武田一義のレビュー一覧

  • さよならタマちゃん

    購入済み

    号泣しながら読み終えた

    身内のキツい癌治療のサポートしてた頃を思い出したりしたのもあるけど、この作者さんの人柄とか、奥さんの人柄とか、同室の方々や看護師さん達とのやり取りがとても好き。
    あんな苦しいもの、皆が頑張れるものじゃないけど、病気にも意味があると私も思ったから。

    今はペリリューですっかり人気の漫画家さんですが、今更でもこう言いたくなりました。

    「デビューおめでとうございます!」

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    2018年11月06日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 5巻

    「平成」の終わりに

    さよならタマちゃんから作者の作品を愛読しています。本当に優しい線描で、とてもあのSF作品を支えてこられた方とは想像ができません。
    その「タマちゃん」での課程で、その繊細なタッチといのちの手触りを昇華させた作者が佳作「おやこっこ」を経て挑む超大作「ぺリリュー」。そのサブタイトルの「楽園のゲルニカ」。楽園とゲルニカ。この異常なまでのコントラスト。漫画史に残る名作だと思います。

    1
    2018年08月06日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

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    世界で唯一、戦争と言う大義名分の元、民間人を大量虐殺すると承知の上で、原爆を落とされた国に住む者として、日本と言う国は何があろうと二度と戦争を行って欲しくないし、そう思える心を繋いでくれるこの作品が生まれる日本の漫画文化を応援する、死ぬまで。

    5
    2018年07月04日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3巻

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    先の大戦におけるペリリュー島防衛戦を描いた作品の第3巻。すでに日本軍の守備隊は壊滅しており、生き残った兵士たちは、ただ生き延びるためだけの戦い(水と食料の確保)に明け暮れる。そして司令部は玉砕を決断し、トップ以下は自決。主人公たちはすでに本隊からはぐれているため、まだ「戦い」は終わらない…。
    ちなみに表紙の桜は、電文で玉砕を表す隠語「サクラ」に由来している。

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    2017年07月29日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2巻

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    先の大戦におけるペリリュー島防衛戦を描いた作品の第2巻。米軍の上陸をいったんは阻んだ守備隊であったが、2度目の上陸であえなく突破され、生き残った兵士たちにも水・食料・薬がなく、ただ必死に生き延びようとする様子が痛ましい。

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    2017年07月29日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

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    ホリエモン一押しの作品。珍しく私の興味と一致した。先の大戦におけるパラオ戦線のペリリュー島防衛戦の様子を生々しく描いている。この第1巻では、防衛陣地の設営から米軍の上陸第一波を退けるまでが描かれた。

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    2017年07月29日
  • さよならタマちゃん

    購入済み

    ありがとうございます!!!

    がん(ステージⅢb)の手術と抗ガン剤6クールをした37歳🙋です。
    この様なマンガを描いて、作って、くださり、ありがとうございました!!!
    もう共感しまくりで本当に泣けました。


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    2016年10月11日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

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    戦死公報にのっけから触れていく漫画は初めて読みました。
    アニマルも読んでますが、迷わずこちらも購入。楽しみにしてます。

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    2016年07月31日
  • さよならタマちゃん

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    『ポンコツズイ』という血液内科での闘病記を読み、同じような闘病記ということで。マンガ家のアシスタントが、入院して、抗がん剤治療をしていく。病院の中の人、職場の人、奥さんのことなど、辛い治療を主張するだけでなく、周りの人たちに支えられていることがよく分かる。この作で、マンガ家デビューでき、よかったともおもう。

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    2016年03月27日
  • さよならタマちゃん

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    絵柄とタイトルからほんわかした話を想像していましたが、全く違いました。
    良い意味で裏切られました。最終回を読んで泣いた漫画は久しぶりです。

    著者はある漫画家のアシスタント。
    その漫画家が著者の入院中に訪れた時のエピソードは本当にカッコよく、その漫画家さんはそんな得意ではなかったですが人として一気に好きになりました。

    また、それだけ著者も愛されている、大切にされているということでしょうか。

    優しい絵柄に隠された芯の強さは必見です。
    患者さん通しの関係、看護師さんたちとの関係なども、変に誇張されることもなく、リアルに伝わってきて、入院、してみても良いかもなんて思ってしまいました(笑)

    婦長

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    2015年09月11日
  • おやこっこ(下)

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    ネタバレ

    父と再会した「孝志」は一緒にお風呂にはいったり寝たりしてるけど無理。
    僕は無理だなぁ。。。
    嫌悪感が先走ってしまうよ!

    父の過去というか家にいって予想の斜め上をいってる状況を知って、
    自分とかぶせて、
    ボーっとしてるところに事故ですよ車同士の事故!

