あらすじ
太鼓長屋に住む弥助のもとには、今日も妖怪たちがやってきて大賑わい。妖怪に季節外れの花見に誘われた弥助と千弥だが、ふたりのあとをこっそりつけていた久蔵までもが紛れ込んでしまい……。(「春の巻」) 心配性の叔父、月夜公に屋敷に閉じ込められてしまった津弓。ふてくされた甥をなぐさめようと月夜公は弥助をさらってくるが……。(「夏の巻」) 小妖怪の身でなぜ玉雪は立派な栗林をもっているのか?(「秋の巻」) 千弥と月夜公の過去の物語。(「冬の巻」) 妖怪の子預かり屋の弥助と妖怪たちの心温まる四季の交流を描く、人気シリーズ第3弾。
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やっぱりこのシリーズ最高すぎる!!
安天の話は切なかったけれど、みんないいキャラクターで微笑ましい。仲間に加わりたくなる。
とくに、王蜜の君がいい味出してて好きだなぁ。
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内容(「BOOK」データベースより)
妖怪に花見に誘われた弥助と千弥。こっそりあとをつけた久蔵は…「春の巻」。屋敷に閉じ込めているせいで、ふてくされる甥の津弓をなぐさめようとした月夜公だったが…「夏の巻」。玉雪が栗山をもっている理由は?「秋の巻」。千弥と月夜公の過去の因縁の物語「冬の巻」。一般公募で選出された妖怪が登場する短編も収録。弥助と妖怪たちの心温まる交流を描く、人気シリーズ第三弾。
令和4年1月6日~8日
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久蔵と華蛇族の姫初音との意外な出逢い、やんちゃな泣き虫の可愛い津弓と梅吉の出逢い、うさぎの妖怪の玉雪と孤独な少年の出逢い、そして千弥と月夜公の意外な出逢いの過去が満載でした
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恋の季節 春、子妖怪達の賑やかな夏、玉雪の山の秋、月夜公と千弥の出会いの冬とどの季節のお話も素敵でした。
私が特に好きなのは、春のお話と冬のお話です。
この3巻を読むと、登場する人、妖怪達の性格がよくわかり、ますますこのシリーズが好きになりました。
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四季それぞれの物語。
久蔵ってば、いや、もう、すっごい大人物なんじゃ。
あの展開はびっくり。最高!
玉雪や、千弥&月夜公の過去はどちらも優しく切ない。
しかし、ふーん、月夜公ってば、とんだシスコンw
その姉の子じゃぁ、津弓にああいうことになるよねー。
千弥の友情ゆえの行動には胸が痛くなる。
弥助と会えて本当によかった。
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四季折々に、弥助と妖怪たちの話が5つの短編として綴られる。月夜公と千弥の昔が明らかになる話も興味深いのだけれど、私は子妖怪たちが可愛い夏の話が好き。今後の展開が気になる話もあるので、続刊が楽しみ。
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シリーズ3作目。どの話もよかった~。1話目、久蔵と初音がそうなるとは・・・これからどうなっていくのか・・・。2話目、いつか「悪たれ二つ星」の話を読めるのかな?3話目、安天の境遇は悲しいものだったけれど、玉雪に出会えてよかったな。4話目、千弥と月夜公の微妙な関係の裏には、こんないきさつがあったのかぁ。今作の中では、一番好きな話かも。二人共に、大切なものができてよかった。5話目、”忘”と”覚”、かけがえない二人が出会えてよかったよ~。今作も、次作が待ち遠しくなる面白さでした。
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巻を増すごとに好きになっていくなぁー。
特に今回は短編が集まっていてどれもこれもとても優しくてかわいくて愛しい。
今までのシリーズで一番好きだー。
四巻五巻と続くようでとてもとても楽しみ。
いつまでどこまで謎が続くんだろう、というのとは違うこういういつまでも続きそうなシリーズものは楽しいなぁ。
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千弥と月夜公の過去話、やはり…
いがみ合っているようでお互いに心安い間柄に見えるのはそういうことだったのかと納得
久蔵さんは妖怪にも優しい!これは惚れてしまうよね
玉雪の栗林の話でこのシリーズに興味を持ったので、読み返しながら懐かしくなった
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【腹減り度】
☆☆2
【食べ物の割合】
☆1.5
【1番美味しそうだったもの】
焼き栗と栗おこわ
*感想*
しゃばけをぐっとファンタジーよりにした、あやかし交流ものの第3弾。今巻は短編集で、様々な脇役たちにスポットが当たっていて賑やかで面白い。千にいの過去話もこんな早く語られるとは。月夜公が好きになるね。ヤンデレヘタレイケメン。
そしてこれまた食べ物小説ではない‥もののちゃんと所々に美味しそうなものが。グッドジョブでございます!
