【感想・ネタバレ】妖怪大戦争ガーディアンズ外伝 平安百鬼譚のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年06月28日

 楽しかったですね。

 頼光四天王VS妖怪なんだけど、黒幕がとんでもない人で(;^_^A

 特に坂田金時にされてしまった山の民のトキがねぇ~。

 優れたエンタティメント作品でした。映画はどうしようなかぁ(-ω-;)ウーン

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月18日

不勉強ながら『妖怪大戦争』は未読だし映画も見ていないが、問題なく読めた。
寧ろ異色の頼光四天王ものとして楽しんで読んだ。
坂田金時が女の子で、実直な渡辺綱と何だかいい感じなのが個人的に美味しくて。
確かに彼が惚れるなら、普通の姫君ではなくて、一緒に並んで武士の道を歩める子だろうなと妙に納得したという...続きを読むか。

平安の妖怪退治ものとして読んでいたので、「これって『妖怪大戦争』なのか?」と途中から心配していると、何とびっくり!
終盤の展開には非常に非常に驚かされた。
まさしく『妖怪大戦争』な状態に。
ゲゲゲの何とかでよく聞いたフレーズを引っ提げて、時間軸も越えた妖怪たちが大集結。
頼光四天王そっちのけでの大戦争へ。
この展開は本当に想像していなかった。

峰守先生作品で出てきた妖怪たちも大集合しているので、他のシリーズ作品を知っているとよりおいしい展開。
中には全然役に立っていない賑やかし要員もいたけれども。
特に「何をするでもなく水上に浮かんで激しい光を放って」いた某ビエ様には大変爆笑した。
いやもうそれでこそ峰守先生!
しかもここぞとばかりに出てきた某神に至っては、某特撮映画のキャラが彷彿と……ええ、どこか懐かしい、知っていた筈の、ええ、あの……(詳細は割愛)
まさしく大戦争な感じのハチャメチャぶり。
いや、もう本当に楽しい展開だった。

峰守先生の作品が好きな方は間違いなく楽しめる作品なので、『妖怪大戦争』未読でも未視聴でも気にせず読んで欲しい作品。
しっかり平安妖怪ものを堪能できつつ、特撮ばりの大戦争も楽しめますぜ。

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