武田一義のレビュー一覧

  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 5巻

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    ネタバレ

    ただ食いつなぎ、生きながらえる日々。
    未来が見えない中で、数少ない仲間をまとめるために略奪、反撃などという無謀な計画を立てる司令官たちも大変だっただろう。
    備蓄もなく生き埋めにされた洞窟の中なんて、これ以上ないぐらいの極限状態だよな・・・

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    2026年05月15日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

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    副題にある「ゲルニカ」という言葉を知っていますか。

    1937年、スペインの天才画家パブロ・ピカソが発表した巨大壁画のタイトルです。ドイツ空軍による無差別爆撃を受けた都市「ゲルニカ」をモチーフにしており、死んだ子を抱いて泣き叫ぶ母親、苦悶する馬、折れた剣を持つ兵士——すべてがモノトーンで描かれた、20世紀を代表する「反戦の叫び」です。

    この漫画のタイトルに「ゲルニカ」が置かれているのは、偶然ではありません。

    パラオ諸島のペリリュー島は、透き通る青い海と南国の自然に囲まれた、まさに「楽園」と呼ぶべき場所でした。しかし太平洋戦争において、その美しい島は日本軍とアメリカ軍による壮絶な消耗戦の舞台

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    2026年05月07日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4巻

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    ネタバレ

    昭和19年11月下旬から昭和20年元旦まで。
    本部はすでに陥落している。
    田丸たちは米軍を避けつつ食べ物を求めてさまようだけの日々。そんな中で米軍と出くわす度に何人かが命を落とす。正気を保てない兵士もいる。
    別の部隊では徹底抗戦を続けている。自分たちが死ぬまでに一人でも多くの米兵を殺すために・・・。
    極限状態の毎日だがなんとか生き延びている。しかし事態が好転することはまったくない。
    その場その場で身勝手な行動を取る伍長は最後まで生き延びるのかな。

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    2026年04月28日
  • ペリリュー ―外伝― 3

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    「ペリリュー外伝」最後に第3巻を読み終えた。島田少尉の戦いを描いた「西浜にて」、生き残って戦争花嫁となった小杉伍長の妻・志津の物語「all about suzy」、その志津をペリリュー島で思う小杉伍長に寄りそった「長い夜」。生き残った田丸が戦友を沖縄に訪ねる「過去と未来と」。どれも戦争は過去のことではないと伝えている。

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    2026年04月23日
  • おやこっこ(下)

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    ネタバレ

    2026/4/21 ペリリュー全巻についてたので読んだ

    でも、これ読めてよかったと思うくらいよかった。
    創作なんだけどなんか現実感と物語に引き込まれる感じがすごい。

    平凡に終わってくと思ったんだけど予想しなかった展開でびっくり。

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    2026年04月22日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3巻

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    戦争という言葉が、単なる事象にすぎず、そこで生きる人たちの息遣い、気持ち、思いは全てを語ることはできない。それだけでも辛いことだ。玉砕せず持久せよという言葉の意味は重い。指示した人を責めることはできないが、責めたくもなるものだ。

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    2026年03月28日
  • ペリリュー ―外伝― 4

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    「ペリリュー外伝」の最終巻。島田少尉の葛藤をつづる「どうして」、どうにもならないことへの怒りが噴き出す「なんだか僕は怒っている」、光子さんの最期を描く「田丸と光子②」、吉敷君が応召された際のエピソード「出征」、そして「ペリリュー」連載のきっかけになった読み切り「ペリリュー玉砕のあと」を収める。これで、本編11巻、外伝4巻が完結した。ここまで粘り強く描いてくれた作者に感謝する。

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    2026年03月14日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

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    先日、かつて日本軍が空爆を行った豪州・ダーウィンを訪問し戦争跡地を見てきた。一番心に残ったのは真っ青な空と海、寂れた戦車に絡まる植物の緑の鮮やかさと湿度90%超のうだるような蒸し暑さ。この海のさらに先の島々で、これと似たような環境で、日本軍の壮絶な戦いがあったのだろうかと思いながら海辺を眺めていた。
    そのような体験が最近あったから尚更だと思うが、この漫画で描かれる戦場の景色が異様にリアルに感じられて、泣きながらでないと読み進められなかった。まるで自分もペリリュー島にいるかのようで。絵がデフォルメされていて多少表現がやわらかくなっていたから助かった。ペリリュー島の戦いで、守備の中核を担ったのは私

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    2026年03月03日
  • ペリリュー ―外伝― 4

