おかざきおかのレビュー一覧

  • 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

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    ネタバレ

    続編刊行、非常に嬉しかった!
    前作も非常に丁寧に描写されていた印象があったが、今回も丁寧に綴られた物語だった。
    百花のバイト生活も、大学生活も、日常生活の描写にも手を抜かない。
    その分、登場人物も増えるが、百花がこうやって生活しているんだということがリアルに感じ取れて、本当にいいと思う。
    だからこそ、和紙の大切さにも説得力が増すと言うか。
    和紙の話以外の部分も丁寧に描写されているからこそ、和紙の特別さ、大切さがより際立つし、驚きや感動もより一層強く感じられるのだと思う。
    百花がちゃんと物語の中で生きているから。
    読者と同じように。
    この説得力の高さよ。

    丁寧に描いているからこそ、この一冊だけ

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    2020年10月10日
  • おいしいベランダ。 返事は7日後のランチで聞かせて

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    大学3年生になって将来に不安を覚えるまもりと、神戸に引っ越すことを言い出せない葉二。不安になったり、そのせいで傷つけたりしてしまうことはあるけれど、お互いのことを心から大切に思っているのが伝わってくる。ベランダ菜園にいるときや、葉二の「適当な」料理を食べているときも楽しそうだし。この2人なら、何処に行っても大丈夫そう...。と思った。これからも、喧嘩することはありそうだけど。

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    2020年06月12日
  • 法律は嘘とお金の味方です。 京都御所南、吾妻法律事務所の法廷日誌

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    嘘がわかる特殊能力を持つ主人公と、濃い主要キャラたちの法廷もの。主人公は祖父の弁護士事務所を手伝っているだけで、特殊能力が直接法廷で役立っているわけでもない。凄腕の弁護士だったら嘘は見抜けるし、嘘かどうかは問題じゃなかったりする。表面的な解決じゃなく、その裏までお見通しなのが気持ち良い。面白かった。

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    2020年05月10日
  • おいしいベランダ。 返事は7日後のランチで聞かせて

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    ネタバレ

    作者にあれほど駄目と書かれる葉二さん。
    まあ事実、料理と仕事に関して以外(特にまもりとのこと)は駄目駄目でしたな。
    最終的にテンパって勢いでプロポーズとは何事かと。
    らしいと言えば、らしいですが。
    (昔から肝心な時は葉二さんの方があたふたしている気はする)
    衝動的な家出以外は、今回は(も?)まもりの方が大人だった気がします。
    でもこれで、まもりちゃんの就活の方向性もある程度定まったのかなと。
    そうか、もう就活する年になったのか……しみじみ。

    自分のいいところは自分では気付かない。
    だから葉二さんに言われた長所は心のメモに書き留めて読み返そうと誓ったまもりちゃんがたまらなかったです。

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    2020年04月26日
  • おいしいベランダ。 8番線ホームのベンチとサイダー

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    同棲を始めたまもりと葉二。
    相変わらずのベランダ菜園オタクも良かった。
    就活で苦しんでる姿もあったけど、自分に合いそうな会社を見つけられたようでそれも一安心。
    久しぶりにちゃんと追いかけてる小説だから大事に読んでいきたいと思う。

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    2020年04月18日
  • おいしいベランダ。 スミレと6粒のチョコレート

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    冬のアイスプラント!
    食べてみたい衝動に駆られた。
    陽二とお母さんのやりとり楽しかった。
    次からもどうなっていくのか…!

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    2019年05月11日
  • 恋するアクアリウム。

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    仕事を辞め、実家を出て、逃げるように東京へ出てきたものの、契約していたウィークリーマンションが火事で炎上。
    他にあてもなく幼馴染の元へ転がり込むことに。
    決して広くはない部屋に鎮座するアロワナの水槽。
    7つ下で魚マニアの大学生である幼馴染とOLの年の差恋物語。

    仕事もできて結婚前提の恋人もいて、明るい性格の彼女がなぜこんなことになったのか、感情移入し過ぎてイライラが止まりませんでした。
    まぁでもそれがあったから、幼馴染くんと再会できたと思うと、人生って悪いことばっかじゃないんだろうなと。
    彼女は本当に優しくて大きくてすごい。
    同性から見ても魅力的な主人公でした。

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    2019年04月23日
  • おいしいベランダ。 スミレと6粒のチョコレート

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    ネタバレ

    まもりちゃんの親友、湊ちゃんの掘り下げ話でしたね。
    バレンタインに別れ話にまで発展したのに、まさかまさかの展開で一安心。
    その分、まもりと葉二の方に別のフラグが立ちましたが。
    これがどう転ぶか気になるなあ。
    一線越えてから、ある意味安心していた二人だけに、物理的な距離の別離の予感がひしひしとして辛い。
    次巻は主役二人の、前巻とはまた違う選択の話になりそう。
    そう言えば、葉二さんは外面を取り繕っていたのが、まもりママにばれましたね。
    これで、少しは楽になれたのではないかなあ。
    こちらは、すっかり彼の外面だけはいい設定忘れてましたけど……
    出てくる料理は美味しそうというより、見た目が気になる料理が

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    2019年03月11日
  • おいしいベランダ。 スミレと6粒のチョコレート

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    亜潟さん、少し影が薄かったよ。今回メインは具志堅湊ちゃんだったから、ここは学生達に持っていかれたかと。
    そして志織さんの、「チロルがデメル」は笑った。
    喉に詰まった小骨だった おみくじのフラグが遂に。

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    2019年02月28日
  • おいしいベランダ。 マンション5階のお引っ越しディナー

