峰守ひろかずのレビュー一覧

  • 絶対城先輩の妖怪学講座 三

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    ネタバレ

    作中におけるリアリティをいかに書ききるか、その力量の程が問われる内容だなと痛感し、巧いなあと得心した巻でした。
    だってかまいたちがあかぎれ、はまだしも、天狗が蝉だったなんて。でもそれを頷かせる絶対城先輩の説明が凄い!
    そして、次は「鬼」ですか~というフラグを立てつつ幕引き。次巻が楽しみです。

    いくら健康に良くても巨大な蝉を背中に張り付かせて血液をあげるのは勘弁です……ぞぞぞ。

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    2014年06月24日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座

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    この方の作品を初めて読みましたが、京極氏とはまた違った面白さというか、気軽に読めるのがいいですね。
    中禅寺さんにしろ御手洗さんにしろ、自分の知識を滔々と語る男性が好きなんだなあと、しみじみ思いました(笑)
    続きも読みたいな。

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    2014年06月24日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 二

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    陸の孤島の村で行われる12年に一度の祭事――と見ただけで、生贄系のあれか、とげんなりしそうなものだけれど、流石このふたりといった展開、そしてオチ。クビナガさま、良かったね。ずっと生きている「神様」の話は珍しいと思う。

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    2014年06月22日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座

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    妖怪に関する膨大な資料を蒐集する、長身色白、端正な顔立ちだがやせぎすの青年、絶対城阿頼耶。黒の羽織をマントのように被る彼の元には、怪奇現象に悩む人々からの相談が後を絶たない。季節は春。絶対城が根城にする東勢大学文学部四号館四階、四十四番資料室を訪れる新入生の姿があった。彼女の名前は湯ノ山礼音。原因不明の怪奇現象に悩まされており、資料室の扉を叩いたのだ―。四十四番資料室の怪人が紐解く伝奇ミステリ。

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    2014年08月18日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 三

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    あー、面白かった!

    お釣りがくるくらい楽しい読書時間だったなぁ。
    お約束な展開なのかも知れないけど、それがきちんと定石におさまっていてよい!

    読むのがもったいなくて、時間を区切ってする読書もたまらなくいーんだけど、こんな風に助走をつけて一気に読める読書もまた楽しいのだ!

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    2014年02月15日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 二

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    読みながら思い出したのが諸星大二郎さんの『暗黒神話』だったりする。
    絶対に峰守さん、読んでると思う。いや、読んでいるはず(断言!)

    じゃないとあの描写はないだろうしなぁ、ニヤーリ♪

    この手の小説としてはきちんと資料も当たられるのがわかるし、好感度は高し。
    ただ後書きページが少ないせいなのか、参考文献があげらていないのが惜しい!
    続きも楽しく読ませていただこうと思ったりもする(^^)

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    2014年02月14日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 三

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    今回は有名どころの妖怪が多かったかな。妖怪の説明とか解釈が相変わらず面白い。今回は事件解決は少なかったけど、ストーリとしては面白かった

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    2014年05月30日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座

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    これはフィクションです。(著者談)
    大事なことですね。書いておかないと、そうなのかーと・・・あぶない、あぶない。
    一度は名前を聞いたことがある妖怪が登場します。
    「文学部4号館4階44番資料室、俺はいつでもそこにいる。」
    その男の名は、「絶対城阿頼耶」。
    ユーレイこと湯ノ山礼音は原因不明の耳鳴りを抱えていた。
    謎のお嬢様風准教授・織口先生にアドバイスを受け資料室を訪れた。
    そこで出会った絶対城先輩は何者なのか?そして礼音の耳鳴りは解決するのか?

    礼音は華やかなでバラ色のキャンパスライフを楽しみたかったはずなのに、それとは540度くらい違うキャンパスライフを送ることになったって、長身色白頓珍漢な格好の、どこから見たって怪人で変人な妖怪学の専門家と知り合いになったって、それはそれでいいんじゃない?
    華やかばかりじゃ退屈だろう。仮怪、誤怪、偽怪、心怪。4つの怪異に巻き込まれ退屈なんて吹っ飛びそうだ。それって、ホントなの?ウソなの?インチキなの?

