峰守ひろかずのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ峰守先生のお話で主役コンビがどちらも未成年の高校生というのは個人的に初めてで新鮮味がありました。
(『ほうかご百物語』だけ未読なのです)
妖怪絡みのトラブルの話も面白かったですけど、人間と妖怪の友情の進展を見られたのも楽しかったです。
アオハルしてるなあ。
互いに他人への距離感がよく分かっていないので(片や親が転勤族で踏み込んだ友人を作れずにいた少年、片や妖怪かつその正体にコンプレックスもあり他者に深入りしなかった少年)不器用ながら、でも何だかんだでしっかり友情を育んでいましたから。
彼の失恋時のシーンは特に好きです。
え、胸借りちゃうのかよと。
大変可愛らしかったです。
仲がいいのは本当に微笑ましいけれど、時々距離感おかしい、君たち。
相合傘しまくってますしね。
彼の正体は、ビジュアルは超ド級のメジャーどころなのに、詳細が不明という点に驚きました。
た、確かに、ビジュアルしか知らない。
意外でした。
子供の時から、この妖怪についてはビジュアルは知っているのに……!
その他、今回登場した妖怪たちは(失礼かもしれないけれど)マイナーな妖怪が多くて、その点も新鮮でした。
こんな妖怪がいたんだと、純粋に驚くことができたので。
能力がささやかなところもいい。
その能力が、後々の展開で役立つところも。
あのキャラの正体が実は三次では有名なあの話に関わるものだったり(これは本当に心底驚きました。そしてあの態度にも決め台詞にも納得させられるという。かっこよすぎでしょ、おいしすぎでしょ彼)実はラスボスはここにいたんだよな展開だったり、最後の最後まで驚かされることいっぱいの物語でした。
高校生たちの初々しい友情やら青春やらも味わえて、こちらも若返った気がします。
こういう学校生活も送ってみたかった! -
Posted by ブクログ
ネタバレ新宿にゆかりのある文豪って、本当にこんなにいらっしゃったんだなと、カイルや詞織さんたちと一緒に驚きながら。
相変わらず自己肯定力の低い二人ですが、互いに司書として成長しつつあったところにあの展開は、かなり驚かされました(過度なネタバレ防止ゆえの曖昧表現)
いざという時の行動力も、二人似ているなあ。
新宿の新たな(地方民からするとマニアックな)魅力を発見しつつ(例えば、今回でいうと都電荒川線や面影橋など)その土地ならではの妖怪から有名どころまで、今回も様々な妖怪のお話が味わえて満足。
今回は特に化け狸の少年の拾ったものが最後まで関わってきます。
この拾ったものから生まれた子がいい子でいい子で。
ですが、正体が正体だけに非常に苦しい展開と決断を余儀なくされますが。
存在そのものが「災い」となる場合、どう対処するのがいいのか、自分も二人と一緒に悩んだところです。
そして、自己肯定力の低い似た者同士な主役二人が出した答えに、これまで出会った人たちが協力して立ち向かっていく展開、前回とはまた違った緊迫感と興奮がありました。
前回では昇華しきれなかった悔いが残らない形で終われて本当によかった!
新キャラがこれまたいい人(妖怪)たちで親しみが持てたのもよし。
特にサラサさん好きだなあ。
緊迫した中でも、彼女のお蔭で息ができました。
いい緩和剤。
あそこまであっけらかんとしてくれると、こちらも付き合いやすそう。
ミテさんも本当にいいお母さんだったので、今後も出てきてほしいなと願っています。
主役二人がさり気に名前呼びになって親密度を上げてきたところもニヤニヤしつつ。
二人の司書としてもっと成長したお姿も拝見したいので、続きも期待しています。
新宿ならではなネタのお話、待っています!
(そして、その度に何かしらの被害に遭う新宿御苑である……) -
Posted by ブクログ
ネタバレVS白澤!
という事で白澤の巻。
絶対城先輩が乗っ取られたりしてピンチが続く巻でハラハラしたが峰守先生の本なので悪く終わる事はないと思いそこは安心だった。
それでも読んでる時は先輩の顔で別人格の喋りをされると嫌だったし戻らなかったらと思うと不安だった。
にしても礼音かっこいい!
