渡会圭子のレビュー一覧

  • 習慣の力〔新版〕

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    習慣を変えて自分の人生をコントロールするために、考え方から実践までを網羅した名著。

    きっかけ→ルーチーン→報酬
    このループが回ることで習慣が生まれる。
    習慣を変えるには、まずきっかけと報酬がなんなのかを診断することが重要。そのうえで、ルーチーンを変えることにより新しい習慣を上書きすることができる。

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    2025年07月22日
  • 習慣の力〔新版〕

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    習慣の力
    著:チャールズ・デュヒッグ
    訳:渡会 圭子
    ハヤカワ文庫 NF542

    良書 本書は、「習慣」とは何かを解説した書です

    習慣は、【きっかけ】⇒【ルーチン】⇒【報酬】のループからなる。これが本書のメッセージである。

    気になったのは、以下です。

    ■習慣を変えるためには

    ・習慣とは、大脳基底核に保存された、一連の行動のパッケージ(手順リスト、定跡集)である
    だから、習慣のきっかけが発動すれば、その行動のパッケージを考えることなく実行ができる

    ・脳を損傷した患者は、基底核さえ破壊されていなければ、習慣を獲得、行動できるが、それがなぜなのかはわからない。
    ・習慣とは、考えなくても自動

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    2024年11月10日
  • 習慣の力〔新版〕

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    習慣の力というテーマは、人間の営みにおいて大きな影響力のあるものの一つだろう。どうして我々は自分でコントロールできずに毎食後にドーナツを追加し、寝る前にカフェインの効いたコーヒーを飲み、ギャンブル中毒になり、誤った判断繰り返すのだろう?そこには「きっかけ」と「報酬」が明確に関わっており、人間の脳神経回路の営みで科学的に説明ができるようになった。科学的な視点から行動をコントロールすることで、歴史的な商品となったファブリーズや、ロンドンのキングス・クロス駅の大火災、アルコア社の業績回復に至るまでの大きな社会的影響を与えうる人間の営みを理解することが出来る。結果の裏にある習慣を理解することで、我々は

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    2024年09月23日
  • 働き方全史―「働きすぎる種」ホモ・サピエンスの誕生

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    働くということの意義や変遷が大変わかりやすく、読みやすくまとめられた良書と思います。技術の進歩が進んでも仕事が楽にならないカラクリ、原理についても日々何となく感じていることが的確に言語化されています。また、「仕事」という言葉の発明者がコリオリだったなど、トリビア的内容も多く、その点でも楽しく読むことができました。

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    2024年07月27日
  • 働き方全史―「働きすぎる種」ホモ・サピエンスの誕生

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    狩猟採集中心の原始時代は余剰の蓄積という考え方がなく、豊かな自然の恵みがある前提で、今必要な食糧を短時間労働で得て、他の時間は儀式や創作活動などに使っていたらしい。

    現代でも狩猟採集型の伝統を守って生活している部族では、力が強いものや狩りのスキルが高い者が権力を持たないように、食糧を分けることを「恥」と感じるようにする文化があるそうだ。また、自分のモノという所有の概念が我々と異なり、自分が持っていない者を、余剰を持っている者に要求することが当たり前ととらえられている。

    気候変動とともに?、農業を行いはじめた人間は未来のための食糧生産や天候不順等に備えて余剰の生産を行う必要がでてきた。また、

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    2024年04月13日
  • ウォー・フォー・タレント

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    1997〜2000年にかけて行われた調査にも関わらず、現代にも通じるものが多くあった。
    (逆に言えば、企業の人材戦略/人材ニーズは、20年以上前から変わっていないとも考えられる)

    実際にお客様からも、「人材不足」という観点でお悩みを何度かお伺いしたことがあり、ヒントを与えてくれる1冊だと感じた。
    以下、メモ。

    ・企業の業績向上には、その企業にとって戦略的に重要な事業を構築/運営できる「マネジメント人材」が必要不可欠である。
    →有能なマネジメント人材をどれだけ自社内に抱えているかが、企業の競争力の根源である
    →希少性の高いマネジメント人材の発掘/育成に関して、経営層も含めて全社的にコミットし

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    2024年04月13日
  • つながっているのに孤独―――人生を豊かにするはずのインターネットの正体

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    読み応え十分の本でした。ロボットそしてインターネットが人間をどう変えていくのか、について著者の長年の研究を元に書かれた本です。著者はもともとこれらの影響を楽観的に見ていたところ、徐々に悲観主義的になってきたとのことで、そのあたりのトーンは本書全体から伝わってきました。本書を読んで私なりに解釈した内容は以下の通りです。

    ロボットやネットへの依存症は、その背景に「人間不信」もしくは「全てを制御したい」欲求がある。人間が相手だと裏切られるかもしれない、悪態をつかれるかもしれない、自分の思い通りに相手が振る舞ってくれないことも多い、という感覚。そうなると、本書でもたびたび書かれているように、ロボット

