黒輪篤嗣のレビュー一覧

  • ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル

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     SECIモデルの復習。

    第1章 知識から知恵へ
     藤野はプラグマティストに徹することで、ホンダジェットの夢を実現させた。藤野の仕事の仕方はいろいろな表現で言い表されている―粘り強い、実際的、現実的、行動志向、細部重視―が、それらすべてが指し示しているのは、「いま・ここ」での遂行力である。


    第2章 知識実践の土台
     知識実践の起源は、アリストテレスによる知識の三分類の一つであるフロネシスにあると、われわれは考えている。『二コマコス倫理学』第六巻第五章の定義によれば、フロネシス(実践知、賢慮)とは「人間にとってよいことか、悪いことかに基づいて行動できる、真に分別の備わった状態」とされる。

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    2021年08月08日
  • 問いこそが答えだ!~正しく問う力が仕事と人生の視界を開く~

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    【★:3.5】
    「問こそが」問題解決、知的創造の「答えだ!」という内容の本。

    本書のテーマは今まで読んできた本の中でも屈指の秀逸さだと思う。

    ただ、内容があまりにも冗長すぎると感じた。余計な部分、テーマから離れてしまっている部分が多すぎるため、秀逸なテーマを見失ってしまいそうになる。
    したがって、内容は平易なのだがやたらと読んでいて疲れを感じる。
    内容を絞って書けば分量は半分ぐらいになって、わかりやすさは2倍ぐらいになったのではないか?

    テーマが秀逸なだけにもったいない。

    著者には本書のテーマをもとに以下のような「問い」を自分に向けて発してほしい。
    「伝わりやすい文章を書くには、どのよ

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    2020年09月13日
  • ハーバード流 逆転のリーダーシップ

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    引っ張っていくのではなく、メンバを主体として後ろから後押しするイメージのリーダシップ。
    メンバのモチベを引き出すこと、環境調整もリーダの仕事とはいえ、やはり激安でスキルないメンバしか集められないプロジェクトの場合について気になってしまう。この本のようにクリエイタがやる気ある場合はいいが、そもそも仕事にモチベない奴とか、オールドタイプのじじい、指摘されたら考えるとか言ってる奴、言ってもできない奴、コラボレーションしても誰も解決できない組織はどうすれば・・ この本的には、コミュニティを築くことが解決策と言っているがどうか。そういうのをまとめ上げるっていうのが、従来のリーダとの違いがいまいちピンとこ

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    2019年09月15日
  • ハーバード流 逆転のリーダーシップ

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    リーダーが先頭に立ち、瞬時に判断する、
    部下はそれを固唾をのんで見守る、
    鬼平的なリーダーシップは通用しないよ、
    というお話。

    複雑化した現代、一人の閃きでは完結せず
    「集合的天才」(collective genius)が
    求められる。

    ピクサー、グーグルなどの事例は分かりやすい。
    カールじいさんの空飛ぶ家とカーズトゥーンの
    レンダリング争奪戦とか、グーグルの
    ストレージ論争とか興味深い。

    ナンパも宴会も、なんでも
    「ハーバード流」だけど、なんの情報性もない。
    こういう邦訳はやめたほうがいいと思う。

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    2019年02月04日
  • シンプル・ライフ 世界のエグゼクティブに学ぶストレスフリーな働き方

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    正直、それができればこんなに悩まない、と思わないでもなかったが、そういうまっすぐでシンプルなことができるかできないかが大きな違いなのかなと思った。試してみる前に「それができれば....」と先のことを考えて突き放すのではなく、今できることを何かひとつでもやってみて、それでどうだったかはそのときに考えればいいのかな、と少し肩の力が抜けるようだった。

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    2018年01月04日
  • ハーバード流 逆転のリーダーシップ

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    ネタバレ

    イノベーションに対して求められるリーダーシップとは、自らイノベーションを起こすことや、ビジョンを描いて、メンバーを導くのではなく、メンバーがイノベーションを起こせる環境・空気・場・組織を作ることを説く。『イノベーションは日々の仕事のなかに――価値ある変化のしかけ方』(パディ・ミラー著)でも同じ主張に接したが、所謂「イノベーター」なるリーダーのインスピレーションによって、画期的なアイディア、ビジネスモデルが生まれるのは、イノベーションに対する誤解なのではないかと感じた。

