峰守ひろかずのレビュー一覧
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京都市役所に就職した火乃宮祈理が配置されたのは、市役所別館のいきいき生活安全課、別名陰陽課。主任はストライプ柄のスーツに赤シャツのガラの悪い陰陽師の五行春明。1200年の歴史のあることでは、鬼や天狗、狐などのあやかしたち(異人さん)が生活しているのは当たり前で、陰陽課はその調整を担っていたのだ。メモ魔で規則がちがちの頭の固い祈理は、最初結構鬱陶しい感じで、何だかなあという感じだが、事件を経るうちにそれに慣れてくるし、最後の事件ではそれを逆手にとっての思い切った手に出るのが面白い。平安時代では、陰陽師たちは宮廷の中で結構重要な位置を占めていたが、その成れの果てと考えればいいのかな。でも、職員は3
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「ビブリア」のスピンオフというが、高校生版の本をめぐる蘊蓄をビブリアバトルの形にしたもの。いかにも高校生ラブコメ・ラノベである。作者は三上延でなく別の人だが、よく雰囲気をつかんでいる。
本については能弁だが、栞子と同じに極端に人見知りなこぐちさんと、大輔の本を読めないに代わってある秘密を持つ語り手響平という設定だが、一つだけ大きく違う点がある。こぐちさんは今のところは、巨乳ではないらしい(笑)。
本に対しての見方や蘊蓄を示す点では、その本を再読したいと思わせるものがある。ビブリア本家の本がややマニアックなのに比べると、ポピュラーである。 -
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ネタバレ晴明、頼光の五代目と書かれると「?」となるが、その正体を知って「ああ、あの!」となるという。
九尾の狐退治に鵺退治で有名なお二方でしたか。
有名な逸話の裏側には、こういう現実的な展開もあったのかもしれないなと、その解釈が興味深かった。
ただ全てが全て現実的なオチで終わるのかと思いきや、本物の怪異も出てくる二段仕掛け。
なかなか油断ならないお話だった。
特に竜宮のお話のラストは印象的だった。
本当に竜宮に行ってしまったのか、それとも抜け道があったのか。
その解釈は読者側も好きに想像できる終わり方だと思ったので。
意外だったのは、頼政、泰親、玉藻の和気藹々トリオをいつまでもは楽しめなかった点。 -
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【感想】
・十二巻、楽しく読ませていただきました。
・猫といえば、星新一の猫が地球の支配者だったという話を思い出す。
【内容】
・最終巻。今度は化け猫関係。
・火車。五徳猫。猫ばば。猫また。猫の王。おまけは妖怪。
・白澤事件解決後三週間。化け猫騒動を解決したら猫のテンマルがやってきた。
・白澤の能力が生きているうちにと「真怪秘録」の入力を急ぎ終え、燃え尽きたのか先輩が無気力になった。
・礼音が何者かに狙われている?
・化け猫伝承のある山に向かい、ある発見。
・いつの間にか妖怪に興味を抱くようになっていた礼音は転部を考えている。
・猫の王との対決。この著者はELSやバジュラ的な生態が好きみたい -
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【感想】
・最強の妖怪を考えたらこうなったというような敵かな。
・今回は、礼音の凛々しさがメイン。
【内容】
・袖引き小僧、賢淵、彭侯(ほうこう)、一本ダタラ、白澤、おまけはスイトン。全編白澤がらみ。
・第一巻から怪しかったあの人が正体を表し(とはいえそれになったのは最近らしいが)、白澤が絶対城と礼音を追い詰めていく。最強の敵になすすべなし?
・オールスター総登場。名前だけなら主要なほぼ全員出たかも。妖怪も再登場あり。でもちょっと弱い。仮面ライダーかいっ!
▼文学部四号館四階四十四番資料室についての簡単なメモ(妖怪については基本作中の説明によるので一般的な説とは異なるかも?)
【アイビー -
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【感想】
・謎だった白澤が少し見えてきて、意外に小物っぽい。
【内容】
・クタベ、神社姫、件(くだん)、磯女、アマビコ、おまけは件(けん)。今回は予言系かな。アマビエさまとかいっとき話題になったので今読むのはタイムリーなのかも。
・贋予言者事件がクリアした後、礼音は牧場で短期のアルバイトをすることになった。
・不法投棄が横行している海岸に妖怪らしきものが出るというウワサ。
・件ウイルスを狙ってどうやら白澤が動いたらしい。
▼文学部四号館四階四十四番資料室についての簡単なメモ(妖怪については基本作中の説明によるので一般的な説とは異なるかも?)
【アイビー】東勢大学内の喫茶店。第一学生食堂よ -
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ネタバレ不勉強ながら『妖怪大戦争』は未読だし映画も見ていないが、問題なく読めた。
寧ろ異色の頼光四天王ものとして楽しんで読んだ。
坂田金時が女の子で、実直な渡辺綱と何だかいい感じなのが個人的に美味しくて。
確かに彼が惚れるなら、普通の姫君ではなくて、一緒に並んで武士の道を歩める子だろうなと妙に納得したというか。
平安の妖怪退治ものとして読んでいたので、「これって『妖怪大戦争』なのか?」と途中から心配していると、何とびっくり!
終盤の展開には非常に非常に驚かされた。
まさしく『妖怪大戦争』な状態に。
ゲゲゲの何とかでよく聞いたフレーズを引っ提げて、時間軸も越えた妖怪たちが大集結。
頼光四天王そっちのけ