峰守ひろかずのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これはフィクションです。(著者談)
大事なことですね。書いておかないと、そうなのかーと・・・あぶない、あぶない。
一度は名前を聞いたことがある妖怪が登場します。
「文学部4号館4階44番資料室、俺はいつでもそこにいる。」
その男の名は、「絶対城阿頼耶」。
ユーレイこと湯ノ山礼音は原因不明の耳鳴りを抱えていた。
謎のお嬢様風准教授・織口先生にアドバイスを受け資料室を訪れた。
そこで出会った絶対城先輩は何者なのか?そして礼音の耳鳴りは解決するのか?
礼音は華やかなでバラ色のキャンパスライフを楽しみたかったはずなのに、それとは540度くらい違うキャンパスライフを送ることになったって、長身色白頓珍漢な格好の、どこから見たって怪人で変人な妖怪学の専門家と知り合いになったって、それはそれでいいんじゃない?
華やかばかりじゃ退屈だろう。仮怪、誤怪、偽怪、心怪。4つの怪異に巻き込まれ退屈なんて吹っ飛びそうだ。それって、ホントなの?ウソなの?インチキなの? -
Posted by ブクログ
このシリーズも、もう7巻
あいかわらず楽しくて面白い!
今回はイタチさんが妖力を無くして
普通の女の子になってしまうという展開の中のお話。
いや、普通の女の子になってもイタチさんの魅力は失われないよね!
ていうか、かわいすぎます(笑)
そんなイタチさんを今度は自分が守ろうとする真一
でも当然そんなに都合よくはいかなくて、
落ち込んだり悩んだりしながら、
でも、最後は何とか頑張って、さらに二人で力を合わせるという……
いや、王道ですね。
なんというか、やっぱり読んでて楽しくて温かくなる。
それにしても真一のイタチさん好きに対するストレートな態度は相変わらずで……
ていうか、今回「ぎゅっ」が、いつもより多くなってないか?(笑)
イタチさんもいつもより素直というか大胆というか、
「触ってもいいよ」って……真一じゃなくても胸が跳ねるよ(笑)
今回互いの想いがさらに進展した気がする。
物語的には大きなラストに向かって一歩進み出した感じ。
さて、後何巻続くのだろう?
もっともっと楽しませて欲しい物語だ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ19世紀のロンドンの寄宿学校を舞台に、貴族のご子息と日本からの留学生が怪異の謎を追いかけているうちにとんでもない陰謀に巻き込まれてしまう……という物語。
最初は日本から来た彼の方が探偵役かと思っていたら、体張る方だったという。
そりゃそうだ、時代的に幕末維新時期なので、日本からの留学生しかも侍(ということにしておく)がイギリスの怪異に詳しい訳がない。
謎解きは彼のルームメイト、何やら秘密を抱えた貴族の子息のお仕事である。
最初は学内の現実的に謎が解ける話だったが、段々と本当に死人が出るし、学外にまで話が及ぶし、とうとう秘密結社までご登場という。
登場と言えば、時代的に今後日本で有名になる方に、お名前からして後にロンドンでやばい事件を起こす人まで登場して、要素は非常に盛りだくさん。
詰めに詰め込んでいて、それでいて面白いのは、流石峰守先生。
後者の人物は最後の最後で「そう来たかー!」と唸ったし、前者は知っていると初手から「ニヤリ」とできるキャラだったところが、これまた絶妙な塩梅で。
匂わせが上手い。
そして、峰守先生作品だと毎回考える「怪異は(この作品中の)現実に存在するのか」問題。
今回の答えも、最後の最後でひっくり返してくるので油断ならない。
いやあ、色々と驚かされたし、最初から最後まで面白い作品でした。
前述の有名人、峰守先生作品に彼が主役のお話があるので、その話に繋がるのかなと思うと、それはそれで夢が広がるなとも思いました。
勿論知らなくても読めますので、ご安心を。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ積んでた本。
明治時代。16歳の泉鏡花と鏡花に英語を教えてもらっている人力夫の青年義信が主人公。
義信が受講料の代わりに怪しい噂話を提供して、その真相を突きとめていくミステリーもの。
期待以上に面白かったです。
表示のイラストの線が細くて綺麗系だったので、
鏡花も冷静沈着な人なのかと思ってたんですが、ちゃんと16歳の少年で好感が持てました。
鏡花が綺麗系の年上好きだったり、信義の過去の因縁など、ちゃんとキャラも立ってて良かったです。
各話の最後に元ネタにした泉鏡花の作品が紹介されて読んでみたいと思ったのですが、以前読んだ時文章が難解で内容を把握できなかったのでどうしたもんかと思ってます。。
続編もあるので、いつか読みたい。 -
Posted by ブクログ
Tさんのおすすめ。
物の怪を倒すことができるが見えない陰陽師と、
物の怪を見ることのできるが何の力もないその妻。
手紙ひとつで良い結婚相手がいると帝都の化け物屋敷に呼び出され、
あやかしを倒した見ず知らずの男と祝言を上げた泉。
深い森の神社の神主である男、拝音は怪異をはらう陰陽師だった。
神社に住み込みの男が式神だったとか、
陰陽師には婚約者がいて有能な陰陽師だったとか、
二人を引き合わせたへらへらとした連絡係の男が
幽世の住人だったとか、
想定内の筋書きはまあ良いとして、
泉がひたすら卑屈すぎるのがちょっと。
もふもふの子狐が登場したのに、
あまり活躍しなかったのも不満。