峰守ひろかずのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ出会う度に山姫を褒めちぎる年上女性好きの鏡太郎に苦笑しつつ。
貸本屋さんのお嬢さんに想いを寄せられてはいるのにね、段々彼女が可哀想になってくる。
特に鏡太郎の史実を知っていると、彼女の恋がどうなるのかは自ずと知れるのがまた。
シリーズとして続くなら、案外車夫の彼とどうにかなりそうとか予想しつつ、それはさておき。
まだ少年とも言える年齢の泉鏡花こと鏡太郎が怪異絡みの事件に首を突っ込んでは謎を解き明かしていくミステリ。
相棒はまだ金沢に不慣れながら人力車夫をしている義信。
彼もまた後半に明らかになる「謎」要素があるのだが、それもまたさておき。
怪異好き(かつ年上女性好き)の鏡太郎から英語を教わ -
Posted by ブクログ
ネタバレ1巻のラストでそれぞれの道を歩み出した3人がまた集結することになるとは!
タイトルから頼政と泰親の再会は容易に想像ついたけれども、そこに玉藻も合流したのには本当に驚いた。
1巻もこの3人でわいわい事件を解決していくのが楽しかったので。
『平家物語』で有名な人たちも登場の2巻。
道具のもののけである(それでいて当時にはその考え方がなかった)付喪神の話や、安珍清姫の話など、とにかく有名な人物やエピソードが盛りだくさんの話で、個人的にかなりテンションが上がった。
付喪神の話はオチが2段階だったのも興味深かった。
頼政にはロマンスのお話も。
登場した方は、実際に妻として語られる方だったのか。
(調 -
Posted by ブクログ
ネタバレついにクライマックス!
最終戦はこれまでの仲間たち総動員で(一部性格的に来なかったキャラがいたとはいえ)『くらがり堂』版妖怪大戦争みたいで胸が熱くなりました。
今回登場のバカップルがまた神器だけあって、ある意味チートでしたし。
お陰であの最終戦が実現したと言っても過言ではない。
時雨、初めてひとりで修復。
汀一、初めてひとりで真相に辿り着く。
主役二人の成長ぶりも感じられてよかった。
時雨の里帰りや、汀一の恋の行方など、読んでみたかったお話、気になる決着なども網羅してくれたクライマックスに相応しい物語だったと思います。
ラスボスへの対処も蔵借堂メンバーだからこその優しさ溢れるものだったし。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ寂しい気持ちはあるけど、あまり寂しくない、そんな最終巻。
汀一と時雨達の日常はこれからも続いていくんだな、と自然に胸に落ちてくる終わりだった。
峰守先生自身が「また続くことがあったら喜んで書く」と明言しているのもあるけれど、それ以上に水平線を見るように「彼等の物語」がすっと眼に映る、そんな終わりだった。
中でも一番好きなのは四話「里帰りの夜」
ケボロキ達がまた眠りにつくのは寂しいけれど、人も妖怪も、命あるものは全て眼には見えない"大きな流れ"の中で生きているのだと思えた話だった。
そしてタイトルが最終話なの本当に良いっ!!そして賑やか!しんみりとする空気を吹き飛ばす賑や -
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