武田一義のレビュー一覧

  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 7巻

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    終戦から1年
    あれだけ頻繁に米軍基地に侵入してても
    気付かないのであれば、その理由も欲しいところ。

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    2022年08月07日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 6巻

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    非日常だとはいえ、
    敵は自分とは全く違う生き物だとでも思ってもないと
    自分自身が保てないってのはあるんだろうなぁと思う。

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    2022年08月07日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4巻

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    1945年の1月になりました。
    三十四会の方に直接話を聞かれているとのことなので、主人公が生き残るとしたら、ここから2年ちょっと話が続くことになりますね。どう展開するのか楽しみです。

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    2022年08月06日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

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    漫画好きの友人からのおすすめで読む
    ほんわかした絵のタッチとリアルな戦争体験のミスマッチにまず驚かされる。気の弱い主人公を通して描かれる戦時中の物語。次が気になる展開でついつい読み進めてしまう作品です。

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    2022年06月02日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 11巻

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    最初の3巻ほどで、もういいでしょ、と思ってしまう。戦争は人類が犯している最大の過ちであり、最も知られざる悲劇だ。だからその実態を描いたマンガはとっても貴重だけれども、1944年9月の米軍上陸から始まった南の前線基地ペリリュー島約一万人の兵士の殲滅譚は、11月の島の「玉砕」宣言辺りで描き切ったと思えた。でも見るとあと7巻もある。

    実際には、そこから2.5年間、1947年4月に残った日本兵34人が投降するまで、彼らの戦いは続いたのである。生存者への聞き取り、研究者との二人三脚、現地取材、映像資料などを通じて、史実にかなり忠実に(しかし主要登場人物は多分フィクション)で描かれたと思う。銃撃で吹っ飛ぶアタマ、腐ってゆく身体、食糧調達の様々な知恵、米軍に閉じ込められた男は2ヶ月同胞を食って命を繋ぐ、投降しようとした同胞を何人も殺す‥‥、その他様々な小物、自然などの描写をリアルに描く。全11巻でこそのリアルな戦争マンガだった。


    一方で登場人物は全て三頭身のデフォルメされた描写に徹した。これは正しいやり方だったと思う。現代の人間は、こんな極限の状態を長いこと見ていられない。私も、映画「野火」のような状態が24時間続いたら、精神に変調が生じてしまうかもしれない。

    最後の数巻は、主人公の田丸だけではなく、親友で頼もしい吉敷、残存兵たちをカリスマ的にまとめ上げた島田、常に自分の生命安全を優先させたのに最後の選択で帰れなかった小杉、最後まで自分の心情を口にしなかった片倉の、彼らの交差する運命と戦後の命の仕舞い方を描いていた。

    アニメ化されるらしい。
    片倉さんの「体験していなくても、(マンガを)描けるとお考えですか」という根本の問いを、武田さんは正面から受け止めているように思える。生き残った田丸さんにしても、孫に話し始めたのがこの作品の始まりということになっている。田丸さんは息子には一切話していなかった。何故なら、「自分が人を殺したという事を、それを、自分の子どもに伝えるのは、とても恐ろしいこと」だから。

    私の父は呉の海軍通信兵候補で戦争を終えているので、戦場に行ったことはない。上等兵に尻を叩かれた等の厳しい訓練生生活を、夕食時に得意げに何度も「同じこと」を喋っていた。「昔は大変だったけど、今の世界に生きることは幸せなんだよ」と不器用ながら伝えていたのだろう。今ホントに悔いが残るのは、叔父がシベリア抑留からの帰還兵だった。体験を一度も聴いたことがなかった。多分誰にも喋っていない。聞けるとしたら、親族の中では私しかいなかったのかもしれない。しかし、それももう10年前に叶わぬことになっている。

    こういうマンガは、ホントに貴重だ。
    今現在世界の片隅の「戦争」で、
    次の一瞬にも生命を落としている方がいる中で、
    ひとつの選択が、大きな過ちに繋がるこの世界で、
    こういうマンガはホントに貴重だと思う。

    「ヤングアニマル」2016-2021年連載。
    2022「このマンガがすごい!」オトコ編第9位。

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    2022年04月24日
  • シリアの戦争で、友だちが死んだ

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    「命がけでここに自分がいるということを訴えかけ、それを誰かに見てほしいと強烈に願っていた。僕はそんな人々を記録して残し、報道したいと思った。」p221
    正義感あふれる英雄気取りでなく、悩みつつ戦場ジャーナリストたろうとする青年の正直な悩みや恐れが等身大で描かれている。表面的な報道ではわからないことが描かれている。文章ばっかりだと疲れるが、武田一義氏の漫画がいい意味で息抜きとなっている。

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    2022年04月12日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 11巻

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    終戦を迎えた後、年余にわたってそれを知るすべもなく、戦時中を送り続けた兵士たちを描いたのが本作の終盤。特にそこから受けた感銘が大。もう戦わなくていいのに、なぜその命は奪われる?っていう不条理が、これでもかと突きつけられる。この無常、繰り返したらアカンて。すぐに止めようぜ、戦争。

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    2022年03月31日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 11巻

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    ペリリュー最終巻。戦後の顛末について。戦争は終わっても、そこで戦っていた人の中では続いていくものがあるということ。

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    2021年10月02日
  • シリアの戦争で、友だちが死んだ

