峰守ひろかずのレビュー一覧

  • 絶対城先輩の妖怪学講座 十二

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    【感想】
    ・十二巻、楽しく読ませていただきました。
    ・猫といえば、星新一の猫が地球の支配者だったという話を思い出す。

    【内容】
    ・最終巻。今度は化け猫関係。
    ・火車。五徳猫。猫ばば。猫また。猫の王。おまけは妖怪。
    ・白澤事件解決後三週間。化け猫騒動を解決したら猫のテンマルがやってきた。
    ・白澤の能力が生きているうちにと「真怪秘録」の入力を急ぎ終え、燃え尽きたのか先輩が無気力になった。
    ・礼音が何者かに狙われている?
    ・化け猫伝承のある山に向かい、ある発見。
    ・いつの間にか妖怪に興味を抱くようになっていた礼音は転部を考えている。
    ・猫の王との対決。この著者はELSやバジュラ的な生態が好きみたい

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    2021年10月18日
  • 帝都フォークロア・コレクターズ

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    民俗学のフィールドワーク先で物騒なことに巻き込まれる3人組。柳田、南方など実在の人物名が出てきたり、廃れていく伝統や神事なども現実と虚構の境目がいい感じにわかりにくくて面白かった。

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    2021年10月14日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 五

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    年始のあいさつに行った先には、和風美女。

    わざわざ手土産を持って?! でしたが
    中身は…な手土産でした。
    近くの川が開発されて埋め立てられる、が
    今回の軸。
    いや、河童も??

    毎度のお馴染みで、ちまちまとした事件が
    きっちりと全て同じ方向に。
    子供達には好評な、目々連のビデオが
    ちょっと気になります。

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    2021年09月22日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 十一

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    【感想】
    ・最強の妖怪を考えたらこうなったというような敵かな。
    ・今回は、礼音の凛々しさがメイン。

    【内容】
    ・袖引き小僧、賢淵、彭侯(ほうこう)、一本ダタラ、白澤、おまけはスイトン。全編白澤がらみ。
    ・第一巻から怪しかったあの人が正体を表し(とはいえそれになったのは最近らしいが)、白澤が絶対城と礼音を追い詰めていく。最強の敵になすすべなし?
    ・オールスター総登場。名前だけなら主要なほぼ全員出たかも。妖怪も再登場あり。でもちょっと弱い。仮面ライダーかいっ!

    ▼文学部四号館四階四十四番資料室についての簡単なメモ(妖怪については基本作中の説明によるので一般的な説とは異なるかも?)

    【アイビー

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    2021年08月01日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 十

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    【感想】
    ・謎だった白澤が少し見えてきて、意外に小物っぽい。

    【内容】
    ・クタベ、神社姫、件(くだん)、磯女、アマビコ、おまけは件(けん)。今回は予言系かな。アマビエさまとかいっとき話題になったので今読むのはタイムリーなのかも。
    ・贋予言者事件がクリアした後、礼音は牧場で短期のアルバイトをすることになった。
    ・不法投棄が横行している海岸に妖怪らしきものが出るというウワサ。
    ・件ウイルスを狙ってどうやら白澤が動いたらしい。

    ▼文学部四号館四階四十四番資料室についての簡単なメモ(妖怪については基本作中の説明によるので一般的な説とは異なるかも?)

    【アイビー】東勢大学内の喫茶店。第一学生食堂よ

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    2021年07月22日
  • 妖怪大戦争ガーディアンズ外伝 平安百鬼譚

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    ネタバレ

    不勉強ながら『妖怪大戦争』は未読だし映画も見ていないが、問題なく読めた。
    寧ろ異色の頼光四天王ものとして楽しんで読んだ。
    坂田金時が女の子で、実直な渡辺綱と何だかいい感じなのが個人的に美味しくて。
    確かに彼が惚れるなら、普通の姫君ではなくて、一緒に並んで武士の道を歩める子だろうなと妙に納得したというか。

    平安の妖怪退治ものとして読んでいたので、「これって『妖怪大戦争』なのか?」と途中から心配していると、何とびっくり!
    終盤の展開には非常に非常に驚かされた。
    まさしく『妖怪大戦争』な状態に。
    ゲゲゲの何とかでよく聞いたフレーズを引っ提げて、時間軸も越えた妖怪たちが大集結。
    頼光四天王そっちのけ

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    2021年07月18日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 九

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    【感想】
    ・いきなり白澤かと思っていたら、まだらしい。でもビッグネームのお狐さま。
    ・一巻目から考えていたけど違うかなと捨ておいた展開予想がまた息を吹き返したかもしれない?

