木暮太一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「仕事ができる人=周囲の負荷を減らせる人」という定義が一番印象に残りました。
結論から話す、自分の考えを整理して相談する、相手の話を翻訳して確認する、前提を揃えて対立を避ける、プランAがダメならすぐBへ切り替える。
どれも派手なスキルではありませんが、実際の仕事ではかなり重要だと感じます。特に、相談するときに「どうしましょう?」で終わるのではなく、自分なりの案まで持っていくことは、相手の判断負荷をかなり減らせると思いました。
また、「自分が何を伝えたいか」より、「相手がどうすれば理解・判断しやすいか」を考える視点も参考になりました。仕事は一人で完結しない以上、相手の頭の中まで整理しやすくする意識は大事だと感じます。
仕事ができる人ほど、周囲を疲れさせず、仕事を前に進める。そのシンプルな本質を改めて考えさせられる、実務に取り入れやすい一冊でした。 -
Posted by ブクログ
学ぶことが多かった本である。結局、この一文に尽きる。
「本来、相手がするべきタスクを肩代わりしてあげることが、相手の負荷を減らすことになる。」
以下は、今後意識して実践していきたいことのメモである。
仕事での成長は、クライアントのためにできることが増えたかどうか、そしてより多くの負荷を減らせるようになったかどうかで考えるべきである。
人前でうまく話せるようになりたいと考えて練習するのは良いことである。
しかし、それがクライアントのストレスを減らしたり、仕事を奪うことにつながっていなければ、趣味の範囲だと言わざるを得ない。
重要なのは、言語力、論理的思考力、コミュニケーション力、対立しない力、行動力の5つの力である。
最終ゴールを達成できたと言える条件は何か、という視点で考えることが重要である。
仕事ができない人は能力がないからできないのではない。
使っている言葉が不明確で、すべきことが不明確だからできないのである。
その感覚を明確に捉えるために、文章でメモする習慣を持つべきである。
仕事ができる人は文章で答える。一方で、そうでない人は単語で答える。
単語で答える=単語で考えている=何をどうすればいいかを考えていないからである。
誰が何をするのか、何のために行うのかを分解する。
問題は「何をするか」と「何のために」である。
質問された際は、まず相手の目的を確認する。
「その目的は何でしょうか?」「ゴールは何と考えたらいいですか?」と聞き返す。
目的が変われば、自分の考えや行動も変えなければならない。
前提条件が変わったときにすぐ行動を変えられるのが、仕事ができる人である。
気が利く人を目指すのではなく、今を分解して細かく捉えること、そして自分のタスクが業務全体のどこに位置づけられているのかを考えることから始める。
できる人には必ず行動力がある。
行動力がないのに仕事ができる人は見たことがない。それほど行動は重要である。
期待値調整も必要である。
これは期待する成果のレベルを下げること、つまり成果が出ることを過度に期待しないということである。 -
Posted by ブクログ
営業マン向けだと思いましたが、後半にあった自分の感覚を言語化する、や部下への指導法(なるべき姿ではなく練習メニューを提示)は使えそうでした。
さーと読みやすかったです。
★学んだことこと
・言語化 = 自分が頭の中で描いているものと同じものを
相手に描いてもらえるように言葉にすること
・正しく表現すること
〇 自分が表現したい「何」を言葉にすること
✕ どう表現するか
〇 何を表現するか
・PIDAの4法則
① 目的の整理(Purpose):そもそも自分は何のために言語化をしたいのかを考える
② 項目を整理する(Item):何を伝えれば明確に言語化できるのかを考える
③ その項目を定義する(Define):その項目はどういう意味なのかを定める
④ その定義が伝わる表現に当てはめる(Apply):意図した定義が伝わるフレーズを使う
・ビジネスでは言語化すべき項目が決まっている
「なぜそれを」「なぜ今」「なぜ私から」
・必要な5段階項目
① 提供する価値の言語化(value)
② 他社との差別化の言語化(differentiation)
③ 自社の信頼性の言語化(reliability)
④ 価値が提供される理由の言語化(process)
⑤ 相手に取ってもらいたい行動の言語化(action)
① 価値を言語化する
何に着目すればよいか?