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    2013年12月13日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座

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    耳鳴りに悩むユーレイちゃんが絶対城先輩に助けて貰う話。正統派妖怪ミステリかと思ったらラストがまさかの展開だった。妖怪雑学が濃くてよかったです。

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    2013年11月16日
  • 俺ミーツリトルデビル!3 ひと夏のフェニックス

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    あっさりと完結編。帯とかに事前情報が無いのは良かった。それなりに伏線とか回収しているし、綺麗に纏まったと思う。主人公が変態的ではあるものの筋は通っているし読みやすいシリーズだったので、ゆるゆる続いて欲しかった様に思うがこれはこれありな終わり方。
    唯一フランケンシュタインの伏線だけは完全に放置になりましたね。全体の構成で見ると余計なエピソードだっただけに、構成見直しに失敗したのかな?

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    2012年04月15日
  • 俺ミーツリトルデビル!

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    主人公の変態度が前作にも増してひどくなってて、むしろ爽快感を覚えるほどだった。
    ヒロインとの関係も、急な展開があるけど、いい感じにくっついてて、読んで出飽きない面白さだった。

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    2012年03月20日
  • ほうかご百物語あんこーる

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    9巻の後の話とかもあって、イタチさんと真一のその後が読めたのはよかった。
    やっぱり、ハッピーエンドはいいなぁ・・・と思える作品です。

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    2011年04月17日
  • ほうかご百物語あんこーる

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    表紙で既に買うしかない感じww
    やはり京極しん氏の絵は可愛い。。。

    短篇集ということで、各ストーリーもいいですが、個人的には次第にエスカレートする真一の愛情表現や、幕間のラブっぷりがツボでした。

    ほうかごシリーズもこれで終わりかぁ、、、続編とかでないかな・・・( ̄  ̄;)

    峰守先生、お疲れ様でした( ^^)/ロ≧☆チン!≦ロ\(^^ )

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    2011年01月17日
  • ほうかご百物語7

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    このシリーズも、もう7巻
    あいかわらず楽しくて面白い!

    今回はイタチさんが妖力を無くして
    普通の女の子になってしまうという展開の中のお話。
    いや、普通の女の子になってもイタチさんの魅力は失われないよね!
    ていうか、かわいすぎます(笑)
    そんなイタチさんを今度は自分が守ろうとする真一
    でも当然そんなに都合よくはいかなくて、
    落ち込んだり悩んだりしながら、
    でも、最後は何とか頑張って、さらに二人で力を合わせるという……
    いや、王道ですね。
    なんというか、やっぱり読んでて楽しくて温かくなる。

    それにしても真一のイタチさん好きに対するストレートな態度は相変わらずで……
    ていうか、今回「ぎゅっ」が、いつもより多くなってないか?(笑)
    イタチさんもいつもより素直というか大胆というか、
    「触ってもいいよ」って……真一じゃなくても胸が跳ねるよ(笑)
    今回互いの想いがさらに進展した気がする。

    物語的には大きなラストに向かって一歩進み出した感じ。
    さて、後何巻続くのだろう?
    もっともっと楽しませて欲しい物語だ。

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    2010年12月02日
  • ほうかご百物語9

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    今回が最終巻ということで、前巻の終わり方から、どう終わらせるのか気になってたけど、これはいいハッピーエンドだったと思う。 前半のくだりはまぁ、アレだったけどw とにかく、落ちが予想できた展開だったけど、面白かったから良しw まぁ、若干無理やりな感じがしなくもなかったけど・・・w

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    2011年04月17日
  • ほうかご百物語9

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    まぁ、予想通りのフィナーレでしたね(笑)
    けどやっぱり面白かった!!完結してしまうのが惜しいくらいの名作でした。

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    2010年11月08日
  • グレンデル寄宿学校のふたり 十九世紀倫敦奇譚