    父も「孝志」も「亜紀」も一応のところ無事。
    父は最高の状態で逝けたんでしょうね。

    実の父との関係ゆえに僕は結婚したくないですし、
    子供はもうけたくないんです。

    父という生き方は僕ではありません。
    それを創ったきっかけが父なんでしょうね。
    他にも理由はありますけど。

    「孝志」は父と言う生き方を選んでいるじてんで普通なんです。
    その関係は長い

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    2015年03月30日
  • おやこっこ(上)

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    ネタバレ

    「さよならタマちゃん」を読んで、
    気になっていた作家さんだと思っていたら新連載が始まってて途中から読んでました。

    上巻を読んで思ったのが若いときのお父さんに違和感!
    現在しか知らなかったからね。。。

    お父さんの都合で養護施設に入れられたり、
    家にお戻ったりの子供時代をすごした「孝志」は父親嫌い。
    ちょっと流星ワゴンとかぶちゃってるね。

    命に別状がある状態で倒れた父に会いに、
    久し振りに帰省する「孝志」と嫁の「亜紀」さん。

    父との関係、
    父の過去を知って心情が揺れる「孝志」君。

    病院を抜け出した父と「孝志」が道端で再会するところで上巻は終わり。

    0が良い。
    0だったら思い出がまったく

    2
    2015年03月30日
  • さよならタマちゃん

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    自分も抗がん剤治療したのでちょっと感情移入ちゃって評価高めになってしまう…
    でも絵柄のせいもあって客観的というか冷めた目線があるのがいい。劇画調だと辛くて読めなかったと思う。ほんとに病気になってみないと健康のことって後回しにしがちなんですよね。忙しくて病院に行くのが遅かった登場人物の「忙しかったのはホントだけど 命より大切な用事なんてひとつでもあったのかな」って台詞が心に響きます。

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    2015年03月08日
  • さよならタマちゃん

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    Twitterのフォロワーさんから薦められて購入。
    この作品自体は前から知ってだけど闘病記物が
    苦手だったこともあって(お涙頂戴的な展開がね)
    避けてたのだけど、読んでみると入院あるある的な
    笑える話が多く、また絵柄がとてもほんわかしていて
    抵抗なく読めるとても良い本だと思う。

    中盤から副作用に苦しむ辺りから実体験とかぶって
    少々辛く感じられる部分もあるのだが、絵柄と
    作者のがんばってない前向きな姿勢が心にしみてくる。
    実際、入院時に読んだのでだいぶ助けられました。

    闘病中の方の心情、状態もよくわかるし
    笑える話も多くて、読み応えのある漫画ですね。

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    2015年02月01日
  • さよならタマちゃん

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    作者の武田さんが実体験した闘病マンガ。き○たま癌なのでさよならタマちゃんなのね・・・。(´・ω・`)
    闘病のつらさ、周りの人の温かさや苦悩、生きること死ぬこと、いろいろ考えさせてくれます。

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    2014年08月17日
  • さよならタマちゃん

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    ネタバレ

    Sさんからもらったもの。最初から最後まで号泣。私は転移してなかったので、抗がん剤治療をしたことはないけど、ほんとに辛そうだ。桜木さんの話は特に泣ける。ほんと、治るんじゃないかと期待して、から元気で、でもそれでどれだけ周りの人が励まされたことか。ほんと何度も読み返そう。地味に奥さんの傷跡に共感。夫がいていいなぁ。これがあるから私は次の人にいけないよ。

    2015.5.7
    再読。夜勤に持って行く読む本がなかったのと、きつい出来事があったので読んだ。いやー、泣ける。やっぱ死ななくて良かった。私のなったのも自覚症状ないから転移してることが多くて死亡率も高いって書いてあったもんな。しかし、今回はこれより

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    2015年05月08日
  • さよならタマちゃん

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    ガンの闘病漫画。実体験に基づいている。
    自分は過去に骨折や靭帯損傷など大けがを経験したことが数回あり、生死にかかわるほどではないが、怪我による不自由と羨望、自己嫌悪などを感じたことがあったので、より一層内容に引き込まれる部分があった。

    シンプルに、奥さんはかけがえのない支えだったこと。他の患者さんの存在の大きさ。自分の心境の変化。書き上げて下さっている。
    何だか自分が見落としたり見失っていた幸せに気付かされるような、そんな本と同じくらい学ぶことのある漫画だった。

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    2014年06月17日
  • さよならタマちゃん

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    35歳のマンガ家アシスタントの闘病記(睾丸の癌)です。
    『めざましテレビ』 に奥様が出演されて「良く描かれすぎちゃって」と照れていらっしゃる姿を見て買いました。

    48ページにある、重い病にかかった時に「なんで俺が!?」って思う気持ち、良くわかるなあ。
    また95ページの、「『治る』ことを信じて治療できていること」に関して「恵まれている」と感謝する気持ちも長期入院を経験した後だけにズンときました。

    傑作です。

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    2014年05月04日
  • さよならタマちゃん

    ネタバレ 購入済み

    泣いた泣いた

    ニュースで紹介されてたので
    気になって購入。

    面白かった! テンポよく
    サクサク読めます。
    癌の治療って、暗くなりがちだけど、
    ホンワカして読めました。

    残った副作用による障害にもまけず、
    今後も頑張ってほしいです。
    奥さんの良妻さが羨ましい。
    私もこんな奥さんになれたらいいなぁ。

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    2014年05月03日
  • さよならタマちゃん

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    ネタバレ

    ともすれば重くなりがちな闘病記を和む絵と描写で綴ってあり読みやすい。けれども生きるという事、病と闘うという事、家族の有難さ、人との関わり、色んな事を考えさせてくれた。どうか、これから先、作者と奥様と飼い犬のビッグが平穏に幸せに暮らせますように。

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    2014年04月26日