渡会圭子のレビュー一覧

  • 後悔の経済学 世界を変えた苦い友情

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    面白かった。(特に後半)
    行動経済学が生まれるきっかけとなった心理学と意思決定の研究者、ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーの研究生活と友情の物語。
    二人の研究の成果については、カーネマン著『ファスト&スロー』に詳しいので、この研究が生まれるまでの物語として読んだ。

    序盤・中盤は彼らの生い立ちと初期研究の話で、あまり興味が持てずに、しばらく読むのを止めていた。しかし、後半を読み出すと、見知った行動経済学の話や、カーネマンの苦悩と二人の別れなど、話がドラマチックになり、一気に読んでしまった。名声を得たが故の二人の別れは、人間心理の難しさを感じると共に、「成果は一人では出せないが、評価されるのはただ一人」という残酷な現実を認識させられる。

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    2024年03月10日
  • 後悔の経済学 世界を変えた苦い友情

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    行動経済学の創始者である二人、カーネマンとトヴェルスキーをめぐるノンフィクション。人間ドラマとして秀逸なのは確かだが、目的としては行動経済学の入門として読んだ。そういう読み方も可能。

    そもそも発端として、イスラエル軍における人材評価として始まったということが興味深い。判断する際に権限を有する者が行い勝ちな「思い込み」「経験偏重」「統計軽視」などについて研究を深めていく。

    軍事分野に次いで医療業界において理解者が現れ、経済学に話が及んだのは、その後であること。このあたりも興味深い。

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    2024年01月06日
  • フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

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    高頻度取引(HFT)業者の実態をHFTが表面化した頃に書いており、時代を先取り(HFTからしたら遅いと思うが)した内容と著者のストーリー性に惹かれて一気に読み終わった。
    では、どうすればいいのか?までは書かれていないが、数兆円が日々取引される取引所の実態をここまで明確に書いた本は投資知識として読むべき1冊になると思う。

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    2023年12月19日
  • ニューヨーク大学人気講義 HAPPINESS(ハピネス)―GAFA時代の人生戦略

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    人生訓、誰でも何らかの経験で身を持って感じている事がある。ここにもその多くが「幸福」「成功」「愛」「健康」別に列記している。特に気になったのが若いうちから金銭(投資)の価値観を見出すことだ。義務教育では往々にして「お金」に対する意識が薄く大人になって初めて「投資・資産・税金」などを勉強する羽目になる。子供達に対して「子供貯金」などから身近な実体験させることは将来の「人生設計」で重要だと感じた。

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    2023年12月16日
  • GAFA next stage ガーファ ネクストステージ―四騎士+Xの次なる支配戦略

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    GAFAの実態や富裕層と関連付けてアメリカ社会全体の功罪や光と闇に言及していたが、各章の繋がりはあまりなく記事を寄せ集めた印象。

    GAFAをはじめ富の集中や貧富の差が拡大することは良く無いが恩恵に預かっている面もある。
    政府の為すべきところまで提案できていれば良かったが誰に向けての本かもう少し明確だと読みやすかったと思う。

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    2023年04月16日
  • ニューヨーク大学人気講義 HAPPINESS(ハピネス)―GAFA時代の人生戦略

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    「幸せ」とは考えるものなのだろうか。感じるものではなかったのか。否、やはり考えるべきものなのである。
    あらゆる人の人生の目的はたった一つ。「幸せになることだ」という。
    そう考えると、人生というのは本当に深いものだと感じてしまう。
    自分が思春期の頃「どうせいつか死ぬのに、なぜ生きるのだろうか」と考えたことがあったが、「幸せになるためだ」と言われて腹落ちしたのを思い出してしまう。
    そういう意味で正しい大人から正しい言葉を聞くことは、その人間の人生にとって大きな意味があると思うのだ。
    本書は大学教授である著者の人気講義を書籍化したものだ。
    50歳をとうに超えた今の私にとっては、正直そこまで目新しい発見はなかったが、学生の皆にとっては意味のある講義になることだろう。
    著者も私とほぼ同年代。
    この年齢になれば、人生についてアレコレ考えてしまうものだ。
    私自身、学生に向かって感動する言葉を上手に投げかけられるとは思えないが、著者の言葉と私が普段から心の奥底で思っていることは似たような感覚だ。
    人生とは思った以上に短い。ただし、考え方によっては長い。
    結局どう生きるか。どうやって死にたいか。
    やはり「幸せになること」を目指して生きることは、人生に大きな意味を与えると思ってしまう。
    どんなに金銭的に成功した人でも、才能に恵まれた人でも、悩みなく人生を過ごせる人は誰一人としていないだろう。
    誰でも大なり小なり、自分の人生について悩みながら、その中で小さな「幸せ」を探して日々生活しているものだ。
    そんな酸いも甘いも経験して、自分自身も今に至っている。
    大きな幸せを日々感じている訳ではないが、自分の人生について「そんなに悪くない」とは思っている。
    むしろ非常に運がいいと思う。
    (健康に生まれただけで相当に運がいいと言えるのではないか?)
    この教授と人生経験を競うつもりもないが、書いてあることは否定のしようもない。
    まさに普遍的な真実と言えることばかりだ。
    だからこそ、たまにはこういう本を読むのもいいだろう。
    親や家族のことを考えてしまう。
    自分の幸せを噛みしめて、そして感謝の気持ちが湧き出てくるのを感じてみる。
    忙しい時代だからこそ、立ち止まって考えてみるのがよいのだろう。
    「幸せ」について考えてみることは、本当に大事なことなのだ。
    (2023/2/12)

