坪田信貴のレビュー一覧
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ネタバレビリギャルを生み出した坪田先生の本。勉強について改めて考えることができた。
印象に残ったこと。
・勉強の目的とは「個人の成長」。できなかったことができるようになること。
・頭の良し悪しは才能ではなく、「積み重ねをしたか否か」。その繰り返しを早くから行っていた人は、いわゆる頭の良い子になる。
・戦略。まず敵を知り、その上で自分の側の対策を考える。戦略とは、科学。徹底的にデータを追求する。情熱とは、自己成長に向けて動き出す際の、大きな原動力。「勉強しなさい」という言葉がどんなに正しくても気持ちが乗らない。感情に揺さぶられないから。科学と情熱の融合が必要。 -
Posted by ブクログ
興味深く読んだ。
多くの親御さんはよく「選択肢を増やしてあげたい」とおっしゃいます。頑張って勉強して学力を上げるのは、将来の選択肢が増えるからというのも1つの大きな理由です。
しかし、選択肢が多くても、自分で選ぶことができないのでは意味がありません。自分で選ぶことができるようになるためには、「自分には価値がある」と感じていることが重要です。
(p42〜43)
子供が社会人となって、子育てが一区切りついた今、実感として本当にその通りだと思う。優れている何かを身につける以前に「自分には価値がある」という感覚が土台に据えられていることがとても大切だ。 -
Posted by ブクログ
私と夫の子育てで大切にしていることに
「人に迷惑をかけない」ということがある。
そんな私たちにジャストなタイトル。
子どものためを思ってかける言葉が、逆効果になることがあるという恐ろしさ。
・親の言葉が、「思考と認知」を作る
★「苦手だね」というと苦手意識を持ってしまう
・グローバル時代は空気を読むハイコンテクストではなくコミュニケーション能力が大切
・親は完璧でなくていい。ティーチングではなくコーチング
・一緒に学んで成長する
第1章「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない
⇒自分から動けなくなる呪い
×「人に迷惑をかけるな」
〇「迷惑はお互いさま。困っている人がいたら助けよう」=恩 -
Posted by ブクログ
いや、多い…やることと提案がほんと多い…
ホントに339あるんだね。。
一個一個のセンテンスは簡潔に書かれており、理解しやすいが、
本というか完全に実用書というか実践書。書かれていることを子供と大人が実践してみて、体感で長期戦で効果を検証する感じ。
以下、私が気になった、ほんの一部。。
「人間力を育てる教育とは」
ヒリヒリとした真剣勝負(進学受験だったりする)の中でこそ、笑ったりツッコミを入れられる関係性とそれを築こうとする姿勢から育つもの。
なあなあの家族付き合いと傷の舐めあいをするぬるい関係からは、社会に出てからの成功は難しい
「成長するための心得」
一流の人が輝いているのはその人 -
Posted by ブクログ
まずね、表紙が怖くないですかね?首絞めているようにしか見えなくてさ。
可能性を奪う、拮抗禁止令と13の禁止令
Lちょっと多いな・・
「完璧になるように、我慢し、他人を喜ばせ、早く、努力し、強くなるのよ」
・選択肢を増やしてあげたいと思う親心であるが、「本人が選択する力があり、それが使えるか」が重要
・英語では「以心伝心(察する)」とは「テレパシー」笑。日本人は忍者ではなく超能力者だったかw
・ティーチャーからコーチへ。教えるから支援・応援するへ。
L情報社会で「教える」はムリ。一緒に学び、ワクワクを共有する。
・何をしても責められる社会…というかマイナスにとらえディスリがちな我が国