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    ネタバレ

    19世紀のロンドンの寄宿学校を舞台に、貴族のご子息と日本からの留学生が怪異の謎を追いかけているうちにとんでもない陰謀に巻き込まれてしまう……という物語。
    最初は日本から来た彼の方が探偵役かと思っていたら、体張る方だったという。
    そりゃそうだ、時代的に幕末維新時期なので、日本からの留学生しかも侍(ということにしておく)がイギリスの怪異に詳しい訳がない。
    謎解きは彼のルームメイト、何やら秘密を抱えた貴族の子息のお仕事である。

    最初は学内の現実的に謎が解ける話だったが、段々と本当に死人が出るし、学外にまで話が及ぶし、とうとう秘密結社までご登場という。
    登場と言えば、時代的に今後日本で有名になる方に、お名前からして後にロンドンでやばい事件を起こす人まで登場して、要素は非常に盛りだくさん。
    詰めに詰め込んでいて、それでいて面白いのは、流石峰守先生。
    後者の人物は最後の最後で「そう来たかー!」と唸ったし、前者は知っていると初手から「ニヤリ」とできるキャラだったところが、これまた絶妙な塩梅で。
    匂わせが上手い。

    そして、峰守先生作品だと毎回考える「怪異は(この作品中の)現実に存在するのか」問題。
    今回の答えも、最後の最後でひっくり返してくるので油断ならない。
    いやあ、色々と驚かされたし、最初から最後まで面白い作品でした。

    前述の有名人、峰守先生作品に彼が主役のお話があるので、その話に繋がるのかなと思うと、それはそれで夢が広がるなとも思いました。
    勿論知らなくても読めますので、ご安心を。

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    2026年09月22日
  • 小泉八雲先生の「怪談」蒐集記

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    ネタバレ

    Tさんのおすすめ。

    NHK朝ドラを見たので、
    八雲先生が出雲に住んでいたのは短い間で、
    東京に長く住んでいたことは知っていたが、
    よく知る「ゆきおんな」をはじめ、
    「怪談」には先生の創作部分が大きいことや、
    研究が進んでいて、
    住まわせていた書生がや女中が特定されていることは知らなかった。

    そういう意味では、お話自体は既視感があって、
    ミニ解説の方が興味深かったような。
    女中に化けていたむじなと正体を知っても告白した書生には、
    夫婦になってほしかった。

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    2026年07月11日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録

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    ネタバレ

    積んでた本。
    明治時代。16歳の泉鏡花と鏡花に英語を教えてもらっている人力夫の青年義信が主人公。
    義信が受講料の代わりに怪しい噂話を提供して、その真相を突きとめていくミステリーもの。
    期待以上に面白かったです。
    表示のイラストの線が細くて綺麗系だったので、
    鏡花も冷静沈着な人なのかと思ってたんですが、ちゃんと16歳の少年で好感が持てました。
    鏡花が綺麗系の年上好きだったり、信義の過去の因縁など、ちゃんとキャラも立ってて良かったです。
    各話の最後に元ネタにした泉鏡花の作品が紹介されて読んでみたいと思ったのですが、以前読んだ時文章が難解で内容を把握できなかったのでどうしたもんかと思ってます。。
    続編もあるので、いつか読みたい。

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    2026年06月27日
  • 最後の陰陽師とその妻

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    Tさんのおすすめ。

    物の怪を倒すことができるが見えない陰陽師と、
    物の怪を見ることのできるが何の力もないその妻。

    手紙ひとつで良い結婚相手がいると帝都の化け物屋敷に呼び出され、
    あやかしを倒した見ず知らずの男と祝言を上げた泉。
    深い森の神社の神主である男、拝音は怪異をはらう陰陽師だった。

    神社に住み込みの男が式神だったとか、
    陰陽師には婚約者がいて有能な陰陽師だったとか、
    二人を引き合わせたへらへらとした連絡係の男が
    幽世の住人だったとか、
    想定内の筋書きはまあ良いとして、
    泉がひたすら卑屈すぎるのがちょっと。

    もふもふの子狐が登場したのに、
    あまり活躍しなかったのも不満。

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    2026年06月06日