主人公の弥助くんは米飯物が得意なのか?各巻美味しそうなお米ものをせっせと作ってくれるのが本作の醍醐味(一歩間違った楽しみ方)。擬音が美味しそうなのよね。今作でいえばここ、【帰ったら、まずは栗おこわにしよう。ぱんと弾けた熱くて甘い実を、ふうふうしながら頬張るのだ。】
たまらんです。
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妖怪の子預かり屋シリーズ第三弾。
良かった。
四季が織り込まれていて、
しかも主要な脇役たちの過去や現在が描かれていて面白かった。
遊び人の久蔵と恋を知って大人となった華蛇族の姫の今後も楽しみだし、
弥助をはさんでライバルだったはずの津弓と梅吉が
「悪たれ二つ星」となるのも楽しみ。
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桜の森に花惑う/真夏の夜に子妖集う/紅葉の下に風解かれ/冬の空に月は欠け/忘れじの花菓子
四季折々の出来事に妖怪たちの個性がはっきりしてくる。千弥と月夜公、二人の大妖の因縁も語られる。恋や妖怪関係の確執、人と同じかぁと思ってしまった。
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【収録作品】桜の森に花惑う/真夏の夜に子妖集う/紅葉の下に風解かれ/冬の空に月は欠け/忘れじの花菓子
初音の恋、弥助を巡る津弓と梅吉の勝負、玉雪が栗山を持っている理由、月夜公と千弥の過去、オリジナル・キャラクター募集で選ばれた妖怪の話。キャラクターの造形がはっきり出ていて楽しい連作。
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シリーズ3作目です。
今回は、4作+おまけ1作の、初の短編集で、
主たるキャラをそれぞれ主役にしているので、
番外編のよぅな位置付けにもなるでそぅか…。
長編となる既存の2作品は、
何となく間延びし、中だるみもありましたが、
短編となる本作品の収録作は、どのお話も、
面白味の要素が、ぎゅぎゅっと詰まっており、
本作品の作風は、短編の方が合っている気も。
メインの4作は、各々、甲乙つけ難しでした。
本作品で、主たるキャラが肉付けされたので、
次回作以降は、キャラの背景に厚みが出た分、
お話自体も、厚みが出てくるんではなぃかと。
ちょっと、期待してみまそぅ。
また、短編集も読んでみたぃですね。
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短編集
主要な登場人物について掘り下げられていて、シリーズの続きを読むのが楽しみになる。
子供の公正世界仮説を壊すストーリーが子供にも分かりやすい文体で書かれていて、うちの子は大丈夫かな?と心配したが、子供なりに受け止めている様子でホッとする。
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妖怪に花見に誘われた弥助と千弥。こっそりあとをつけた久蔵は…「春の巻」。屋敷に閉じ込めているせいで、ふてくされる甥の津弓をなぐさめようとした月夜公だったが…「夏の巻」。玉雪が栗山をもっている理由は?「秋の巻」。千弥と月夜公の過去の因縁の物語「冬の巻」。一般公募で選出された妖怪が登場する短編も収録。弥助と妖怪たちの心温まる交流を描く、人気シリーズ第三弾。