安野光雅のレビュー一覧

  • カラー版 絵の教室

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    「想像力・創造力を人が身に付けてきたのは子供の頃の豊かな時代だ、その点をとれば大学生の時代よりも小学生の頃のほうが大切なのだ」という考えがとても好き。

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    2012年02月18日
  • シンデレラ

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    1974年発行の人気童謡絵本シリーズ「ドレミファランド」の中からシンデレラのみを抜粋した絵本。
    大まかな話の流れはよく知られているシンデレラと同じだが、そこはさすが安野光雅氏といったところで、構成や台詞にも氏らしいウィットにあふれたものに仕上がっている。
    注目して読みたいのは、なんと話の最初から最後まで全ページに登場している魔法使いのおばあさん。
    単にドレスとガラスの靴と馬車を与えるだけの存在ではなく、シンデレラを見守り続けながら、頼もしくもチャーミングなストーリー上の進行役をつとめているのが面白い。
    しかもそのおばあさん、まさかなぁと思うところに描きこまれているので、目を凝らして見つけたとき

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    2012年01月06日
  • 悪人礼賛 ――中野好夫エッセイ集

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    この味わいがたまらない。この人が教授のころ学生だったら、多幸だろうともぐりこんで、英文学の授業を受けたかったな。

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    2011年12月27日
  • 世にも美しい日本語入門

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    藤原正彦の小学校の時の先生が、安野光雄だったとは、つい一月前に知ったばかりでした。
    まえがきを藤原正彦が、あとがきを安野光雄が書いているだけでも贅沢だ。
    二人について興味がない人が読んでも、面白くないかもしれない。
    絵と数学というそれぞれの専門家の二人が、絵本、小説などの作者として日本語について語っているのは貴重だ。読書、教育、歌、日本語がかかわるさまざまな視点の話題が満載。
    挿絵は南伸坊で、すこしほっとする感じです。

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    2011年10月03日
  • カラー版 絵の教室

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    安野光雅さんが絵について教えてくれている。絵の理論が分かっているとよりいっそう絵を見るのも楽しめるし、絵を描くってことを感覚じゃなしに理解できた気がする。
    でも何より、安野さんの中で大きな存在というゴッホについての章が印象に残った。安野さんは、ゴッホは絵をいかなる時も描かねばならないという「赤い靴」を履いているように思える、と表現している。

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    2010年09月25日
  • 世にも美しい日本語入門

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    画家の安野光雅、数学者の藤原雅彦、2人の「日本語について」の対談を冊子にしたもの。

    あぁ、日本語ってホントに豊かなんだ、そしてお2人のユーモアも素晴らしい。
    というのと、今後読んだら良い本のガイドブックにもなっています。

    この「世にも美しい日本語入門」は、
    対談集なので、楽に読めます。
    私にとっては、栄養が丁度よかった「良作」。

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    2009年10月30日
  • カラー版 絵の教室

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    だまし絵や、旅の絵本で有名な安野光雅さんの本。
    新書版ですが、カラー図版も沢山あって、説明が
    分かりやすくなっています。
    難しい絵画論ではなく、素人の私達にもよく分かるように
    楽しく書かれていて、絵筆を取りたくなる一冊。
    絵描きから見た、絵画の歴史も画法を元に書かれていて、
    今までの絵画本とは違う興味をそそられます。
    何度でも見たい秀作です!

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    2009年10月04日
  • 世にも美しい日本語入門

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    安野光雅(と藤原正彦の対談)にクラフト・エヴィング商會の装丁なんて素敵すぎる。両者とも齢相応のかたくなさが目についてしまって、対談内容だけを取り上げてしまえば藤原氏が小川洋子と語った「世にも美しい数学入門」よりも劣るけれども、「美しい日本語」が矢継ぎ早に出てくるのは流石。そう、本書にも取り上げられるが「花発多嵐雨 人生足別離」を「花に嵐の例えもあるさ さよならだけが人生だ」と美しく書き下したのは井伏鱒二だ。

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    2009年10月04日
  • 世にも美しい日本語入門

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    日本人の必読本。抽象的な日本生まれの漢語を生み出した西周さんのこと。私は強制されて読書するのは天邪鬼だからこのまないけれど、読書ゼミというのは名著に出会う良いきっかけになるはずだ。宮本常一「忘れられた日本人」無着成恭「山びこ学校」新渡戸稲造「武士道」を読みたい。

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    2009年10月04日
  • 世にも美しい日本語入門

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    ひとりの数学者とひとりの画家が語り合う日本語の魅力。そのリズム・表記・文学… 失ってはいけない大切なものが、言葉の中にはあるんです…

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    2009年10月04日
  • 会えてよかった

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    いい本でした。
    ただただ、あの人もこの人もと みんな、亡くなられてしまって、ホントに「惜しい」。話者のアンノサンもまた。
    泉下では、さぞ賑やかなことかもしれません。
    おしまいの阿川サンの手紙:素晴らしい解説と共に、皆さまとの鮮やかなお話を 読めてよかった、です。

