安野光雅のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレいつも小説ばかり読んでいるので、新書を手にとってみました。
日本語って綺麗だなあと漠然と思っていたけれど、改めて日本語の奥の深さや、自分の浅学さを感じることができた気がします。
「文字を簡略化するたびに、世代間に一種の段差ができます。世代くらいならまだいいのですが、古典との間に開きができます。」
日本は、日本語で書かれた書物が古くから多く残っている国です。私たちが日本語を正しく身につけられていないことで、その歴史や文化との間に壁が出来るのは、悲しいことだと思いました。
昔から紡がれてきた文学を、言葉を、美しいと思えるように、美しい日本語を学び続けたいなと感じました。
日本語が愛しくなる本 -
Posted by ブクログ
安野光雅さんの文章と言うのは、割と以前から好きです。
無論、本業は、
画家・イラストレーター・装丁家・絵本作家・などなど...、
とにかく「絵を描く人」。そして、文章も素敵です。
文章も素敵、なんですが。
絵メインではなく、文章メインの本もいっっぱいあるんですが。
安野さんの不思議なところは、ほとんど全て、
「明確に、なんだかちょっと欠点のある、ややへっぽこな、魅力的な本」なんです。
なんだろう。
例えば。
序盤はわくわくするけど、後半腰砕け。
はっとするような素敵なエッセイもあるけど、「エッセイ集」としては、ぐだぐだなエッセイも多すぎる。
人生論として、なんだか情熱的過ぎて読み辛く -
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Posted by ブクログ
ネタバレ1974年発行の人気童謡絵本シリーズ「ドレミファランド」の中からシンデレラのみを抜粋した絵本。
大まかな話の流れはよく知られているシンデレラと同じだが、そこはさすが安野光雅氏といったところで、構成や台詞にも氏らしいウィットにあふれたものに仕上がっている。
注目して読みたいのは、なんと話の最初から最後まで全ページに登場している魔法使いのおばあさん。
単にドレスとガラスの靴と馬車を与えるだけの存在ではなく、シンデレラを見守り続けながら、頼もしくもチャーミングなストーリー上の進行役をつとめているのが面白い。
しかもそのおばあさん、まさかなぁと思うところに描きこまれているので、目を凝らして見つけたとき -
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Posted by ブクログ
シンプルながら、考えることの大切さを伝えてくれる一冊。もともと安野光雅の考え方が好きだったこともあり、安野光雅美術館 森の中の家に行ったときに購入。
誰々が言っていたからと、誰かの言葉を鵜呑みにしてしまうことで、考えることをやめてしまった私たちを諭してくれる。
AIが出てくる以前の話なのだが、現代だと誰かに考えてもらうことは当たり前になっている。
なんでも疑り深くなるのも…とも思うが、誰かを批判するのも、賛同するのも、本当に自分の頭で考えたことなのだろうかと、自分自身を疑うきっかけになった。
安野さんの本が面白いのも、自分の頭で考えたり、1人の時間を大切にしたり、自分の好きなものを深めたり、そ -
Posted by ブクログ
安曇野にある安野光雅美術館で購入。
美術館でも、安野光雅さんの生い立ちや生前の話などの展示もあり、一部読んだ事があるなぁと思いました。
安野光雅美術館は、すごく良いです。
ただ、安野光雅さんを知らないと、意味ないのかな。私は、子どもの頃、家に何冊か絵本がありましたし、我が子には「あいうえおの本」を買ったので、思い入れがありました。
安野光雅さん、ユニークな方です。
最後の方で書かれたエピソード。
「空想犯」
毎年、年賀状に工夫をしているが、ある年、刑務所に入ったかのような年賀状を出した事がありました。
軽い冗談のつもりが、本気にして心配する人も多数いて、びっくりしたみないなお話。
凡人