峰守ひろかずのレビュー一覧

  • 絶対城先輩の妖怪学講座

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    大学を舞台にした怪異現象解決+オカルト詐欺話。
    この、怖いようで怖くなく、現実的論理的でありながら時にファンタジーに流れる距離感、絶対城先輩の人の悪さと人の良さ、そして利用される後輩ユーレイの安定感。
    安心して愉しめる妖怪譚。

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    2013年05月08日
  • 俺ミーツリトルデビル!

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    『ほうかご百物語』峰守ひろかずの新作。
    会話のノリが前作と完全に同じ感じ、どころか戦闘場面になってもそのノリが継続してしかも重症化している、というブレのなさはある意味素晴らしい!
    あとがきの冒頭が見慣れた文章で始まっていることからも、前作並にいろいろ考察されていそうで次回作も楽しみ。

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    2011年08月08日
  • 俺ミーツリトルデビル!

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    主人公が知り合った少女は夢魔だった。
    ふとした事件に遭遇し、少女と契約しなくてはならない状況に。
    と言うノリで始まるラノベらしいラノベ。
    主人公がふとしたきっかけがあると、妄想(トリップ)を始めてしまい挙げ句にそれを無意識に実況してしまうと言う変態。それでいて犯罪行為と言う観点からは、全く心配ないモラルはしっかりしたキャラと言う立ち位置。その性格付けにいたる背景も物語内でしっかり描かれている。
    でも、この立ち位置は『変態王子と笑わない猫』でも見た構図ではありますね。
    主人公の妄想をエネルギーとして食べる夢魔の少女。
    契約したペアは生命の観点から、結びつけられた関係となる。
    襲ってくるトラブル対

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    2011年06月30日
  • ほうかご百物語あんこーる

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     これでほんとにシリーズ終了(だと思う)。エピローグ的作品を含む5作品収録の短篇集です。
     いろんな形のエピローグはありますが、こういう展開は始めてでした。ちょっとばらしすぎじゃないのと思いつつ、最後にはすっきりと終了。最後まで良識のない真一とそれを助けるイタチさんのいい関係が見られた点でも満足。

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    2011年01月29日
  • ほうかご百物語あんこーる

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    この作品らしいワイワイしながらも温かみのある終わり方でした。本編もハッピーエンドだけどこれもまたいい終わり方。どのカップルもいいですね。真一とイタチさんはどの未来に行ってもラブラブなのが目に浮かぶ。このあんこーる含めて10冊、楽しく読ませてもらいました。

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    2011年01月12日
  • ほうかご百物語8

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    ネタバレ

    数巻にわたって伏線を張ってきた大祓の回。
    オールキャスト総出演で、ノリは最終回。
    でも、最終回じゃなかった(笑)
     
    大祓は、なんたってすべての妖を浄化し関係者を消し去るというとんでもない災難。
    それを知ったイタチさんが、自分が消えてしまう前に真一になんでもして欲しいことを言ってと涙の訴えをする場面は、こちらもドキドキと泣きそうになった。
    いや、もう、イタチさんがかわいすぎるです!(そっち?)
    でも決戦場面は、いつもの「ほうかご」らしく、それほど悲壮感もなく、けっこう余裕で見てしまった。
    だって、今までもなんとかしてきたしね!
     
    そして、新井さんと奈良山の告白場面。
    周りの反応に笑いつつ、な

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    2010年12月08日
  • ほうかご百物語9

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     今回でシリーズは終了。もう1回だけ短編集をまとめた本が出るようだが、振り返っても最初の想像に比べれば期待を超えるものだったと思う。正直ガツンと脳に焼きつくようなすごいキャラクタはいなかったと思う。真一の裏がなさすぎる発言も悪く言えば若干の違和感を感じていた。
     妖怪など伝承をよく調べているなと感心することは少なくなく、ぬらりひょんの話などは水木先生をディスってるのかと思うほど正確に記述されているのは作品のひとつの魅力だったんだなと今更ながら思う。
     最終回にしてはイマイチ大きな盛り上がりはなかったし、なんとなくオチが見えてて、まあまあというところ。とはいえ、しっかり終わらせた内容になってるの

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    2010年10月28日
  • ほうかご百物語9

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    この物語らしい、ハッピーエンドでした。いろんなところでいろんな人がイチャイチャしてたけどまぁこれはこれで。最後までイタチさんは可愛かったです。一応もう1冊あるらしいけどそっちでも可愛くバカップルしてて欲しいですね。

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    2010年10月12日
  • ほうかご百物語8

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    アルマと野更志、こんなキャラデザだったのか・・・
    作者あとがきにもありますが、最終巻かというような展開。というか、バカップル成立で完結、でも良かったんでは?