    【内容】
    ・今回は、狐憑き、小女郎狐、狸囃子、送り狼、髪剃り狐、宝珠の玉。狐系かな。
    ・自分が狐憑きだと信じた女子学生が追い払っても追い払ってもやってくるのでさすがの絶対城先輩もまいった。
    ・ハメられた絶対城。重要な資料を奪われたが、それが目的というより人質(資料質?)、どうする?
    ・ハメられた礼音。弱そうな男子高校生の用心棒になる。礼音をハメた理由は?
    ・狐と絶対城の対決、礼音の決心。

    ▼文学部四号館四階四十四番資料

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    2021年07月07日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 四

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    居場所も取り戻して平穏な大学生活…のはずが
    今、新興宗教が流行っているらしい。

    しかも妖怪関係という、乗り出さねばな状態。
    乗せられて後出せば、当然付属してくる人…のはずが
    片方は今回参戦せず。
    その謎も、最後の方にはわかってくるわけですが。

    ちょっとドレスアップ状態の二人を
    見てみたかったです。
    想像したくないのは、黒幕。
    あまりに大きくなると、ぐにょんぐにょんも
    怖いどころではなくなりますし。

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    2021年07月01日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 八

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    【感想】
    ・なに「キックオフごっこ」やってるねん! という話。

    【内容】
    ・大入道、二口女、こそこそ岩、神隠し、ダイダラボッチ。おまけはツチノコ。
    ・ダイダラボッチの呪いで大入道が出るというどこかアンバランスな言い伝えのあるらしい神像。晃の登場で妙にぎこちなくなっている礼音と絶対城にタメ息をつく晃と杵松と、織口。
    ・今回はダイダラボッチ中心に礼音と絶対城の距離感見直し。
    ・白澤書房という名の存在感が大きくなってきた。
    ・事後、《下手に連続されたらお前のメンタルより先に俺が物理的に死ぬぞ。》と絶対城がボヤいた事態に。

    ▼文学部四号館四階四十四番資料室についての簡単なメモ(妖怪については基本作

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    2021年06月20日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 九

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    狐の巻。遂にくっついたね。もう若くもないのでテレテレしあってるところなんかもう読んでられないけど、二人の関係性はとても好きですよ

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    2021年05月24日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 八

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    だいだらぼっちの巻。古今東西いろんなカップルがおりますが、なんというかこの二人は…「初心かよ!!」と思わずツッコミたくなるほどのテレテレぶり。

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    2021年05月24日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 三

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    師匠から受け継いだ、先輩の巣。
    それが師匠により剥奪されてしまった。

    突如として現れ、そして取り上げてきた師匠。
    確かに借り物なのなら、そういうのもありですが
    最後、大学側にはどう説明して終了させたのでしょう。
    というよりも、そもそも師匠の破天荒さがすごい。
    最終色々分かった時、主人公の気持ちに共感です。
    痛くないって言われても…。

    そんな師匠がメインの今回でしたが、間にあった
    指導員の話。
    ああいう存在はけり出してもよろしいかと。
    そして最初の最初である、山登り。
    これもまた、そのうち謎がとけるのでしょうか?

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    2021年05月21日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 七

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    【感想】
    ・今回のは単品で劇場版アニメにでもしたらいい感じになりそうな気がする。見せ場もあるし完成度も高いと思う。

    【一行目】
     「そうですか。晃は紫さんのところにも来ましたか」

    【内容】
    ・破多破多。ノタバリコ。釣瓶下ろし。座敷わらし。ナンジャモンジャ。おまけは、倉ぼっこ。
    ・座敷わらしが出るとウワサの神籬村に行ってみると妖怪専門ライターの杉比良湖奈と出会う。
    ・礼音が実家に帰ってしまったので杵松視点で、大学近くの廃工場に見えるという釣瓶下しの調査に向かい、礼音には聞かせられない話をする?
    ・東勢大学にも進出してきた合法ドラッグにかかわることになった礼音は危機に陥る。ついでに座敷わらしの

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    2021年05月17日
  • 学芸員・西紋寺唱真の呪術蒐集録2

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    ネタバレ

    前作は琴美に対しての指示がやや理不尽じゃないかなと思うこともあったけれど、今回は悪魔的な指示が飛ばなかったので安心して読めた。
    西紋寺先生、ちょっと丸くなった?
    琴美が懐に入ってきたからかな。
    いいコンビになったなと思う。

    今回は人為的に作り出せる呪いとその効果の話が非常に興味深かった。
    絵画で視覚的情報から感情を生み出せる話は特に面白かった。
    しかも、これらの事件には西紋寺先生の世に出していない著書が関わっているという謎つき。
    それに彼は奔走することになる。

    最初から露骨に怪しい人がいたので、この一連の黒幕というべき犯人が分かった時は「やっぱりか!」と思ったけれど、その背景が思いの外広そ

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    2021年04月24日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 六

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    【感想】
    河童のほうが手強かったね?