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    2017年02月13日
  • レゴはなぜ世界で愛され続けているのか 最高のブランドを支えるイノベーション7つの真理

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    レゴにそんな混迷の時代があったんだ。自分が買いたいがために、子どもがレゴ好きにならないかと願っているが、今のところその気配なし・・・

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    2016年01月26日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    赤字国債の発行に国家財政を依存している日本。先進各国も、景気刺激策、周辺諸国救済のために紙幣を大量に刷る。歴史の教科書では僅かに触れられている程度のドイツの国家破綻の歴史からハイパーインフレについて考える。

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    2015年02月26日
  • レゴはなぜ世界で愛され続けているのか 最高のブランドを支えるイノベーション7つの真理

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    珍しくビジネス書。やはり肌に合わない。しかし、単なる開発物語ではなく、1ページに10回以上「利益」という単語が出てくるところが本書の姿勢をよく表している。レゴって何十年も前からある基本ブロックを作ってデザイナーが適当に組み合わせて売っていると思ったけど、その組み合わせのパターンとブロックのセットを作るのが「開発」でそれに何年もかけているとは意外だった。

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    2015年01月04日
  • レゴはなぜ世界で愛され続けているのか 最高のブランドを支えるイノベーション7つの真理

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    No.666
    「ブロックはレゴから。アイデアはきみから」1992年のカタログのコピーが秀逸。

    レゴの改革とブランド復権までの道のりが詳しく紹介されています。

    レゴ1.0 コストダウン、ビジネスをシンプルに。小売店の利益を増やす。レゴランド売却、キャッシュの獲得を重視。2004年

    レゴ2.0 ブロックへの回帰。共通の目標を設定。赤字製品の廃止。2005年末

    レゴ3.0 イノベーションマトリックス。レゴ開発手順の見直し。マインドストームに大人のファンを参加。2008年

    レゴ4.0 二重焦点の取り組み、今までに見たことがない製品、スターウォーズシリーズ。2012年。アップル、ナイキと比較さ

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    2017年04月09日
  • レゴはなぜ世界で愛され続けているのか 最高のブランドを支えるイノベーション7つの真理

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    「イノベーション7つの真理」というサブタイトルにあるように、およそイノベーションという言葉がこれでもかと登場する。そして、その7つの真理の実行の仕方で失敗してどん底におち、同じくうまくやって復活したレゴの話。



    レゴは、あるときまでうまくいっていたので、経営はけっこう適当だったらしい。置かれている状況に気づかずに自己満足をしていたら、いつのまにやら闇の中。



    当初レゴが伸びたのは、小売店を大事にしたこと、そして単なる玩具ではなく、システムをつくったこと。僕もこれで満足すると思う。スターウォーズとレゴは、いまでは当たり前の組み合わせだが、導入には相当な(内部の)障壁があったのだそうだ。

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    2022年06月01日
  • レゴはなぜ世界で愛され続けているのか 最高のブランドを支えるイノベーション7つの真理

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    レゴはどのように失敗し、その失敗をどのように次の成功に役立ててきたのか、その経緯を経営理論に基づいて、というよりもどの流行の経営理論にぶら下がったために失敗したのか、分かりやすく説明。
    ただ、残念ながら?(ビジネス書に求めるのは無理かもしれないが)登場人物に感情移入するような書かれ方ではない。

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    2014年08月18日
  • レゴはなぜ世界で愛され続けているのか 最高のブランドを支えるイノベーション7つの真理

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    この本は、経営すらもオープンソースのごとくケーススタディされると言う驚きと、大企業病への処方箋である。
    経営は古くは世襲制であり、ごく一部の人がノウハウを独占している秘術のようなものだったと考える。一方現代では、能力があるものが登用され腕をふるえる一方、その秘術を知らないが故に失敗することが多いのではないだろうか。
    秘術と言ったが、そのほとんどは失敗の歴史に学んだ教訓だろう。一代ではなかなか失敗•リカバリ•ノウハウ化までは難しい。ケーススタディを読むとだいたいの失敗は先人の経験、教訓を、活かしていないこと。時に非情な教訓にも何らかのキッカケがある。
    大企業では、持続的な成長と破壊的なイノベーシ

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    2014年06月21日