渡会圭子のレビュー一覧
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強く書かれているのは習慣=きっかけ+ルーチン+報酬という仕組みで、これはイラスト付きで頭に入りやすく書かれている上、誰もが根本的に習慣というものを理解できるようにしてある。
習慣をどう自分のものとして取り入れるかに関して大事なことはやめたいという気持ちが1番強くなる瞬間いわゆる転換点に自分がどう対処するかを計画することと、きっかけ・ルーチン・報酬を自分の中で紐解き本当にその報酬が必要なものかを考えること。
「あなが変われると信じる」なら「変われると信じる」を習慣にすれば変化は現実になる、それが習慣の力で、つまり習慣とは自分で選んだものであると気づくこと -
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GAFA時代の戦略というよりも、もっと動物的な感覚、ある男が人生を振り返った時の教訓といったニュアンスを感じました。
頭のおかしい教授からのアドバイスと称して、本書は始まる
構成は、前書きを含めて5部、
はじめに ニューヨーク大学人気講義[ハピネス]
・起業家というのは、いいときは絶好調で、悪い時にはどん底まで落ちる
第1講 幸福の講義
・とにかく努力、精一杯の努力をする
・大した人間になれなかったのは酒のせいだ
・モノより経験に投資せよ
第2講 成功の講義
・常にハングリーであれ
・うまくできることを見つけて、1万時間練習をして、それを得意になる
・簡単なことをきちんとやる
・会社 -
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ネタバレ◼︎ファブリーズ
自分の部屋が臭いことに人は気が付かない。掃除の後の『仕上げのいい匂い(報酬)』が大事だということに気がつく
◼︎ペプソデント
ピリピリ感やミントなどを入れて、『磨いた感』を演出する歯磨き粉でヒット
◼︎ダイエット
ダイエットを成功させた78%が朝食を食べている。またそのほとんどが特定の報酬(ダイエット後の青写真)を思い描いていた
◼︎禁煙
タバコをカフェインに置き換えることによって習慣を変える
◼︎習慣を変える追い風
『信じる力』(宗教、同じ意思を持った集団の中に入るなど)
◼︎アルコア
・ポール・オニール
・社員の安全性を第一に掲げる
◼︎スターバックス
・無礼 -
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著者による4社への解釈や批評が述べられている。この本は客観的なデータや研究によって書かれた論文ではないという点は心に留めておきたい。
著者が論じる成功の遺伝子は、実証されているわけではないが充分に推測しうる範疇のものであり参考にしても良い部分は多々あるように感じられる。
かなり文体がウィットに富んでおり、読みものとして面白く感じられた。若干冗長な部分もあったが。
4社についてのあまり詳しくない若者にとっては充分に知見を得られる本だった。特に10章の内容は著者が過ごしてきた人生をもとに若者へと送る助言のようなものであり、ここの章だけでも一読の価値がある。全肯定をするわけではないが人生の指針 -
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習慣は、「きっかけ→ルーチン→報酬」の繰り返しでできている。習慣を変えたければ、代わりのルーチンを見つけること。
具体的に実行に移すためのガイドとして、付録に書いてあることがわかりやすかった。
変化の枠組み(フレームワーク)
1、ルーチンを特定する
2、報酬を変えてみる
3、きっかけを見つける
4、計画を立てる
↑の具体例
1、カフェテリアに行ってチョコチップクッキーを買って食べている
2、①外に出て周りを歩き、何も食べずにデスクに戻る
②カフェテリアに行くが、チョコチップクッキーではなくドーナツかキャンディバーを買って食べてからデスクに戻る
③カフェテリアに行き、りんごを買って食べて -
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成功したいなら、若いうちはとにかく懸命に働くしかない。バランスを欠く生活を受け入れるしかない。若いうちにバランスを欠く生活を送ったことで、のちにもっとバランスの取れた生活ができるようになる。
この世界は大きなものではなく、すばやいものが勝つ。
運動は大切。
人生を共にするパートナー選びは重要。
若いうちに学歴を手に入れ、都市に出る。
お金で買える幸せはさっさと買い、他に目を向ける。
仕事以外に喜びを与えてくれるものを見つけ、投資する。
人間関係に投資する。複利で増えていく。
モノより経験に投資する。
才能だけではない。ハングリー精神を持つ。
成功の秘訣は自分が得意なことを見つける。
成 -
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ネタバレ本を購入したときは意識していなかったのだけど、ギャラウェイ教授は「the four GAFA : 四騎士が作り変えた世界」の著者だったんですね。ニューヨーク大学人気講義とあるのだけど、どうもHAPINESSをテーマにした講義というよりは、ギャラウェイ教授の専門である「ブランド戦略とデジタルマーケティング」の講義の最後の3時間で「HAPINESS」を扱った話をし、これが好評ということみたいだ。読んでみれば判るけど、哲学者が幸福について語るのではなく、教授自身の学生時代、投資銀行家としての経験、起業家としての経験を通して考えてみた幸福という理解が正しい。
本書の構成は4章立てになっていて、第1章