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    「ペリリュー -外伝-」も今巻でついに完結。本編を補完するスピンオフでありながら、戦争を生き抜いた人たちの想いが鮮烈に伝わってくる見事な秀作だった。とくに今巻の「どうして」は、読み終わった今も戦争の傷を象徴するエピソードとして心に残ってる。本編ほど戦場や戦争の惨禍を直接的に描いていないにも関わらず、ここまで真に迫る戦争漫画はきっと滅多に見られるものじゃない。だから、この作品が一人でも多くの人に読んでもらえることを期待して、感想を書き残しておこうと思う。武田一義先生、素敵な作品をありがとうございました。

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    2026年02月16日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2巻

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    二巻にしてこんなにも辛いのか…。
    南方行き=脱出手段がないってことなのか…。
    それでも、自分の戦いが本国のためになるって信じて、玉砕したいのに持久しなきゃいけないのか…。武器とか食料って敵や味方の死体から取るんだ…。

    二巻目にして、戦争の惨さに思いを馳せられる本。水木しげるさんを思い出す。

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    2026年02月14日
  • ペリリュー ―外伝― 2

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    「ペリリュー外伝」の第2巻。懲罰招集で送られた戦場の島で理不尽な戦争を生きのびようとする「入来周作の戦い」、アメリカ兵の立場から戦争を見つめた「戦場からの便り」、ペリリュー島民の悲劇を伝える「おぼえてること」、戦争へ行った父の傷にふれた戦争を知らない子どもの思いを描く「お父さんへ」などを収める。

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    2026年02月10日
  • ペリリュー ―外伝― 1

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    「ペリリュー 楽園のゲルニカ」の外伝の第1巻。本編では紹介されなかったエピソードが、日本兵だけでなく、アメリカ兵や島の住民の目線で描かれている。特に、島の住民の物語を読むと、心が痛む。普通に生活していただけなのに、戦争のため死んでゆく。本当の犠牲者は、彼らだろう。

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    2026年01月29日
  • ペリリュー ―外伝― 4

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    死とは。。。

    戦争の直接的な死は当然描かれるのだが、残された者達の日常における死や、それぞれの人の生き方や想いが淡々と描かれていて哲学的だった。

    #共感する #エモい #切ない

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    2026年01月16日
  • ペリリュー ―外伝― 3

    購入済み

    小杉家

    飄々とした小杉の奥さんの戦後が凄まじい。これまでもペリリューの日本兵の家族の話は外伝で触れられているが、小杉の奥さんの志津については小杉への愛情と彼の死を忘れるために米国まで移住していろいろ折り合いをつけようとして仕切れていない悲しさ。

    #泣ける #切ない

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    2026年01月16日
  • ペリリュー ―外伝― 2

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    米軍兵の苦境

    外伝の2巻目で異なる人物の視点と主観で同じ戦争を表現するスタイルは健在。中でもアメリカ兵の視点が鮮烈。戦場では単なる敵であっても個人ベースでは米軍兵も感情や家族のいる人間で、勝ち組にいても死は側にあり、非人間的な環境で心を病む姿が痛々しい。

    #切ない #怖い #泣ける

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    2026年01月16日
  • ペリリュー ―外伝― 1

    購入済み

    異なる視点

    本編では田丸や日本軍視点でストーリーが描かれていたが、米兵、現地民といった他の当事者達の視点でのストーリーが本作では描かれる。単純な善悪二元論にならないためにこうしたアプローチは素晴らしい。

    #切ない

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    2026年01月16日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 11巻

    購入済み

    その後

    戦後の田丸たちや子孫の話。生き残った者達の気持ちも様々で戦争の残した傷や人格形成への影響もまた多様。ペリリューだけでなく当時の戦争は忘れられつつある中で、この作品が後世に語り継ぐ役割の大きさは計り知れない。

    #エモい #切ない

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    2026年01月15日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 10巻

    購入済み

    投降

    田丸の米軍への投降で不毛な日本軍同士の争いや疑心暗鬼も解消され、生き残った者達の帰国も実現してよかったが、終戦後の無益な殺し合いで亡くなった若者達の無念たるやいかほどか。。。

    #深い #切ない #泣ける

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    2026年01月15日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 9巻

    購入済み

    味方が敵に

    米軍ではなく同じ日本兵の上官や同僚が、投稿しようとする仲間を敵視する非喜劇。戦争が終わっているのに本当に虚しいし無駄に命を削っていて悲しい。

    #じれったい #深い #切ない

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    2026年01月15日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 8巻

    購入済み

    心理的な疲弊

    実際には戦争が終わっているであろう状況で、殺し合いとは異なる心理的な疲弊や疑心暗鬼が生々しく描かれて、とにかく辛い。

    #じれったい #切ない

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    2026年01月15日