しらびのレビュー一覧

  • りゅうおうのおしごと!20

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    最終巻。
    もったいなくて、なかなかよめなかった一冊。

    熱い、熱い、熱い物語りが終わってしまった。

    紆余曲折を経て、現実がラノベを凌駕する瞬間もありながら、最後はもう少し時間がかかるがいつか訪れる未来の予言書かもしれない。


    読んでる最中は響いてこなかったのに、感想文書きながら画面がぼやけてくる。

    自分の心に、「折れなければ、負けじゃない。」

    将棋とは人生也と普通の人ではない狂人も人間である事が垣間見れる作品。冷めた心に火を灯すために手に取ってみてはいかがだろうか?

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    2025年10月13日
  • 86―エイティシックス―Ep.14 ―ペイント・イット・ブラック―

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    前巻ラスト、人の悪意が溢れ出した事に拠って出現した86区の再現には度肝を抜かれ、そして続くこの巻の内容には恐怖ばかり覚えていた。その為に読み始める際はそれなりの気力が必要だったのだけど…
    開いてみれば意外な程に希望に満ちている内容だとも感じられたよ。絶望なんて無いという意味ではなく絶望を知っているからこそ希望を忘れないという抵抗の精神性。かつては共和国という国の中ですら86区に放り込まれた一部のエイティシックスしか掲げていなかった精神性が、死が間近に迫る戦場にて改めて掲げられる様には感動すら覚えるよ
    ただ、そのような言葉で誤魔化せる程には希望ある戦場でもないというのも事実ではあるんだけど


    連邦で生じた戦場隔離は共和国で行われたものと瓜二つなようで居てその内実は異なるものだね
    国策として戦場と市街を切り離し戦闘員と定めた者達を戦場から逃げられないようにした。その点は同じでも、あくまでも軍部が大混乱に陥っていた人心を落ち着かせ且つ将来的な勝利を手にする為に意図的な愚策として行った点は異なる
    だからか<戦史編纂室>なんてものが設けられるし、レーナは変わらずシン達を指揮出来る。また、戦場への補給も共和国とも大違い。連邦は正義たらんとする誇りが人民の心が腐ろうとも、国としては腐ってなるものかとかろうじて踏み留まっている。それが結果的に戦場へも届き、彼らの精神を本当の意味で腐らせずに済ませている

    特にリュストカマー基地において、本作の最序盤にて犠牲になったクジョーが掲げていた標語が蘇るのは感慨深いね
    あの頃は矜持だけでもと守る為に掲げていた「笑えなくなったら負け」という精神性、それが今は戦いの先に待っている勝利の為に、つまりは本当に勝ちを目指して掲げ直されるのは印象的な情景。あの頃のお陰なんて言うのは間違っているのだろうけど、エイティシックスが86区を生き残ったからこそ意味のある言葉として隔離された戦場でも活きているように感じられる

    そのような精神性が行き渡っているから、あのような戦場であろうとも未来を志向する者が居るんだよね。ミチヒが新しいお菓子を考案して施策したように、トールが再び幸せを求める為に勉強を再開したように、負傷の為に戦場から遠ざかっていたセオが自らの意思で戻ってきたように
    あの戦場は86区のようでいて全く異なる場所だと判る

    また、そうした抵抗の精神性が戦場だけでなく、少しだけ連邦の内部でも活きていると知れるのは良いな
    共和国の頃はレーナが無知なままに孤独な抵抗をするしか無かった。けれど、連邦ではニュースキャスターがラジオを通じて“楽しさ”を忘れずに居られるよう抵抗している。そして、その抵抗は薄く広く行き渡っていると感じられる
    悪意に抵抗しようとしている者は壁の外にも内にも確実に存在している