    【内容】
    ・方相氏、清姫、牛鬼、鬼、酒天童子。ついにビッグネーム、鬼との対決ってことかな。って、方相氏って妖怪やないやん? 表紙カバー絵で絶対城が持ってるのが方相氏の面やね。
    ・鬼について調べることにした絶対城だが鬼の範疇が広すぎていきなり行き詰まり打開のヒントがあるかもと気の進まないパーティーに出席することにした。
    ・チャラ男が依頼してきた妖怪は。
    ・鬼について調べるために牛鬼由来の場所に行く。夜のテントのなかで絶対城は礼音に彰の話をせがまれ「お前にだったら、心を覗かれてもかまわない」とか言う。けっこう口説き文句じゃん!!
    ・酒天童子システムとの対決。

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    2021年04月10日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 五

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    【感想】
     安定して楽しめます。

    【一行目】
     「――以上のことから、夢を食う架空の獣『獏』は、実在するバク、即ち、奇蹄目バク科に属する大型哺乳類とは無関係と言える。そもそも、日本の獏は、中国から伝来したという形を取ってはいるが、その性質は、本来のものとは大きく異なるんだ」

    【内容】
    ・新キャラ櫻城紫(さくらぎ・ゆかり)さんと朝霧シアンくん。レギュラーになるのか?
    ・全編を通したら河川開発と河童の話。
    ・目目連と映画研究会と地域振興プロジェクト。
    ・雪女の噂を聞きユーレイ、絶対城、杵松の三人で小旅行。
    ・蛙の像と、なぜかシアンくんと張り合う絶対城先輩。
    ・河童の原型? ひょうすべ。
    ・見え

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    2021年03月13日
  • 六道先生の原稿は順調に遅れています

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    妖怪×編集者のラノベ連作短編集。
    文芸編集者の詠美はベテラン作家の六道先生を担当することになり、訪ねて行ったところ彼が妖怪だと知ってしまう。その正体や創作の秘密に疑問を持ちながらも、原稿をもらうために彼と親交を深めていくのだが‥
    詠美がかなり冷静に妖怪という現実を受け止めるのがシュールな気はするが、作家や編集者の使命や気概といったものが伝わってくる話で面白かった。”池袋の女”は個人的に気に入っている怪異なので登場して嬉しい。

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    2021年02月25日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 四

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    【感想】
    ・すごいってのじゃないけどお気楽でいい感じで楽しみにしてる。
    ・口絵の杵松さんのキャラがイメージと違ってた。もっとクールっぽくて内に何か隠してて真のラスボスかもしれないとか思ってたけどこれやったらただの人のいい兄ちゃんやなあ。
    ・個人的には高橋留美子さんの絵で漫画化できたらおもろそうとか思う。迫力には欠けるやろうけどええ感じで胡散臭さが出そう。

    【内容】
    ・今回は、憑きもの、ナメラ筋、一つ目小僧、泥田坊、ガイラゴ、宝船。
    ・新興宗教の教祖が使うという「憑きもの」。この話がメイン。
    ・星川再登場。


    ▼文学部四号館四階四十四番資料室についての簡単なメモ(妖怪については基本作中の説明

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    2021年01月31日
  • 絶対城先輩の妖怪学講座 三

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    【感想】
    サクサク読めるし妖怪で楽しいしヒマツブシには向いている作品だが、この巻はなかなかつらい展開とも言える。礼音のキャラクタに救われる部分が大きいかと。あと、絶対城が妙に優しくなってる。

    【一行目】みーんみーん、じわじわじわじわ。

    【内容】
    ・今回は山姥、鵺、鎌鼬、わいら、天狗、しろまくれ。ビッグネームが多いかな。
    ・そして妖怪学の意義。この手の話では避けては通れない。
    ・この巻は、失意の絶対城と礼音がいかに立ち直るか、って感じ。
    ・ストーリー的には、山に入る絶対城に付き合うことになった礼音。どうやら過去に何かあったらしい。その後、絶対城の師匠が現れ、妖怪学は危険であるとし、文学部四号

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    2021年01月11日
  • 学芸員・西紋寺唱真の呪術蒐集録

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    学芸員を目指す宇河琴美は実習をアンティーク博物館の学芸員の西紋寺のもとで行うことになったが、この西紋寺はイケメンだが呪術を研究する慇懃無礼のとんでもない変人だった。呪術を研究しているというのがユニークだ。丑の刻参りやオシロサマ、ヒルコ講などに関わるいろんな事件に巻き込まれるが、けっこうこれが民俗学的な興味を惹かれて面白い。西紋寺と琴美の師弟関係がいい感じになっていくのもいい。気楽に読める。

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    2021年01月02日