あとがきにも書かれているけど口絵の礼音の絵が素敵。
先輩がいない中、自分の力を最大限に使って先輩を取り戻しに行く礼音が好き。
織口先生や晃さん、狐といった今まで出会った人達にも助けられて先輩を助けられて本当によかった。
恋人になりつつも恋愛っぽい感じになかなかなれない二人ではあったけど、やっぱり誰よりも深く思い合っているんだなと再認識。
今巻で少しずつではあるけどまた一歩進んだな。もっといちゃいちゃしてもいいのよ。
次巻で最終巻という事で寂しくなるが、楽しみにして待ってよう。
最後は何の妖怪が来るかな。 -
Posted by ブクログ
このシリーズを読むといっつも思うんやけどね・・・。
うん・・・。
私、全然妖怪に興味はない・・・(笑)。
じゃあなんで読むねん! って、なんやろう、前作からも思ったけど、
絶対城先輩と礼音ちゃんがわかりやすくラブい・・・。
エッ・・・。ま、まじで・・・。このシリーズに恋愛要素はまったく期待してなかっただけに、
「絶対城先輩可愛すぎかっ!!」
と、おたく的なツッこみをかましたい。
これは、杵松さんポジションがおいしすぎる・・・。
こんなけ可愛く恋愛する絶対城先輩を間近で見れるなんてものすごい眼福ではないか・・・。
あ、いやいや、ここはキュンな恋愛どころではないのかな?
絶対城先輩の過去含め、次作で色々なことが明らかになりそうなので早く続きを借りよう。
あとはもう、礼音ちゃんが面白すぎる。何この子ピュアすぎるわ!
野生のダチョウと戦うとか、ピュアすぎるわ!! えっ、そっち!?
可愛すぎる絶対城先輩にはピッタリの男前少女。
煮え切らない(いろいろな意味で)絶対城先輩が、新たに登場した櫻城さんにはわかりやすくメロメロになってるのにイラッとするのですら、礼音ちゃんにかかると男前。
「自分にも怒ってるけど絶対城先輩にもそれ以上に怒ってる」
と、自己分析するところとか、
「カッコイイ・・・!」
と、思ったわー。そりゃあ絶対城先輩も惚れるよ(推定)。
その後の冷静な自己分析もいい。誰が悪いとかではなくて、自分の感情をただ並べるだけでわりとスカッとするんやね。
怒りと反省はわりとガーッとできるけど、一番鬱屈とするのは自己弁護やね・・・。
色んな思考ってグルグルやりすぎると、結局、自分は悪くない、だって〇〇やもの、悪いのは△△や、ってなってしまって、迷宮入りするな。
怒るのは悪くない。反省もしていいやろう、でも、自己弁護のやりすぎはあかんねやな・・・。
ちょっと、見習おう。
(さすがにダチョウと戦えるくらいまでの境地にはたどり着けないと思うけど・・・)
そんな具合に可愛い絶対城先輩と男前な礼音ちゃんを間近で見られる杵松さんがうらやましいっちゅうことで。
彼も彼で、「お菓子作りに凝ってる」とか「シュークリームを作った」とか、おいしすぎる設定がたっぷりやけどな・・・。
そもそも、理系の演劇部っていうのもたまらんわ。
絶対城先輩は礼音ちゃんを「所有物」って言い切ったのに、ここはヤンデレちゃうねんな(笑)。
なんやろうな、この違い。
絶対城先輩が可愛すぎるから(笑)?
さて、今回は1冊を通して河童の話。
兵部統子とシアンくんの
「どっちが犯人か」
と、いうひっかけ(?)は、私も礼音ちゃん同様一瞬だけシアンくんを疑ってしまったわ。
各章はちゃんと完結するのに、話がちゃんとつながっていて、最終的に1冊を通してオチがつくのがいい。
サラッと読み飛ばしたい妖怪うんちくがあとあとの伏線になっていたりして、作中でも語られていたように
「妖怪というのは色々な伝承が混ぜ合わされて作られたもの(でもある)」
と、いうのを地でいってるなー、と、思う。
そこが面白い。
具体的な何、と、いうのはあるようでないのに、
「〇〇らしい」
「▽▽といわれている」
と、いう情報を集めて、最終的に私の中でイメージが固められる。
今回は河童という妖怪について、私のイメージができたな。
身が軽い、頭がいい、気が優しい、でもって、人間に近い見た目。
・・・なので、わりとそこらへんに河童の末裔(もしくは現役の河童)がいるのかも。
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■忖度 そんたく
[名](スル)他人の心をおしはかること。「相手の真意を忖度する」
■抉られる えぐられる
( 動ラ五[四] )
①
刃物などをつきさしぐるりと回してくり抜く。 「木を-・った椀」
②
人の心に激しい苦痛・動揺などを与える。 「肺腑(はいふ)を-・る話」
③
真相を明らかにしようとして容赦なく追及する。 「現代の世相を-・る」
(2016.10.23)