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    2023年03月14日
  • the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

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    翻訳が悪いとは言わないまでも直訳に見える部分が多く、平易な文章と思われる箇所が難解に見えて理解が難しかった。
    GAFAの優れているところを挙げているが、それが人類にとって悪いことなのか良いことなのかわからないが理解することは必要なのだと感じた。

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    2022年11月24日
  • ニューヨーク大学人気講義 HAPPINESS(ハピネス)―GAFA時代の人生戦略

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    翻訳がいまいちニュアンスがわかりにくいかもしれないが、全体的に結構ためになると思います。
    家族の部分はアジアでは実現難しいと思うが、それ以外のところはよかったです。

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    2022年09月10日
  • the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

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    感情的な言い方ではあるけれど、GAFAに頼りきりの生活をする中で、ぼんやり感じているいやらしさみたいなものにきちんと意識を向けておくための良書だと思う。第1〜7章は面白く読めた。いわゆるビジネス書はほとんど読んだことがないが、第10章は学生におすすめ。

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    2022年09月01日
  • GAFA next stage ガーファ ネクストステージ―四騎士+Xの次なる支配戦略

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    GAFAという言葉を日本に定着させた前作が面白かったので読みました。
    いかにもMBA教授という饒舌な口調で、次々と知らないアメリカの企業名が出てきて、ちょっと情報過多で何が一番言いたいことなのかよく分からないという感じでした。
    ただ、作者が独占状態のGAFAを分割して、その力を抑えたいと考えていること、アメリカが以前より不平等な社会になっているのを危惧していることは分かりました。

    あと、アメリカでも高齢者の投票率が高く、政治が高齢者寄りになっているというのは初めて知りました。
    ただその点では、より少子高齢化の進んだ日本の方が酷い状態だと思います。

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    2022年07月13日
  • GAFA next stage ガーファ ネクストステージ―四騎士+Xの次なる支配戦略

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    ネタバレ

    1章 新型コロナとGAFA+X
    勝っているものが勝ち続ける世界になっている。ウーバーとかは車とかも働く側のものなので、経営側はとてもリスクが少ない。
    広告の価値が下がってきた。インターネットの誕生で口コミもあるし、メッキが剥がれやすい。これからは有料で情報をとらない青か情報を搾取され続ける赤を選ぶのか問われている。赤は煽情的な情報も多いから、優しい世界は青だろう。この中ではなかったけど、青のTwitterが赤のFacebook側のイーロン・マスクに買われたのは、不幸になっていく前兆かもしれない。

    2章 四騎士GAFA+X
    それぞれの解説とコロナパンデミックによってどうなったかの解説
    言われればそのとおりで強いものほど生き残っている
    作者的には広告マーケティングは嫌いみたいで、このあたりから当たりが激しい
    規模の大きくなり方が桁違いでインフラを支配されそうなことが伝わってくる

    3章 台頭するディスラプターズ
    コロナとかで台頭した企業の説明
    アメリカが多いからピンとこない企業も多い
    カタカナが多くてついていけなかった

    4章 大学はディスラプターの餌食
    大学は高等教育ではなく、ただのブランド。経済格差を拡げてきた。
    政府の支援が少なくなったこととかも影響して、どんどん入学者を増やすため、ブランド化して、値段を上げた。それにも関わらず、全くテクノロジー的に進化していない。教授達の終身雇用を守るだけの機関。このコロナでそのあたりが露呈した。
    人が集まらなければ、潰れていく。これから、テクノロジーによる市場への介入が出てくる。日本はここまで行くのか見ものではある。

    5章 GAFA+Xの暴走に対抗する
    金持ちが巨万の富を動かす一方で配分はうまくいかなくなっているけど
    それを止める政府が脆弱化している。それは、金持ちが税金を納めないし、それでみんながいいと思っているから
    段々、金持ちは固定化されてるし、能力よりも生まれとかが大きくなっている(この辺はマイケル・サンデルの本でも同じことを言っていた)

    〈全体〉
    どうしてもアメリカの話でピンとこないところもあったけど、アメリカでさえ政府より巨大になりつつある企業に勝てなくなってるし、富が集まりすぎている。日本なんか目じゃない程の格差社会で、ある種階級的になってきている、自由の国アメリカなのに。テクノロジーは便利を作るけど、保証はしてくれない。難しいし、悩ましい。