    そう実感できたからこそ、エイティシックスの中心人物であるシンを支えるライデンの心が堕ちそうだったというのは何とも言えない感覚に陥ってしまったな…
    シンも一時は悪意に陥りかけていた類いだし、他の者も全く心によぎらなかったと言えば嘘になるだろう考え方。それでも、ライデンだけはああした考え方に陥るとは思わなかったからなぁ……
    これってシンとライデンの視点が変わってしまったという背景もあるのだろうなと思える。シンは戦帝として恐れられる中で、自らへの悪意を利用して連邦軍を未来に亘って結束させようとしている。また、総隊長として部隊を纏めつつ上との交渉も行っている。それはもはや政治家か官僚的な立ち位置かもしれず
    だとしたら、シンを支える相棒をやっていれば良かったライデンとは心の拠り所が大きく異なってしまっていたのは仕方ないかもしれない話なんだよね…

    それだけに二人を公平な視点で見遣れるセオが戻ってきたのは本当に良かったよ
    セオとて少し違う形でシンを支えてきた人物で、シンにもライデンにも言いたい事が言える人物。セオのお陰でライデンは自分の心が戦場の悪意に染まりかけていたと自覚できた
    これ、自覚できたのがあの精神撹乱型出現の前で本当に良かったよね…。てか、レギオンはいつだって人類に最悪な作戦を仕掛けてくるけど、今回のはとびきりですよ……。トラウマを想起させるとか人の心無いんかと言いたくなる。まあ、レギオンに心は無いんだけども


    新たな危機、意識喪失のシン。それでも状況に抵抗しなければならないなら、今度はライデンが矢面に立つ事になる。そうすれば理解できるようになるのはシンの立場だね
    これまで支えるだけで良かったシンがどれだけの苦悩の中で己を律していたかを理解できた。おまけにフレデリカからイイ感じの叱咤激励も貰えた
    一度は堕ちかけたからこそ何に抵抗しなければならないのかを知り、86区を生き残ったからこそ何を掲げれば良いかを知り。そうしてライデンが起こした新たな抵抗は悪意に満ちた状況を変えるきっかけとなるね
    何も全員が変われた訳でも己の悪意に気付けたという訳でもない。けれど、すぐ近くにいる“自分とは違うもの”と思い込んでいた相手を“自分と同じような人間”だと気付けた。それは何よりも大きな力を持つ抵抗の種であるように思えたよ……

    ライデンが戦場で抵抗するなら、シンは心での抵抗を行う。まさか今更になってレギオンが降伏勧告をするだなんて
    それはまだ絶望も希望もレギオンの無惨さすら知らなかった頃の弱い心であれば惹きつけられたかもしれない誘惑。けれど堕ちずに人間で在り続けると決意したシンだからノゥ・フェイスの勧誘は効かない。シンの心に迷いはない
    同様に共和国の戦場も連邦での戦場も数多く経験し、誰と共に戦うかに迷いのないレーナがシンの危機に駆けつける様は良かったなぁ
    状況を理解しきれているわけではない。それでも自分が何をすべきかは知っていた。彼女も抵抗の遣り方を心得ている。だからシンも弱りきっていた心を明かして彼女を頼ることが出来たのだろうね…


    幾つもの抵抗の果てに遂にエイティシックスやレーナが向かい合うべき敵の正体が判然とした。そして逆転への一手は探り続けられている。状況は悪くても最悪ではない
    だというのに、ラストに何かとんでもない事が起こってない?あれ、どういう事態?