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    2010年06月27日
  • ほうかご百物語8

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    カップルだらけな第一部完。過去の登場人物(純粋な人じゃないほうが多いか)も総出演でいい盛り上がりのクライマックスでした。でも最後(エピローグ)は元祖(片方だけ)バカップルが持っていくのね。そんな展開が好きだけど(笑)

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    2010年06月19日
  • ほうかご百物語6

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    イタチさんが相変わらず可愛い。若干染まりつつあるが(笑)新井さんもいい感じ。ニコ先生は名前からしてそっち関係かと思ってたけど今後も出るのかしら。

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    2010年03月18日
  • ほうかご百物語7

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    ちらっと黒幕っぽいのが登場したりしなかったりだけど、いつもどおりのまったりな感じ。今回もイタチさん・新井さん両名が可愛くていいなぁ。特訓その2の挿絵が欲しかったのは自分だけではないはず(笑)

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    2011年10月17日
  • ほうかご百物語3

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    今回は特にラブコメ色が強かった印象。
    まぁそれが大好物なんで、終始ニヤニヤしながら読んでました。
    確実に電車で読めない一冊。
    この巻のおかげで、次巻の購買意欲も以前に比べて高まった。

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    2009年10月04日
  • 最後の陰陽師とその妻2

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    シリーズ第2弾。前作で結局どうなったか分からなかった拝音の元婚約者のことが解決し良かった。思っていた以上にさっぱりした人物ですっきり。そして訳あって夫婦となった二人の仲も微笑ましい。そこまで信頼出来るって凄いなと感心してしまった。

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    2025年09月06日
  • 小泉八雲先生の「怪談」蒐集記

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    時代が江戸から明治へ移り、人の心の中から怪異が消えていく中、その残滓を拾う…みたいな設定は好きなのですが、ちょっと思っていた雰囲気と違ってました。
    角川というよりメディアワークスっぽいかもしれません。
    ターゲット層と違ったかもしれないので★3

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    2025年06月26日
  • 小泉八雲先生の「怪談」蒐集記

    H

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    小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)を主人公とし、女中(?)の好乃による怪異を読み解くと共に、小泉八雲が何故怪異に興味を持つに至ったかをベースとした物語です。
    文章も平易で読み易く、読み返すこともなく、簡単に読めました。

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    2025年04月13日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録

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    ネタバレ

    展開も早くとても読みやすいので、サクサクあっという間に読んでしまいました。
    お話ごとに「鏡花こぼれ話」がついているので、元のお話も読んでみたい、泉鏡花がどんな人物なのか知ってみたいと思いました。

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    2025年02月25日
  • 拝み屋の遠国怪奇稿 招かれざる伝承の村

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    戦後の昭和、新人カメラマンと拝み屋兼記者のコンビがオカルト雑誌の取材で全国の因習村を訪れ儀式や奇祭の真相を探る。村に伝わるしがらみや因縁から起きる現象がトリックだったり本物だったり、SFっぽかったり登場人物のキャラも含め楽しめた。思っていたよりあっさりな感じ。

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    2025年01月26日
  • ゲゲゲの鬼太郎(5)名無しと真名【試し読み】

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     鬼太郎の小説があるんだ、と何気なく読んだ。初めから鬼太郎やねこ娘が出て来るかと思ったら違った。私の想像していたストーリーとは違った。

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    2024年12月31日
  • 学芸員・西紋寺唱真の呪術蒐集録2

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    西紋寺シリーズ2作目。呪いの調査の末に辿り着いたある「呪術」。[情けは人の為ならず、人を呪わば穴ふたつ]…人の強い"祈り”が良い方にも怖い方に現れていく姿が描かれていて面白い。「コンサルタント」がこのあとどう物語に絡むのかも気になる

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    2024年12月14日