廣嶋玲子のレビュー一覧

  • うそつきの娘

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    うぶめに気に入られ、正式に妖怪の子預かり屋の代理となった弥助。養い親の千弥の助けも借り、次々と持ちこまれる妖怪たちの問題を解決していく。そんな折、妖怪の子供達が行方不明になるという事件が発生。いなくなった子妖怪を捜しに浅草に行った弥助は、そこで同じ年頃の娘に出会った。少年と妖怪との交流を描いた、ちょっと怖くて心温まる、お江戸妖怪ファンタジー第二弾。

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    2018年12月07日
  • 妖怪の子預かります

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    弥助は十二歳。養い親である千弥と長屋で暮らしているが、ある夜、烏天狗にさらわれ、妖怪奉行所に連れていかれる。悪夢を見た弥助が鬱憤晴らしに割ってしまった石が、子預かり妖怪うぶめの住まいだったのだ。妖怪の御奉行に「罰として、うぶめに代わって妖怪の子を預かれ」と命ぜられ、それからというもの次々に来る子妖怪に振り回される…。心温まるお江戸妖怪ファンタジー。

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    2018年12月07日
  • 妖怪姫、婿をとる

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    シリーズ第5弾。
    久蔵の許嫁が攫われた。救出をするべく千弥が紹介したのは
    妖猫族の姫、王蜜の君だったぁ~!悪い予感しかしない。
    久蔵は3つの試練を与えられるのだが・・・
    ってことで、今回もイラっとしながら、読まされてしまった。
    久蔵が悪い奴だとは思ってなかったけど、許嫁の為とはいえ
    一生懸命に試練を乗り越えようとしながらも、久蔵自身の
    優しさが見えたのがよかったなぁ~

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    2018年11月03日
  • 半妖の子

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    シリーズ第4弾。
    ストーリーは、月夜公に仕える三匹の鼠達の話が
    一番好きなんだけど、やはりこれもいつもの通りに
    さっさと終わらせたいのかサクっと結論を持ってくる。
    余韻すら持たせてくれないのかぁ~
    なにやってくれてんのぉ~って感じ

    と、文句を言いながらも、次の巻も買ってある(^◇^;)
    なんなんでしょうねぇ~
    変にツボにはまったって感じでしょうか・・・

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    2018年11月03日
  • 妖たちの四季

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    シリーズ第3弾。
    春の巻:妖怪たちに花見に誘われた千弥と弥助だが、
    その後を久蔵が尾行していて・・・
    夏の巻:津弓と梅吉が弥助を喜ばせる為に、
    それぞれが蔵で見つけ出したものは・・・
    秋の巻:玉雪が栗山を所有している意外な理由とは・・・
    冬の巻:物凄く仲の悪い千弥と月夜公
    過去に何かあったのは一目瞭然。二人の過去のお話しです。
    〈妖怪オリジナル・キャラクター〉募集で選出された
    妖怪が登場する短編。
    話はすごくいいんだけど、やはり文章がね・・・
    でも続きも読もう。

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    2018年11月03日
  • うそつきの娘

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    シリーズ第2弾。
    正式な妖怪の子預かりやになってしまった弥助だが
    妖怪の子が行方不明になる事件が連続していて・・・
    苦手な文章も慣れるもんだなぁ~と思ったのは
    ほんの一瞬でした。
    ここでも盛り上げるだけ盛り上げておいてブツっと切られ、
    はい結論・・・って、なんじゃそれわぁ~
    せっかくストーリーは面白いのにもったいない。
    もったいなくてイライラする。
    が・・・次も読む(^◇^;)

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    2018年11月03日
  • 妖怪の子預かります

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    初めましての作家さん。
    時は江戸の一番良い時代
    太鼓長屋と呼ばれるおんぼろ長屋に盲目の按摩と
    周囲とは口を利かない7歳くらいの子供が住み着いた。
    ある日、鬱憤晴らしに叩き割った石が
    妖怪うぶめの住まいだったため、妖怪奉行所に連れていかれ
    うぶめに代わって妖怪の子を預かる事になってしまった。
    背景とストーリーはすごくいいのに文章が合わない。
    子供向けなのか、時々イラっとする。
    まぁ~続き読むけど(^◇^;)

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    2018年11月03日
  • うそつきの娘

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    ネタバレ

    妖怪の子預かり屋シリーズ第二弾。

    吉原の遊女の三味線に仔猫を会わせにいった話は、
    可愛らしかった。
    仔猫を手元に置いた遊女が幸せになったのも良かったし。

    表題の「うそつきの娘」は、
    うそをつけなくなって、
    妖と人間の欲望のために殺されていしまい、
    かわいそうだった。
    弥助の初恋の女の子だったのに。

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    2018年10月10日
  • 妖怪の子預かります

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    Tさんのお勧め。

    うーん、今一つだった。
    舞台が江戸なのにあまり人情物でなかったところなのか、
    主人公が甘えん坊の男の子だったからなのか、
    それとも、子預かり屋というのが地味だったのか、
    よくわからないが。

    養い親が妖だったのも、やっぱり感が強かった。

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    2018年10月10日
  • ぐるぐるの図書室