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    2026年01月28日
  • 絵のある自伝

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    私とは生きた時代が違うので
    想像の及ばない場面もあるけれど
    この本を通して、人間って強いんだなと
    私も含め今は守られすぎて
    かえって自由がないんじゃないかなと
    そんな気がする
    親や兄弟姉妹、友達
    さっぱりとした関係で
    寄りかかったりしていない
    でもひとりで行きているようで
    その時近くにいる人同士
    助け合い気を掛け合いながら
    行きているように思う

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    2025年12月24日
  • 会いたかった画家

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    2016年刊。ロートレック、モディリアーニ、ゴッホといった個々の画家についてのエッセイ、全部で23篇。半数は雑誌等に既発表、残り半数が書き下ろし。
    「ブリューゲル」のエッセイは、お茶の水にあった喫茶店「ジロー」から始まる(1963年頃の話か)。ドル解禁になり世界一周を考えていた安野、隣に座っていたオーストリアの学生と仲良くなり、彼の故郷ウィーンに立ち寄ることになる。彼のおばあちゃんに連れてゆかれたのが美術館。そう、ブリューゲルの名作が何点もある、あのウィーン美術史美術館。
    「ラスコーの洞窟画」は、車を運転してラスコーにアプローチするところから始まる。洞窟のなかの電球に不思議がり、本物だと思って

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    2025年10月15日
  • かんがえる子ども

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    ★P70引用 一部変更
    過去の教科書に書かれた子どもたちへのメッセージ

    じょうずにかこうとするよりも・・・
    しんけんに・・・人としての感じ方も育ちます。
    このくりかえしのなかで、・・・
    どんな人にならなければならないかが、
    わかってきます。
    これがめあてです。

    ★感想
    読書は、心の体操→自分の考え方を育てる。
    先生は、給料もらって保育教育をしているが、
    親は無料で子どもも育てている。

    当たり前のことではあるが、
    だからこそ真剣(色んな感情含め)になってあたり前。

    なるほど!!って思うで止まらず、
    自分も自分で考える人であるようにしたい。

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    2025年07月30日
  • 小さな家のローラ

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    ストーリーはとても有名だが、安野光雅の挿絵ということで手に取った。テレビドラマで一躍有名になったが、それとはまたひと味もふた味も違った、素敵な場面が広がっている。

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    2025年04月05日
  • シンデレラ

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    パッと見は、ダイジェスト版シンデレラなのだけれど、かの安野光雅がそれだけの絵本を作るわけがないと読み返してみたら、やはり仕掛けがありました。すべてのページにまほうつかいがいるではないか!
    さすがです。

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    2025年03月18日
  • 世にも美しい日本語入門

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    第5章の童謡の話が面白かった.出てきたものはほとんど歌えるが、歌詞が文語調で最初に習ったときは意味が分からずに覚えていた.今改めて内容を確認するとうまい表現が随所にある.日本語は平仮名、片仮名、漢字を使うので外国人が覚えるのは大変だと思う.Do you have a chance to learn Japanese language? と何人かの外国人に聞いてみたが、漢字はほとんど把握できないようだ.95%理解するのに日本語の場合2万2000語必要で、英語やフランス語は5000語で足りるとの説明があったが、分かるような気がする.

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    2025年02月26日
  • カラー版 絵の教室

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    遠近法という策が技術からものの見方、認識の仕方と絵を描くということを関連付けながら、これらを画家の視線から浮き彫りにしてゆくところが非常に面白く感じた。画家の視点での絵の見方というものも少し垣間見られてなかなかよかったし、「赤い靴」にたとえて、ゴッホの生きざまをなぞらえるあたりもなかなかわかりよかった。この本の良いところは、映画や本なども紹介されていて、さらにもう少し先の学びに導いてくれるところ。

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    2025年02月23日
  • 世にも美しい日本語入門

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    2025.01.13〜01.17

    文語体は難しい、なんでこんなものを学習しなくてはいけないんだ、と学生の頃は思っていた。というか、この本を読むまで思っていた。
    意味がわからなくても、良いんだ。情緒として、感覚として、捉えられたら。確かに、この本に出てくる言葉はとても美しい。そして、使いたくなる。
    幼き頃に、嫌がらずに感覚として読んでいたら、もっと表現力豊かに自分の気持ちを伝えられていたかも。

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    2025年01月17日
  • かんがえる子ども

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    子どもの世界では一位になることが大切なんじゃなくて、いつか大人になったときに一位になっても驕り高ぶらず、ビリになっても挫けない、そんなプライドを持つための一経験っていう考え方は、子どもにとっても大人にとっても気持ちを楽にしてくれる。

    家庭でも教育現場でも、私たち大人は思ってるより子どもの「学び」を潰してることがある。

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    2024年11月06日