略を考える中国の凄み。
・トゥキディデスの罠。アテ...続きを読むPosted by ブクログ -
プラットフォームとは現代の計画経済と喝破する。1975年のノーベル経済学賞の受賞内容のとおりだ。
計画経済の立案者が、人力では実現し得なかった完全情報による資源の適切配分を、適切な価格設定と共にアルゴリズムによって実現する、とのこと。
ここでソ連経済を思い出されることになるとは驚きである。計画経...続きを読むPosted by ブクログ -
燃えるプラットフォーム(ノキアやブラックベリー)
プラットフォームは、消費者(ゲスト)とプロデューサー(ホスト)のコア取引(創造する、結びつける、消費する、対価を払う)により両者の取引を円滑化するという価値エコシステムを形成する。
プラットフォームのコア機能は、①オーディエンス構築、②マッチメーキン...続きを読むPosted by ブクログ -
いま世の中を席巻しているウーバーなどのプラットフォームビジネスについての解説書。
プラットフォームビジネスを知るきっかけとなる本。その特徴から自分がそれをやりたいかと思うかは別だった。Posted by ブクログ -
プラットフォームに関する数ある書籍の中でナンバーワンだろう。たかだか20年だがインターネットとモバイルによりデジタルプラットフォームが再構築されつつある。
もちろんこれからもプラットフォーマーになるチャンスはある。ただ歴史と基本原則を知らないと、次のチャンスを見逃すか掴んでも成長できない。
レガシー...続きを読むPosted by ブクログ -
既存の直線的なビジネスモデルとプラットフォームモデルの違い、プラットフォームモデルを構築する難しさなど、非常に勉強になった。
モノが溢れている世界では買おうと思えば何でも手に入る一方で、誰にも使われずに廃棄されるモノもたくさんあって、モノやサービスを売りたい人・買いたい人をマッチングさせるプラットフ...続きを読むPosted by ブクログ