黒輪篤嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ<どんな本?一言で紹介>
テクノロジーが発展する世の中、情報の波にのまれない自分づくりをするための本。
<どんな人におすすめ?>
行き先が分からないけど、忙しい人。
色々なことをしないと!と思っている人。
将来が不安で、色んなことをやっている人。
<読んだら、どんなことが分かるの?>
情報過多な時代で、自分の創造性を発揮して豊かさを感じるための、考え方。
・「マインドフルネス」とは、今の瞬間に全意識を向けること
・「何に意識を向けるか」で、テクノロジーに翻弄されるか活用できるかが決まる
・先入観を持っていることに気づければ、世界は変わる
・自分の無知と向き合う
・具体的な「日々のエク -
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Posted by ブクログ
多くの人がかつては遊んだであろうレゴ社がいかにして危機を乗り越えて継続的な成長を維持できているかの物語。
お題はイノベーションマネジメント。
時代の流れに乗り遅れないために、かつてはイノベーションをただ目的化することで会社の存続危機に陥るも、新たなリーダーシップの基でイノベーションの管理手法を導入することで再び成長軌道にのったレゴ。
筆者も書いているけど、あくまでもレゴの成功はいわゆる「ストーリー」のなかで成立したものであり、ベストプラクティスとして学べるわけではない。
それでも事実に基づいた成功事例として学ぶところも多く、内容も分かりやすいので、「イノベーションのジレンマ」等の基本書を読 -
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Posted by ブクログ
第一次世界大戦後にドイツが体験したハイパーインフレについて書かれた本。デフレ慣れした現代では想像できないが、インフレの恐ろしさが理解できる。初期の頃は、個人消費は活発になり、失業率は低下して株高になるなど見せかけの繁栄となるが、最後は社会がガタガタに崩壊し、あらゆる悪が助長され、病気や貧困がはびこる状況となる。時間が経過するたびに、インフレが猛烈な勢いで進んでいくので、読んでいるこちらも麻痺してしまう。終戦時に5000億個の卵が買えた値段で、その5年後には卵1個しか買えなくなったと表現されている。しかし、不平等が拡大した大混乱の社会を、うまく乗り切った人々も存在し、将来のインフレ時にとるべき行
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