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    2022年05月08日
  • the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

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    ネタバレ

    後半の『個人が成功するために必要な内面的要素』は今後の生活で意識していきたい。心理的成熟、好奇心、当事者意識、大学に行く、ブランド、友人、フェアではない競争、資格・証明、何かをなしとげた経験、都市に出よ、自分のキャリアをよく見せる、新しいものを受け入れる、株と計画、会社とは「連続的単婚」を心がける、組織ではなく人に誠実に、好きなことではなく得意なことでキャリアを築く、不満を口にしない、平均に回帰することを覚悟する、あなたのスキルを評価してくれるところへ行く、セクシーな仕事は儲けが少ない、頑強さ、助けを求める。自分のキャリア子どもたちにも伝えていきたいことだ。

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    2022年04月17日
  • GAFA next stage ガーファ ネクストステージ―四騎士+Xの次なる支配戦略

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    赤と青の区分
    フライングホイール
    Tアルゴリズム
    (この概念だけで、読書目的は達成)


    今後のディスラプションが起こるであろう業界(医療、教育は納得)

    その他、筆者のコメント。

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    2022年04月03日
  • the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

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    Gagaが変えた世界!
    難解でした。
    このままgafaが成長し続けていいのか?と不安になった。
    起業したり経済を注視してる人には良いと思います。
    いち庶民には遠い事に感じる内容。

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    2022年02月17日
  • the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

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    アメリカで生活していないとピンとこない内容があるが、Appleなど身近に存在している会社がどのようにして稼いでいるかわかったようなわからないような

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    2022年01月23日
  • ニューヨーク大学人気講義 HAPPINESS(ハピネス)―GAFA時代の人生戦略

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    現実に即した経験者の具体的アドバイス
    著者自身が違った角度、深度で物事を捉える人かな 
    故に自分に対する他者評として「頭のおかしな」が書中に書かれているのか。
    予備校講師が予備校生に対して行う講義と類似か。その科目についての講義ではなく今後社会へ出る若者への飾らない人生講義 輝く未来ばかりでないこと既に知っている生徒達は学校の先生の希望に満ちた話より予備校講師の話に惹かれる。

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    2022年01月10日
  • GAFA next stage ガーファ ネクストステージ―四騎士+Xの次なる支配戦略

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    コロナによって米国の株式市場の高騰により、急速に資本力を増したGAFAの巨大さがさらに浮き彫りになった現在について
    そのビジネスモデルを他社の時価総額の総額とも比較しながら半ば批判的に書きつつ
    他の領域において今後成長を期待する企業についても触れてくれている本
    実際株式市場や決算を読んだり、ポストコロナの時代に何が産業として戻ってくるか、最近IPOした企業などが取り上げられていて、興味深く読めると思う
    ただ新しく知識を学ぶというよりは、GAFAの動きと株式市場の動きに理解があれば、自ずと理解できる範疇の内容が多い

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    2021年12月30日
  • the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

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    GAFAそれぞれについての批評を、ライトな文面で分かりやすく解説している。
    盲目的にこれらの企業をもてはやすのではなく、違う視点から見ると、その企業の凄さだけでなく、恐さなどの違った側面が見えてくる。

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    2021年11月27日
  • ニューヨーク大学人気講義 HAPPINESS(ハピネス)―GAFA時代の人生戦略

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     タイトルに「GAFA時代の人生戦略」とありますが、GAFAに関連する書籍として向き合うことではなく、「the four GAFA四騎士が創り変えた世界」の著者自身の人生戦略として紹介することが適切であると感じています。著者に関しては次々項にて詳しく紹介しますが、シリアル・アントレプレナーとして数々の挑戦を続けてきています。その生い立ちから投資家・起業家・プライベートまでの人生における経験や苦労がまとめられています。本書の元になったのは、著者が教鞭をとるニューヨーク大学スターン経営大学院で行う講義カリキュラムの最後の3時間で扱う「アルジェブラ・オブ・ハピネス(幸福の計算式)」です。自身の経験にまつわる話をしている講義の書籍化ですので、哲学的な幸福論でも、ビジネス的成功の法則論でもなく、著者の考える幸福の方程式に関する解説を楽しみながら、自分も真似できる・採用したいと思える取り組みを見出す書籍です。向き合うスタンスを明確に持つことが本書の価値を最大化してくれると感じました。

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    2021年10月25日
  • the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

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    知らないうちに個人情報を集められて
    見ているスマホの画面には
    GAFAに都合の良い情報だけが
    流れてくる
    隣の人と私のスマホ情報は
    同じじゃないって
    今更ながら怖いと思った

    オールドメディアな新聞が
    見直される時がきそう

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    2021年08月02日