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    2025年10月11日
  • りゅうおうのおしごと! 盤外編2

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    シリーズ初期の頃のことはだいぶ忘れていますが、こういう本があると、その頃のことを思い出せていいですね。
    「ろりキャン☖」はそんなオチだったとは。八一の日頃の行いにより、冤罪で成敗されてしまうところが笑えます。
    「運動会」は、あいが殻を破るお話。騎馬戦を詰め将棋に見立てるのはお見事でした。

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    2025年10月11日
  • りゅうおうのおしごと!7

    匿名

    購入済み

    かっこいい

    師匠の愛

    #笑える #感動する #泣ける

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    2025年09月20日
  • りゅうおうのおしごと!6

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    天才の中にも色々なタイプがいる。生まれつきの天才と努力型の天才がいるように。
    今までシリアスな場面も多くあって本シリーズだが、ここに来てこの展開は背筋が震えた。同時になるほど、とも思った。
    何事においても強い人間というのはいる。強靭なメンタルであったり、屈強な肉体であったり様々だ。
    その中で新しいタイプの登場は将棋にどう変化をもたらすのか。新しい風を吹き込ませたと思われるか、あるいは脅威と見られるのか。強いが故に己の弱さがわかってしまう残酷さに胸が痛む。これぞ勝負の世界。残酷だが、言い逃れできない。

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    2025年09月07日
  • りゅうおうのおしごと!20

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    本編完結 熱い物語が終わってしまった。

    「りゅうおうのおしごと」なのに九頭竜 竜王の存在感は低く、女の戦いが熱く面白かった

    物語が完結するのは 嬉しくもあり、寂しくもあるが、この作品に出会えてよかった。

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    2025年08月09日
  • りゅうおうのおしごと!20

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    ページ数597、厚い、、、そして内容は熱い。
    雛鶴あいのプロ棋士編入試験、空銀子四段の試験管立候補。
    九頭竜八一と生石充の竜王防衛戦。
    その二年後、雛鶴あいは竜王戦挑戦者となる。

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    2025年08月09日
  • りゅうおうのおしごと! 1巻

    無料版購入済み

    数年前にアニメ化されてて結構好きな作品だったし何だか懐かしくなり読んでみた
    やはり面白い
    いびつな師弟関係って萌える
    銀子が可愛い

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    2025年08月04日
  • 86―エイティシックス―

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    濃密な設定や主人公たちのやり取り、死と隣り合わせの戦場で戦う姿がとても面白かったです。
    自分の好みの話しでついつい続きが気になってしまいます。
    アニメもとても面白くて、本当に素敵な作品だなと思いました。

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    2025年08月02日
  • りゅうおうのおしごと!18

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    スーパーコンピュータの力を借りた棋士が無双、という単純なお話にはならなくて、将棋を指すのは飽くまでも人間である、という原点に戻るかのようなストーリィでした。
    ただ、この小説に登場する棋士が、人間離れしているところがあるので、スパコンを超えることが可能だという側面もありますが。
    ここのところ疎遠気味であった八一とあいの関係がクローズアップされてきたのも、個人的には良い流れと感じています。

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    2025年07月27日
  • りゅうおうのおしごと! 盤外編2

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    ネタバレ

    第9巻〜第16巻店舗特典の掌編とドラマCDの小説化、そして書き下ろしを加えた盤外編。掌編パートは主にあい以外のヒロインたちに焦点が当てられていて、個人的には供御飯さんの存在感が好みでした。さて今回注目したのは第2譜の『ろりキャン☖』。標題にマジかと思い、扉絵に描かれる涙目の綾乃ちゃんの姿にドギマギさせられ、内容も『ゆ○キャンΔ』と『ひ○らしのなく頃に』ネタが盛りだくさんで、これ大丈夫かなと思いながらも面白く読ませて頂きました。これぞ番外編という楽しい今回でした。

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    2025年07月23日
  • りゅうおうのおしごと!20

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    最終巻は、あいと銀子の対決。600ページが短かった。八一の生石充との竜王防衛戦もあるけど、ターニングポイントになるところまでが描かれ、最後までは描かれない。やはりメインは、あいと銀子。どちらか一方だけの対決に至るまでの道筋が描かれるのではなく、双方が描かれるのが良かったな。どちらにも勝ってほしかった。そして、勝負はあいの勝利で終わる。あい、プロ棋士になれて良かったな。そして、銀子将棋には負けたが、八一争奪戦では勝利。八一と結婚するのか、こちらもおめでとう。最後のあいと八一の対決の続きも描いてほしかったな。