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    2023年05月02日
  • the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

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    GAFAに関する本は最近では多々出ておりますが、早い段階でテクノロジ企業を分析し、成長を遂げた理由を述べている本書は客観的に見ることができました。
    同時に、今後これらの企業が抱える課題感も見出しており読み応えがありました。

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    2023年02月09日
  • GAFA next stage ガーファ ネクストステージ―四騎士+Xの次なる支配戦略

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    ディスラプター【既存モデルの破壊者】であるGAFAは娯楽の制約を解放【破壊】したらしい。

    制約を戻す為には統治機構である政府による抑制が必要になるが機能していないようだ。

    制約が無くなるのは有難いが、抑止無き自由はリスクを伴うだろう。

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    2022年12月30日
  • GAFA next stage ガーファ ネクストステージ―四騎士+Xの次なる支配戦略

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    面白い。コロナ後のことまで書かれている。わかりやすい。GAFAのことなど知らなかった事が書かれている。

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    2022年02月17日
  • the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

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    日頃自分が使っている製品、サービスの凄さを知ることができた。
    一方で政府と対立する理由も知ることができた。

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    2022年01月20日
  • the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

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    GAFAを、黙示録の四騎士と呼んでいる。ヨハネの黙示によれば、剣、飢饉、悪疫、獣によって、地上を支配する4人の騎士が紹介がされている。

    この書にかかれていることは、はじまりにすぎない。
    邦訳は、2018年だが、後段にかかれている、NextGAFA:第5の騎士、GAFA以後の世界についても示唆が描かれています。

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    2021年09月05日
  • フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

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    さすがマイケルルイス。「ようわからん話」になりそうなテーマを活劇のような面白さに仕立てている。群像劇のようで実質的な主人公はリーグテーブルでは下位のカナダの銀行に勤める日系人のBrad Katsuyama。彼が仲間とともに投資銀行コミュニティと大手証券取引所が作り上げたボッタクリシステムをぶち壊すために、フェアで新たな証券取引所であるIEXを作るまでの実話。

    同じ金融機関でも、ニューヨークの投資銀行と田舎の運用会社では全く異なる生態系の生き物といって良いことが描写されていて興味深い。

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    2021年07月12日
  • ウォー・フォー・タレント

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    歴史がよくわかる
    インターネットが普及してから育成に注目を浴びるように。
    会社を強くするには経営戦略できる人がいないといけない。

    育てる必要があり、経営戦略できる人は引っ張りだこに。
    人もスキルアップした方が転職して給与が上がるという意識に。

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    2021年05月01日
  • 習慣の力〔新版〕

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    習慣を変えるというのは大変なエネルギーを使うと思いますが、「習慣の力」でその後の人生も変えられると思うと、日頃の生活習慣を改めて見直してみようという気持ちになりました。何気ない習慣がその後のベクトルを決めてしまうかもしれないと思うと考え方が変わります。気持ちの入る内容でした。

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    2021年04月16日
  • 習慣の力〔新版〕

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    習慣とは、脳にきっかけという刺激があり、それに対して欲求が生まれ内観からルーチンという反応があり、結果として報酬が与えられる過程のことを指す。
    良い習慣はつくれるし、悪い習慣は変えられる。
    悪い習慣は、カーネマンの言うところのシステム1でつくられてしまうが、システム2を使うことでルーチンを変えて良い習慣にすることができる。
    脳科学、社会心理学、行動経済学などに興味がある方におすすめです。

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    2021年04月04日
  • 習慣の力〔新版〕

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    名著。前半は個人レベル、後半は社会レベルにフォーカスされているが、人生が好転する気配に満ちている。キング牧師の社会運動が成功した理由が面白い。人生とは習慣である。

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    2021年02月07日
  • 習慣の力〔新版〕

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    ネタバレ

    私たちの生活は習慣であり、変えることができる。そのためには「きっかけ→ルーチン→報酬」を理解する必要がある。認知していない習慣は変えることができないのだ。
    習慣は一度身につくと消えないし、新しい習慣は古い習慣で包むことで定着しやすくなる。
    習慣は個人だけでなく集団の中でも活躍する。学校組織や企業で習慣つかってよい方向へと導くことが可能であるだろう。
    やりたいけどやれないと嫌になることを、習慣の法則で分析し、習慣を変えていきたい。

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    2020年12月27日
  • 習慣の力〔新版〕

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    量が多く読むのが大変ですが、それ以上の見返りがある本です。依存症だから、自分はもうこういう人だからとあきらめず、変わりたいと思っている方にはぜひ読んでいただきたいです。

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    2020年12月21日
  • the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

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    GAFAについて知りたい方はこの著書を読むといいと思います。どうやってGAFAが台頭してきたのか知ることができます。面白かったのは、著者の主観が表れている点です。わりと否定的?なのかな。GAFAが牛耳るデータに警鐘を鳴らしているように見受けました。ビジネスのインスピレーションも受けられるかも。

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    2020年11月17日