安野光雅のレビュー一覧
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安野光雅と藤原正彦の対談。 両氏が師弟関係にあったとは初めて知った。 かたや画家であり、かたや数学者で、二人が日本語の美しさを語るのはへんな気がするが、安野氏の美の根底には文学の叙情があり、藤原氏の携わる数学と言う学問もまた美しいものであるらしく、日本語の美しさを語るのになんら不思議はないらしい。 安野氏の絵本にはじめて触れたとき、じっといつまでみていてもあきない楽しさ、どこかに秘密が隠れていそうなわくわく感を感じた。高い空の上から、ゆったり眺めているような、奥深い感じは、彼の叙情に裏打ちされたものだったのだ。 二人は若いころから、名文に親しむようにと熱く語っている。日本の文学作品、童謡、唱歌
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安野光雅と藤原正彦の対談。
両氏が師弟関係にあったとは初めて知った。
かたや画家であり、かたや数学者で、
二人が日本語の美しさを語るのはへんな気がするが、
安野氏の美の根底には文学の叙情があり、
藤原氏の携わる数学と言う学問もまた美しいものであるらしく、
日本語の美しさを語るのになんら不思議はないらしい。
安野氏の絵本にはじめて触れたとき、じっといつまでみていてもあきない楽しさ、どこかに秘密が隠れていそうなわくわく感を感じた。
高い空の上から、ゆったり眺めているような、
奥深い感じは、彼の叙情に裏打ちされたものだったのだ。
二人は若いころから、名文に親しむようにと熱く語っている。
日本 -
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画家?の安野光雅と藤原正彦の日本語についての対談。ちなみに二人は小学校の先生と生徒の関係だったらしい。さらに、そこの藤原正彦の後輩として松田哲夫がいるらしい。むかしよく安野光雅の絵本を読んでいて好きだったんだけど、意外と理屈っぽくてイメージが変わった。内容は・・・微妙。藤原正彦が好きな人間としては最近露出がインフレ気味なので、この本はいらない気がする。国家の品格だけ読めばよろしい。関係ないけど、あの本で大事なのは「論理じゃすべて解決できない」という話をしているので、できるだけ論じようとしてはいけない(反論はもってのほか)。好きか、嫌いか、で良い。