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    2025年07月22日
  • りゅうおうのおしごと! 盤外編1

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    ネタバレ

    第1〜8巻の店舗特典の掌編とドラマCDの内容を小説化した短編からなる番外ならぬ「盤外」編。自分は12巻発売時からシリーズを読み始めたのですが、それでもシングルナンバーの巻の内容に纏わるSSは懐かしく感じました。盤外編ということで本編ほどの緊張感は無く、どのお話しもリラックスした雰囲気で安心して楽しめました。今回は第2譜の『将棋大会』編がツボに入りました。ロリネタを使うのはいつものことですが、よくもまあこんなおかしなルールを考えたものだ。通勤電車内で読んでいて、思わず吹き出してしまい実に気まずかったです…。

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    2025年07月21日
  • りゅうおうのおしごと!20

    購入済み

    感動の一言

    連載開始から最終刊まで「熱い」の感想が全てです。魅力的な登場人物しかいない作品ですので番外編などの続刊を熱烈します。

    #アツい #感動する #エモい

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    2025年07月21日
  • シャーロック+アカデミー Logic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する【電子特典付き】

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    ミステリーとしても、ラブコメとしても面白い。特に謎解きのヒントが太字になっているので、読みながら推理しやすくなっていて、没入感を高めてくれる。

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    2025年06月07日
  • りゅうおうのおしごと!18

    ネタバレ 購入済み

    大どんでん返し

    個人的には、ラストで大どんでん返しを食らった。
    特に15巻の女流名跡リーグでの供御飯万智との最終対局から、「どうせ、最後にあいちゃんが勝つ」というのが読者に読める作品になっていたと思う。
    もちろん、話の内容は面白かった。
    今回のあいvs天衣もあいちゃんが勝利したことで、私が少し失望していた所での、ラストの衝撃でした。
    あいちゃんが生き急いでいた理由も、やっと判明して最終盤どうなるのか楽しみです。

    #切ない

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    2025年04月23日
  • りゅうおうのおしごと! 盤外編1

    Posted by ブクログ

    笑いの中にもしんみりしたシーンや熱い展開があるのが「りゅうおうのおしごと!」シリーズですが、本書はほぼ笑いに振り切った構成になっています。
    ショートストーリーは物足りなく感じられるところもありますが、少しだけとはいえ「のうりん」のキャラクタも登場したのは嬉しいサプライズ。
    また、後半には中編が2本収録されており、中でも「九頭竜八一杯」の話にはだいぶ笑わせてもらったこともあって、総合的には満足できました。

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    2025年03月21日
  • 東京侵域:クローズドエデン 01.Enemy of Mankind(上)

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    既刊3巻。どうか!どうか!続刊を!
    突入即死に挑むカナとレンの姿に手に汗握る。絶対強者に命を何百と積み重ねて反撃の拳をぶちあてる人間に身震いする。
    3巻最後の拳と拳をぶつけ合うイラストのレンとカナ、その立場が敵対するものに成ったとしても二人の想いに心震えた。
    二人の周囲の人間の今後、EOMの目的、囚われた数百万の人々など全ての続きの物語をどうかよろしくお願いいたします!

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    2025年02月16日
  • りゅうおうのおしごと! 盤外編3

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    17-18巻の店舗特典その他のSS、クズ竜の女子小学生TSもの、クズ竜八一の新四段になったばかりの挫折とサーフィン青春もの。

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    2025年02月08日
  • 86―エイティシックス― 魔法少女レジーナ☆レーナ ~戦え! 銀河航行戦艦サンマグノリア~【分冊版】 1

    購入済み

    すっごく可愛かったです!本編での作風やレーナやシン達を取り巻く世界観はシリアスそのものでしたが、時代が違えばこんなふうに幸せだったのかなと思いました。

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    2025年10月06日