峰守ひろかずのレビュー一覧

  • 小泉八雲先生の「怪談」蒐集記

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     小学生、たぶんまだ三年生から四年生あたり。角川文庫の『怪談』に魅せられた。小泉八雲を主人公にしたこの小説、飛びついた、そして感動した。ありがとう。

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    2025年03月11日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録 城下のあやかし

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    ネタバレ

    前作に引き続きすらすらと読めてしまいました。
    明治時代の時代背景なども散りばめられており、読んでいてとても面白かったです。
    「朱日記」は読んでいてとても切なかったですが、雪や喜平が無事あちら側に辿り着き、心穏やかに暮らしていることを願います…。

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    2025年02月26日
  • 小泉八雲先生の「怪談」蒐集記

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    小泉八雲の『怪談』をモチーフに、八雲とお人好しの書生、訳あり女中が怪事件を調査(というかほぼ八雲が看破してますが)、それぞれの持ち味を見せつつ『怪談』に落とし込んでいく手腕が見事でした。八雲の作品に関するコラムも掲載されていて、原作に興味も持てるお得な1冊かと。

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    2025年02月08日
  • 拝み屋の遠国怪奇稿 招かれざる伝承の村

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    拝み屋のアルバイトライターと心霊写真的なモノしか撮れなくなってしまった新米カメラマンが、オカルトっぽい噂を記事にするために現地に向かい事件に、といった感じの内容なのですが、その”オカルトっぽい”内容が昭和を感じさせていい感じでした。有名な番組、木スペ的なタイトルがまた魅力。

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    2025年02月06日
  • 拝み屋の遠国怪奇稿 招かれざる伝承の村

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    拝み屋としがないカメラマンのコンビが、地方の因習を取材するお話。各話の話が怪しげな雑誌のタイトル風で面白い。
    因習を描いていますが、地方の考え方や文化が古臭いものなんだ、というような論調ではないです。キーワードは「常識」で、生まれ育った場所や環境で常識は異なるし、それに良いも悪いもない。ややもすると物語としては少し地味ではありますが、私は悪くないと思いました。

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    2025年01月22日
  • 小泉八雲先生の「怪談」蒐集記

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    小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の作品になぞらえてたミステリーです。八雲先生の言うゴースト、妖怪や要請などが実在する世界となっていて、本作中にも妖怪が登場します。日本が近代化していく途上で、怪談や怪異がまだ日本人の心にかろうじて残っている。そんな時代を描いています。

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    2025年01月08日
  • 最後の陰陽師とその妻

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    怪異を見ることが出来る特異な目を持つが故の孤独を抱えていたヒロインと無愛想ながらヒロインの力を認め不器用な優しさもみえるヒーローという夫婦のバディもの。守られるだけではないヒロインの芯の強さがいいな。人ではなさそうと思っていた人物の正体が予想以上に大物だったのには驚いたけれどなにより最後に明かされたある人物の正体には全くの予想外でびっくり。

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    2024年12月29日
  • 最後の陰陽師とその妻

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    軍服と陰陽師なので少しだけ帝都物語を思い出しますが、あれほど禍々しくはありません。主人公となる少女(陰陽師の妻)の素朴さと健気さに作品の雰囲気は引っ張られてますね。妻となる過程やその後の扱われ方は、女性目線だと「ん!」と思うところはあるかもしれませんが、そういう時代ですね。
    本書ではまだ出会い編という感じです。シリーズ化するのかな。

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    2024年12月03日
  • 学芸員・西紋寺唱真の呪術蒐集録

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    北鎌倉に建つアンティーク博物館の名物学芸員であり呪いの専門家西紋寺とそこで実習を受けることになった大学生が呪術の謎と怪事件に挑むお話。呪いそのもの、というより呪術に仮託した人間のどろどろした感情を扱う話が多く興味深かった。想いは強い、んだな。

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    2024年12月03日
  • 最後の陰陽師とその妻

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    ネタバレ

    久々のメディアワークスさんでの峰守先生の作品、楽しみにしておりました。
    しかも、男女バディというか夫婦もの。
    言動は厳しいながら不器用な優しさも見える旦那様こと拝音様と、怪異を見ることができるゆえか内気な性格ながら、いざというとき自分の意志で動ける芯の強い泉ちゃんの夫婦、大変おいしかったです。
    守られるだけのヒロインではなく、直接の戦闘力がある訳ではないながら旦那様と共に闘うところがいい。
    特に最終戦はまさしく夫婦の共同作業な感じで胸躍りました。
    他に外的支えがあったにしても、実にあっさり跳ね除けたからなあ。
    凄かった!

