おかざきおかのレビュー一覧
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シリーズ第3作目。今回も和紙に纏わるエピソードがたくさん盛り込まれ紙も言葉も強くて暖かい。百花の世界が広がっていく物語、この優しい人達の集まるほしおワールドは、やっぱり素敵です。
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魔術云々のくだりは少ーし解りづらいとこもありましたがサクサク読めました。
シリルの独占欲がカワイイ。
なんでそんなにジゼルが囲われなきゃいけないのかな、と思ってたけど、そんな方向に話が進むとは。
意外な流れで面白かったです。
ただ王太子が口で言ってるワリにはちょっと使えなかったなー笑 -
今作もほっこり。今回のキーワードは「結」。人も物も、様々な結びつきがあって初めて生かされる。文字から作品を想像するのも楽しい。このシリーズは中学生くらいで娘たちに読んで欲しいので子ども本棚に並べる。Posted by ブクログ
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まさか完結巻とは思わず、思ったよりサクサク2人の話が進んでいき、最後はっきりはしてないけど、亜潟さんもまもりが好きなことが伝わってきてニマニマしてたら、あとがきで完結と知りショック。原作は10巻もあるから区切りとしては上手くまとまったのかもしれないけど、ちゃんと付き合ってからの2人のこれからをコミッ...続きを読む
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ベランダシリーズでは当て馬くんだった真也くんと幼なじみの桐子さんとの恋話。
うーじれじれな感じが好きです。桐子さんが東京に来る羽目になった理由はほんとぶん殴りたくなるような話でしたが、真也くんとしては結果オーライになりましたね。今後の2人も見たいのでベランダ〜にも出して欲しいです。Posted by ブクログ -
話の流れで付き合うことになった2人が、ちょっとすれ違ったりしつつ少しずつ先に進む話。
2人も可愛いし、周りも可愛い。Posted by ブクログ -
老舗紙メーカー、藤崎産業の資料館でバイトをする大学生、百花。
ものづくりが好きな百花の物語の続編。
小冊子研究会の文化祭、館長の先輩が開業した書店などのエピソードも楽しい。
蝋引きは、自分でもやってみたくなる。
今回も、百花が商品開発をする。
モデルで彫金のアクセサリー作家、淵山雫の新作のパッケー...続きを読むPosted by ブクログ -
高校時代の憧れの先生に出会ってしまうのってどんな気持ちなんだろう。読めてよかった本。続編が楽しみ。表紙のイラストもとてもいい。Posted by ブクログ
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活版印刷のほしおさんが、今度は和紙をとりあげる。
とはいえ、三日月堂のシリーズでも、細川紙のことがでていたから、和紙に光が当たるのも、自然な流れか?
主人公は吉野百花という大学生。
日本文学専攻で、小冊子研究会というサークルに入っている。
ちょっと内気なところがあるが、手先が器用で、紙を使った小物...続きを読むPosted by ブクログ -
ほしおさんって手仕事そのものを創る人じゃなくて
それを文字にする人なんだな
既刊の本を見てそう感じた
取材するだけじゃ無くてどう表現するかっていうのも重要ですね
さて今回のテーマは和紙です!
今立と名塩を訪ねたことがあるので興味のあるジャンルです(^^)
続けて続刊の「物語ペーパー」
大学生の...続きを読むPosted by ブクログ -
「活版印刷」シリーズの作者が描く「和紙」をテーマにした新シリーズ。
大学2年生の百花は、陶器のお店を営む叔母の紫乃に連れられて、「紙こもの市」を訪れる。
紙製品の展示会にテンションの上がる百花。しかし、紫乃の仕事の取引相手である紙屋ふじさきのブースを最後に訪れ、やる気のない藤崎一成に出会い、一気にテ...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ2作目。
シリーズものは続けて読まないと決めているけど、どうしても気になって、2冊続けて一気読み。
前作では、和紙を使った小物の制作の話が多かったが、今作では美濃を訪れて、和紙漉きの体験を描いたり、百花の亡くなった父の話など、人間模様も描かれる。
百花の大学の学園祭の様子などもあり、前作とは...続きを読むPosted by ブクログ -
ネガな話が多そうで読むのが辛いかな……と思って読んだけど、意外とそんなことはなくて、スラスラ読めた!
ただ、最後の話だけは駄目だった><。主人公が誰が見ても明らかに愚かな行動するのって読んでて辛い><。ラストの話はすごい読み飛ばして、何とか読み終えた><。
面白いんだけど、この話はやっぱりネガな話が...続きを読むPosted by ブクログ -
さらに和紙のことを知りたい気持ちが強くなる主人公。人脈も増えてこれからさらにどうなるのか、気になります。
今回もほしくなる商品があって、紙のイベントとか行ってみたくなります。Posted by ブクログ -
続編刊行、非常に嬉しかった!
前作も非常に丁寧に描写されていた印象があったが、今回も丁寧に綴られた物語だった。
百花のバイト生活も、大学生活も、日常生活の描写にも手を抜かない。
その分、登場人物も増えるが、百花がこうやって生活しているんだということがリアルに感じ取れて、本当にいいと思う。
だからこそ...続きを読むPosted by ブクログ -
よくものつくり系のイベントに行くので散財する気持ちはよくわかります。
主人公が作っているものとかすごく欲しいです、使い道とか考えてはいけないけども。
愛想のない藤崎さんとの関係がこれからどうなるのか気になります。Posted by ブクログ -
紙の小物はいいですね。
おしくて使えない気持ちよくわかります。
そんな「紙」好きの気持ちを高める本でした。
文庫では望むべくもないが、タイトルの部分のみ和紙とかの装丁本だと、所有欲をそそらるな。でも作るの大変だし売れないか。
そんな想像までさせてくれる本でした。
続きも期待しています。Posted by ブクログ -
大学3年生になって将来に不安を覚えるまもりと、神戸に引っ越すことを言い出せない葉二。不安になったり、そのせいで傷つけたりしてしまうことはあるけれど、お互いのことを心から大切に思っているのが伝わってくる。ベランダ菜園にいるときや、葉二の「適当な」料理を食べているときも楽しそうだし。この2人なら、何処に...続きを読むPosted by ブクログ
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嘘がわかる特殊能力を持つ主人公と、濃い主要キャラたちの法廷もの。主人公は祖父の弁護士事務所を手伝っているだけで、特殊能力が直接法廷で役立っているわけでもない。凄腕の弁護士だったら嘘は見抜けるし、嘘かどうかは問題じゃなかったりする。表面的な解決じゃなく、その裏までお見通しなのが気持ち良い。面白かった。Posted by ブクログ