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    シリアは中東の方にある危ない国くらいしか知識がなかった。
    ジャーナリストと聞くとどうしてもあのイスラム国の事件が蘇ってくる。

    ジャーナリストである桜木さんの書いたこの本を読んで、色々知りたかった。
    銃で撃たれてもジャーナリストを続けている桜木さんのこの著書を。

    所々の漫画で柔らかくはなっているが、
    想像を絶するシリアの現状。
    彼の生活。
    生と死の隣り合わせの日々。

    それでも現実を伝えることで、少しでも状況を変えたいという思い。

    なぜ戦争が起きてしまうのか。
    それは思いのすれ違い。
    政府と市民のそれから始まり
    その中でも思想の違いが生まれ
    色々な勢力が出てきてしまう。

    日常を日常として過ごせている幸せ。
    私たちが安穏と過ごしている裏側では
    このような現実がある。

    それはやっぱり知っておかなければいけないことだと思う。
    とても読みやすく、リアルが書かれているこの本。
    色んな人に読んでほしいと思った。

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    2021年08月20日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 11巻

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    この11巻、読む前は蛇足だと思っていたのですが
    読み終えて、そうではないと思いました。
    戦友・遺族全てが同じ気持ちなワケないですよね。
    そういう当たり前のことに今更ながら気づかされました。

    ただ、スピンオフ作品は本当に蛇足だと思うのでw
    読まないつもりです。

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    2021年08月06日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

    小説を原作にした場合、マンガのほうが読めるものがある。
    これは典型的にマンガで読むほうがいい。小説はちょっと辛い。
    戦記物は総じてつらくなるものが多い。戦争に負けた方はこうなるという現実を見せつけてくるからだろう。
    マンガだといくらか軽くなる。こういうことを書くと批判する者がいるが、何が起こったかを知ることの方が大事だと思う。
    表示体が何であれ。そういう意味で人に勧められるものである。
    もっと知りたければ原作を読めばいいのだから。

    #ほのぼの #タメになる #切ない

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    2021年07月17日
  • シリアの戦争で、友だちが死んだ

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    戦場カメラマンが語る、戦争の中に生きる人たちの姿。読みやすくて、途中の漫画も好きで、漫画に釣られて買ったけど、読んでよかった。

    死が身近すぎて、平和になることの難しさに息苦しくなる。やるせない。

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    2021年04月29日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 7巻

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    アメリカ人も闘いたくない。日本人も。何の為に戦うのか。個人には、恨みもない。戦争は、不条理。人は、愚かだ。

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    2021年02月13日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 10巻

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    ついに、田丸らの「戦争」が終わりを迎える日が来た。しかし、そこまでに払った代償はあまりに多い。信じてきたことが崩れる衝撃。受け入れられる者と受け入れられない者、理性と感情…交錯し衝突し、誰も幸せになれない事態に陥っていく。「生き残ろうぜ、絶対」このことばの重みが痛いほど心に響き、涙がこぼれます。次が最終巻。どのような幕引きとなるのか。

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    2021年01月31日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

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    戦争の愚かさ、恐ろしさを伝えるものが必要と考える。戦争の記憶を持つ者がほとんど居ない現在、分かりやすく伝えるものが大事だろう。この漫画は、素晴らしい。

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    2020年10月15日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 8巻

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    相手を倒す、戦闘に勝つ、という目的や機会の無いままに潜伏を続け、次第に隊の規律も緩み始めます。
    避難先から戻った島民女性を襲おうとするもの、米軍基地のゴミ箱から持ち帰った新聞で敗戦の情報に触れて動揺するものたち、戦闘とは異なる「辛さ」が続きます。

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    2020年08月30日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 9巻

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    まもなく昭和22年…ペリリュー島の日本軍兵士たちにまだ終戦は来ない。わからない事実を知ろうとする者、これまでの信念を固持しようとする者、それぞれに動揺を抱えて日々を重ねていく…。「本当のことがわからず、先が見えず」という状況はコロナ禍にも通じるものがあるなぁと感じました。死への不安の重さは比ぶべくもありませんが。訪れた嵐に、状況はどう動くのか?

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    2020年08月01日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 8巻

    ネタバレ 購入済み

    辛い…

    戦争が終わっても知らされず、戦いをやめられず、病にかかっていく。その島で命を落とす兵士たちの姿がリアルです。

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    2022年09月29日
  • さよならタマちゃん

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    タイトルからもわかるように男性特有の病気、の闘病記録。無精子症に備えて…のエピソードが、淡々と、且つ生々しくて、病気への怖さや将来への不安、そこから抜け出すには、といったリアルな部分が感じられて良かった(男性ならなおのこと共感しやすいと思う
    闘病中の薬による副作用についても、味覚障害に奥さんが特製のお弁当を作って来てくれたとか、当事者と家族の視点から描かれていてとても深く掘り下げてある

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    2020年02月21日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 8巻

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    昭和21年。ペリリュー島。
    戦争は終わった。
    でも、彼らの戦いは終わっていなかった。
    あの苛烈な生き残り戦は鳴りを潜め、
    生命の危険からは少し遠ざかったようにも感じる。
    が、終戦を知らず、ましてや敗戦など想像することも
    受け入れることもできない彼らにとって、
    この生殺しのような「ゆるやかな緊張」は
    どれだけ消耗を強いる日々であることだろうか。
    ある意味7巻までよりもキツさを感じる8巻でした。
    吉敷と田丸の決断は、どのような局面を導くのか…。

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    2020年02月04日