    不器用ながら心を通わせていた二人だったのに、あることが原因で離縁を突き

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    2024年11月30日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録

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    ネタバレ

    若き泉鏡太郎こと泉鏡花の体験談。
    それがのちのち作品に反映されたという形の短編集です。
    私も鏡花が大好きなので、楽しませてもらいました。
    『夜叉ヶ池』や『化鳥』が収められいるなかでは特にお勧めで面白かった(^^)

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    2024年09月03日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録 城下のあやかし

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    少年泉鏡花シリーズ第二弾。前作は車夫の義信が自分の人生に一区切り付けて前を向きましたが、今回は一区切りとまではいかないかもしれませんが、泉少年がちょっと大人になった気がしました。一つずつの事件の後、最後の話で1冊分の話がまとまる構成なので一件落着感もありつつ、続きも期待出来るという。
    最近機会があって筆者の金沢の妖怪についてのお話を拝聴出来たのですが、その内容が全て詰まった話ばかりで楽しみも倍増でした。

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    2024年07月31日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録 城下のあやかし

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    少年泉鏡花の物語2弾。どのお話も不思議で鏡花の小説にもっと触れてみたくなる。1人の登場人物を通して明治期の女性の悲哀も描かれるがそれに憤る鏡花は優しく、年上女性が好きだったという当人の性質もよく表していると思う。自分が「言葉が足りない」と自覚し文学に触れ始めたのは小説家になる予兆か?

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    2024年05月01日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録

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    後の文豪・泉鏡花が怪異の謎を解き明かす、金沢を舞台にしたミステリー。金沢の人ならわかる地名や、金沢の人でも知らない人は多そうな(でもこの手の話が好きな人は知っている)場所、怪異話なども盛りだくさんで楽しめました。余談ですが、この方が発行された同人誌に金沢の妖怪事典があるのを今更知って地団駄踏んでます…。→買えました

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    2024年04月22日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録 城下のあやかし

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     文豪泉鏡花を探偵役にした小説の2巻目。泉鏡花が金沢で、受験生でありながら私塾の英語講師をしていた時代のお話である。鏡花は英語を学ぶ車夫の義信が持ち込む怪異の謎を解き明かしていく。

     本書も五つの短編からなっていて「海神別荘」、「茸の舞姫」、「貝の穴に河童の居る事」、「竜潭譚」、「朱日記」となっている。魚の化生と噂される夫人、神隠しから帰ってきた息子、深山の河童等が登場する。前作同様に後の鏡花の作品のモチーフになったかもしれない物語という設定である。

     鏡花の年上の女性に対しての憧憬、あるいは崇拝は本書においても描かれている。連作短編集なのだが、巻をとおしてのヒロインが前作では山姫とすると

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    2024年03月17日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録 城下のあやかし

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    連作短編ぽくなっていて、全体で大きく1つのストーリーになっています。くらがり坂や卯辰山の隠れ里っぽいところが登場するので、くらがり堂と繋がるのかなとも思ったけど繋がらないね。

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    2024年03月16日
  • ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌

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    2巻まで刊行。2巻で終わりでも納得する。
    ネタ元のシリーズはまったく読んでいないが充分楽しめました。その元シリーズの 主人公の胸については情報を得ていたので、それの描写が沢山あって良かったです。
    ヒロインのこぐちさんの脇の女子高生達が良かった。特に2巻で登場のお嬢様学校の図書委員長と主人公の絡みは友情なのか委員長の方に恋愛感情があるのか想いを馳せる。色んな本が紹介されていて読んでない本もあって人生足りないよね

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    2024年02月25日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録

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    明治の文豪泉鏡花は少年時代に後の作品のモチーフになる事件や人物に出会っていたかも?というお話。金沢の描写も、当時の雰囲気がよく伝わってきて、キャラクターたちもみんな素敵。作者自身が妖怪についてしっかり研究しているのも分かり、面白かった。モチーフになった鏡花の作品も読み返したくなった。

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    2024年01月29日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録

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    後に明治の文豪•泉鏡花となる少年•泉鏡太郎を探偵役に配し、人力車夫•義信の案内で様々な怪異に出会っていく顛末を描いたバディ物。5つの章がそれぞれ「草迷宮」「高野聖」「夜叉ケ池」「天守物語」「化鳥」となっており、後の泉鏡花作品を下敷きに作られている。
    この作品を単体で読んでも面白いと思います。けれども、やはり上記の作品群を知っていると、面白さは倍増します。

    泉鏡花の作品は、今では聞き慣れない古語が多用されていたり、明治以前には当たり前に親しまれていたような日本古来の"湿り気のある"幽玄な物語が展開される事もあって敬遠する人も多いけれど、真っ当な現実生活と怪異に満ちた幽玄な異

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    2023年11月21日
  • 少年泉鏡花の明治奇談録

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     文豪泉鏡花を探偵役にした小説を読むのは初めて。ちなみに自分が小学生の頃は、鏡花を女性作家だとばかり思っていた。その鏡花が金沢で、受験生でありながら私塾の英語講師をしていた時代のお話である。(ここは事実です)

     鏡花は英語を学ぶ車夫の義信に、受講料の代わりとして本物の怪異に会わせてほしいと持ちかける。そして義信が持ち込む怪しい話の真相を一緒に調べはじめる。

     本書は五つの話からなっているが、題名が其々「草迷宮」、「高野聖」、「夜叉ケ池」、「天守物語」、「化鳥」となっている。いづれも後の鏡花の作品のモチーフになったかもしれない物語という設定。そこに登場する義信、貸本屋の娘の瀧。不思議な力を持

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    2023年11月15日