坪田信貴のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレやりたいことがない人のほうが成功しやすい理由の2つ目。それは、「自分がやりたいこと」より「人が求めていること」のほうが成功しやすい、ということです。
若い時期にこそ必要なのは、今持ってるカードのなかから無理をしてやりたいことを選ぶのではなく、まずは自分の手持ちのカードを増やしていくことだと思っています。大事なポイント「どうせ自分には無理」という固定概念に縛られないこと。
やらない理由を見つけるのは簡単ですよね。
もともとやりたいことがあったわけではなく、「自分のできること」から始めていって、自分の可能性を広げていっただけです。それによって、環境や人間関係が変わり、自分のやりたいことに気付 -
Posted by ブクログ
ネタバレまさにやりたいことが見つからないので、手に取りました。
若者向けに著者の熱いメッセージが込められています。
「やりたいこと」がない人については、
・そもそもやりたいことが明確にある人の方が少ないので大丈夫
・若いうちは手持ちのカードを増やすこと
・そのためには、今求められていること(できること)をやること
・「できる」⇒「勉強する」⇒「やる気が出る」⇒「やりたいことが見つかる」の順
・何事も無理と思わず、どうしたらできるかを考える
という感じのアドバイスがありました。
その他の章も含めぜひ悩める中高生に読んでほしい本です。
個人的に面白かったのは、日本の市場規模が教育産業全体では1兆円程 -
Posted by ブクログ
ボクは子どものころに何度となく「迷惑をかけるな」と教えられた世代だが、常々、大人になってからも同じように考えて生きている人はどうなのかと思っていた。
分別のつかない子どもだったからこそ、親はやむを得ず「迷惑をかけるな」という言葉を使っていた。何が迷惑になって何が迷惑じゃないのか、想像すらできない幼少期には、それこそ仕方がなかったわけで、大人になっても変わらず「他人に迷惑をかけちゃいけない」という考えに固執している人は、メンタルは子どものままだと思う。
ボクは著者とはちょっと違って、子ども時代には「迷惑をかけるな」という声がけも仕方ない部分もあると思っている。
しかし、大人になったらそうでは -
-
購入済み
親や指導者向けの本
勉強の成果に即効性を求めていると期待外れになるかもしれない。そもそもまずは正しい勉強法とは人によって異なり、それらを適切な試行錯誤のもので見つけるというのが本書の主張なので仕方ないのだろうけど。書いてあることは基本的に正しいと思うが、本書で提案されるような自分にあった勉強法を本を読むことで見つけて実践できる人はそもそも勉強が得意なのであって、あるレベル以上の知的土台と気力がないと本書を読んでも効果はあがらないと思う。一方で親や指導者としての観点で本書を読むと、心理学的な根拠と著者や読者の過去の経験に基づいた納得感のある子供・部下・生徒に対するモチベーション向上や実力向上のためのPDCAサイクル
-
Posted by ブクログ
先生が厳しいとされている教習所を「ほめちぎる」教育方針に変えた南部自動車学校のお話と、ほめることのメリット・その方法を説明した本。
ほめることはプラスになるのか。会社の後輩を見てるとついつい教育という名の指摘をしてしまい、いいところは全く見てないのかもしれない。ほめることでやる気を上げて前向きにすることが大事なのかもと考えさせられた。ただほめるのはむずかしいんだよね、なんとなく。
いろんなほめかたがあるのだけれど、要は、その人・行動のよいところを見つけて肯定してあげること。これみたい。指摘はそのあとで、こうすればいいよ的な言い方で。
後輩のよいところを探すのが、上司の仕事なのかもしれない。