相手の「不」に目を向ける
✕ 素材
〇 変化:商品やサービスを通して相手に変化(欲しいけど1人では達成できない)を提供する
before & afterを語る
〇 テンションが上がる
〇 異様なまでのこだわり
・顧客:こういう商品が欲しい
↓ 価値を外に出す言葉として、仮説を立てる
自分:現状のこんな状態を、こう変えたいという希望ですか?
ex)イタリア産の超特注生地
↓ だとしたら、どういう変化を相手におこす?
目立てる、肌感度向上 など
② 差別化を言語化する
・USP(Unique Selling Proposition)は不要
→ まず「相手が望んでいることをずらさない」が大事
・フォーマット
→ あなたは~したいですよね?
他社ではムリです。自社では可能です。
③ 自分の信頼性を言語化する ✕ 人柄
要素1:これまでの自社実績、成功事例
要素2:自分がその商品を世の中に広めたい理由
④ 価値提供プロセスを言語化する
各ステップの明示と、各ステップの必要性、役割、意味を示す
⑤ 相手にとってもらいたい行動を言語化する
✕ あるべき姿
〇 やり方、行動
・MORS法則はムズいので「頭弱メッセージ」を伝える
⸻
・意味が分からない言葉になってしまう理由3つ
① 言葉の定義をしていない
例)業務効率を上げる(何ではかる?)
② 示す範囲が広すぎる
例)PDCAを回す(何に対して?)
③ 比喩を使っているから
(比喩の後に意味を言語化すればOK)
・定義するとは
○必要条件をあげること
✕ 具体例をあげる
例)南国リゾートとは? ✕ 沖縄
○① 綺麗な海ある
② 海に入れる
③ プールがある
など
・漠然としたスローガンは
「いつ、どこで、誰が、何をする」を加えて文章にする
•自分の感覚を言語化する
①自分の気持ちが揺れた部分に注目
(教えたいことは?)
②不安と期待に目を向ける -
Posted by ブクログ
あまり記憶にない…パーっと読めた。
伝わる、と言うのは比喩の使い方が上手いだとか、喋り方が流暢だとか、語彙が多いとかそう言うことではない。なるほど。
自分が何を伝えたいのか5W1Hで簡潔に。
一番刺さったのは、「あの映画どうだった?」「この研修どうだった?」と常日頃聞かれる質問だと思うが、その時にいつも上手い返しが出来なかった。
そう言う時、「全体としての感想」をうまく伝えようとしているから表現できないのであって、「ここに心動かされた、私は。」と言うポイントだけを伝えるので十分立派な感想になるということだった。なるほどこれなら私にも出来そう。いつも研修の後、会社に戻ると「勉強になりました」くらいしか言えなくて…笑
この感想も、最初で出しは何を言うべきか定まってなかったから散漫でしょ?でも最後の要点はクリアに伝わってますでしょ。そう言うことらしい。(どういうこと) -
Posted by ブクログ
仕事における「言語化」について、取り組むべき観点や注意点を整理した書籍である。導入部分で触れている脳科学やなぜなぜ分析に関する記述は誤っている箇所もあるが、「言語化」という部分においては参考となる書籍だと感じた。
特に書籍中で紹介されている「PIDAの法則」の法則は、
1.目的の整理(Purpose)
2.項目の選定(Item)
3.項目の定義(Define)
4.定義が伝わる表現に当てはめる(Apply)
は、言語化のフレームワークとして良いと感じた。
また、書籍後半の「大半のアドバイスは何も示していない」の章では、同意する内容が多々あった。
なお、記載が営業を業務とする人向けに記載されている箇所が多いため、その辺りは自身の業務内容に応じた読み替えが必要な部分もあると感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレPivotで紹介されていて興味が湧き、手に取ってみました。
本書ではまず、“伝える”という行動の中で、相手が「わかる」までに3つの段階があると説明。その上で「わかりやすく伝える4ステップ」が紹介されており、構成もステップごとに丁寧で読みやすかったです。
主語・述語を明確にすることや5W1Hといった基本から、「テンプレップの法則」など新しい考え方まで、順序立てて整理されている点が印象的でした。
一方で、3段階と4ステップのつながりがやや分かりづらい部分もありましたが、全体として「伝わるとは何か」を体系的に学べる一冊でした。
最近は言葉だけでなく動画などでも伝える機会が増えています。そうしたツールも含めて、より効果的な伝え方を考えるヒントになる本だと思います。