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    ネタバレ

    やり直した人は図書室へ。
    五人の自動作家の連作小説。
    秘境のループが一番切ない終わりかたに思えた。

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    2018年04月19日
  • ぐるぐるの図書室

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    とある小学校の図書室で5年生の子どもたちが出会う、不思議な本たち。

    昨日のことを後悔するのぞみ。
    大嫌いなかぼちゃを食べさせるお母さんとケンカをした卓也。
    ボーイッシュな千尋と仲良くなりたい、女子力の高い男子の光。
    周りの子を「エイプ」と小馬鹿にしている現。
    本に全く興味がない樹。

    きゅっとなる胸を抱えた相手、親子、友達。
    いろんな関係と本がぐるぐると絡み合う。
    それぞれの作家さんの個性が出ていて、楽しい。

    木の葉は土に還るもの。言の葉も同じです。これはもう、多くの人の中に肥やしとなって糧となって消えた本。朽ちて形もなくなって、読んだことすら覚えていない人もいるでしょうが、その人たちの言

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    2018年03月30日
  • うそつきの娘

    ネタバレ 購入済み

    もう弥助の恋話かぁ?千弥離れなんて早すぎるんじゃないの?とおろおろしていたのですが…。後味は良くない。妖怪より人間の方が残酷だし。今回の恋はこんな結末だったけど、本当にお年頃になったら、千弥はどんな小姑になるのかと思うとちょっと怖いような。

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    2018年03月18日
  • 妖怪の子預かります

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    シリーズ第一弾
    主役の弥助が何故預かり屋になったか、更に話が進むにしたがって何故弥助が喋れないか、千弥との関係が明かされる

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    2017年08月13日
  • 妖怪の子預かります

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    ネタバレ

    「銭天堂」の廣嶋先生の、YA?大人向け?気楽に読める妖怪ファンタジー。
    キャラは魅力的だし、読みやすいけど、すごくいい!まではいかない・・・・。

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    2017年08月08日
  • 半妖の子

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    今回は長編。
    父は妖怪、母は人間という半妖の女の子、みおが、妖怪の父とどう折り合うのかという物語。

    子妖怪の預かり業は並行して行われており、その顛末もみおの物語に影響していく様が描かれている。

    津弓くん大活躍。
    弥助や津弓、梅吉といったなじみ子供キャラが少しづつ成長している様子が伺える。弥助は急激に大人っぽくなりすぎ。

    一方で久蔵と初音の物語も進んでいたようで、というところでおしまい。
    次で終わりくらいかねぇ。

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    2017年07月17日
  • うそつきの娘

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    あんまり今回は「妖怪の子預かり」ではなかったなあ。このシリーズの根幹をなすこの設定がなくなったら、たんなる妖怪ファンタジーなんじゃ。

    「初恋」がキーワードの一冊なんだな、たぶん。

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    2017年07月16日
  • 妖怪の子預かります

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    妖怪の子を預かるうぶめの石を割ったため、妖怪の子の預かり屋をやらされる羽目になった弥助と、弥助の養い親の千弥の物語。
    児童書っぽいテイストで、あんまり難しいことを考えてはいけない一冊。
    気軽に読めるのはよかった。

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    2017年07月15日
  • うそつきの娘

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    シリーズ2作目。
    普通物語の初恋というと「甘酸っぱい」とかどちらかというと青春の1ページみたいにキラキラしてるものだと思いがちだけれど弥助の初恋はヘビーだった。
    おあきちゃんと握り飯食べて浅草散歩して欲しかった。
    前作の母親との別れもそうだけど弥助が経験することって13歳が経験するにはちとトラウマを植え付けそう。
    でもそうならないのは千弥の弥助に対する溺愛っぷりがあるからかな?と思う。
    相変わらず2人から酷い扱いをされてる久蔵ですが私は1番好きかもしれない。
    2人とも久蔵の存在の大切さを気づいてくれ(笑)

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    2017年06月25日
  • ぐるぐるの図書室

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    【収録作品】プロローグ/「時のラビリンス」工藤純子/「妖怪食堂は大繁盛」 廣嶋玲子/「秘境ループ」 濱野京子/「九月のサルは夢をみた」 菅野雪虫/「やり残しは本の中で」 まはら三桃/エピローグ/スペシャル座談会-本たちと私たちが出逢ったころのお話し デビュー10周年記念- 
     本の豊かさを知ってほしいという気持ちが詰まった連作。やや押しつけがましさもあるが、それも本が好きだから。

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    2017年03月26日
  • うそつきの娘

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    シリーズ2作目です。

    本作品の骨格となるお話自体は、悪くはなぃけど…、
    主人公が、妖怪の子預かり屋といぅ設定のわりには、
    その辺りのお話が、ちと少なかったかな~。

    その辺りが、本シリーズの売りだと思ぅんだけど…、
    その辺りが、もっと色濃くないと、あまり、
    ふつぅの妖系のライトノベルと変わらないよぅな…?

    また、せっかくの美少女キャラの登場!も…、今後、
    お話のよぃアクセントになりそうなキャラでしたが、
    ちと、勿体なかったかも…?

    最初から、
    シリーズ化前提の、企画先行型のシリーズですが…、
    まだまだ、ふつぅ評価以上ではなぃかな~。

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    2016年11月29日