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    ネタバレ

    今回はまもりの引越し騒動にちょっと切なくなりつつ…、
    従姉妹の涼子に振り回させる感じには面白かった。

    今回の家庭菜園はなかなか真似できそうな感じで見応えあった。
    スタバのカップでルッコラなど葉野菜作り。
    しいたけは、、ちょっと難しそう笑
    お家で何か育ててみたいという欲が芽生えた。

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    2018年10月04日
  • おいしいベランダ。 午後4時の留守番フルーツティー

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    ネタバレ

    葉ニが佐倉井くんに嫉妬するところにキュンときた。
    そんな佐倉井くんも別の相手と恋愛中になってて…
    この先の佐倉井くん気になってたけど、お話に出てきてくれて良かった。
    なんか安心した。

    海旅行の話もほっこりでした。
    姉のちゃっかりした感じに納得させられた。
    北斗と弟くんの仲良しな感じももっとお話に出てきてほしい…

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    2018年10月04日
  • ご主人様のお目覚め係: 2

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    所々設定や話の展開について行けないところもあるけど、少女小説として十分楽しめました。
    嫁に行くか婿に出すか、お互いの父親対決が最高です。

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    2018年09月27日
  • ご主人様のお目覚め係: 1

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    タイトルから設定が面白そうと思い、読んでみた。
    貴族の寝起きを見守るだけの役目のメイドという、なかなか他に見ない設定で、ヒロインと相手役との関係がどう進んでいくのかと思ったら、その他の設定で相手にとってヒロインが唯一無二という恋愛関係に発展してた。
    ちょっと分かりにくいところもあったけど、気分良く読めました。
    出てくる猫が可愛い。

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    2018年09月07日
  • おいしいベランダ。 3月の桜を待つテーブル

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    今回はまもりの家族が葉ニと対面というハプニング…!?
    弟くんは受験真っ只中の多感な年代。
    お母さんは葉ニのことを、まもりのお隣さんのことを女の人だと思っていて、、
    親は無条件で子供を心配するんだなぁ…としみじみ。
    あったかさを感じました。

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    2018年09月06日
  • おいしいベランダ。 2人の相性とトマトシチュー

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    レシピまで載ってる優しい小説。
    読んでて非常にトマトシチュー食べたくなった。
    まもりと葉ニに多少難が起きそうだったけどなんとか無事関係修復できてよかった。

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    2018年08月22日
  • おいしいベランダ。 午前1時のお隣ごはん

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    もろ私好みな小説。
    こういうの読んでしまうと、家でプランター栽培とかしたくなるし、
    ましてやこのキュンキュンな感じ、、
    ツボすぎて次巻もそそくさ。

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    2018年08月22日
  • 恋するアクアリウム。

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    ネタバレ

    幸広と奈々みたいな人種は、口では謝るし、申し訳なさそうな仕草もするけど、そーいう自分たちに酔ってるだけだよね…ほんっとムカつく。
    奈々が桐子を好きとか、マジ、ふざけんな。
    佐倉井くん、幸広のこと殴ってくれれば良かったのに。

    佐倉井くんが桐子に惹かれてるのも、桐子が佐倉井くんを弟とか幼なじみ以上に思い始めているのも、いまいちピンとこなかったなー。
    引っ越すことになったとこで、ちょっとだけ、そんな雰囲気っていうか、引っ越すって言った桐子に「早くない?」ってちょっと不機嫌になってたり、新しい家の周辺が危なそうなことを心配してみたり、そーいう分かりにくいけど確かに好意を感じられる言動が佐倉井くんだよ

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    2018年08月12日
  • おいしいベランダ。 午後4時の留守番フルーツティー

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    ネタバレ

    すっかり恋人の距離感になってきた、まもりと葉二。
    でも甘すぎず、ホッコリ癒される雰囲気がいいなーと思う。
    ものすごく、好感度が高いカップルだよなー。
    葉二が佐倉井くんに嫉妬してるのも、まもりが葉二の神戸行きの不安に頑張って耐えようとしているのも、お互いにちゃんと想ってるんだなって感じがしてホントいい。
    ていうか、単純に嫉妬して不安になってるだけなのに、隠してたことが気に入らないと言い訳する葉二は相変わらず、大人可愛いなー。

    しかし、佐倉井くんには彼女ができて、もう報われない男子エピソードは増えないのか。
    もう少し、三角関係でいてくれても良かったんだけど、残念だな。

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    2018年08月12日
  • おいしいベランダ。 3月の桜を待つテーブル

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    ネタバレ

    「まもりさんを愛していますから」も「彼女のことは責任をもって僕が守ります」も、選んだ言葉は大袈裟だったとしても嘘八百じゃない葉二の本心で、まもりに改めて「約束なんてさせられないにしても、一緒にはいたいわな。俺がそう思うんだよ」と自分の言葉で想いを伝えるとか…なんて素敵すぎるのか。
    葉二はまもりにゾッコンで、だからこそどこかで不安そうで、西森さんに口説かれそうになってるまもりを連れ去って、「触ってもいいか」ってわざわざ聞いてからバックハグしたり、その格好で弱音を告白したり、クリスマスプレゼントに喜んだり、そーいうトコが可愛くて仕方ない。
    絶対に、まもりよりも葉二のほうがホレてるよなー。
    なんか、

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    2018年08月12日
  • おいしいベランダ。 2人の相性とトマトシチュー

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    ネタバレ

    葉二が大人可愛くて、めちゃくちゃ好き!!
    まもりの「花が欲しい」って一言にしれっと花の苗を買ってるとか、お誕生日ディナーにレストラン貸し切りとか、素敵すぎか。
    そのくせ、お誕生日プレゼントでいたずらするとか、なんなの、もぅ。
    佐倉井くんと対峙して、冷静にきっぱりと「手離す気はない」と宣言する葉二の分かりにくい一途さが、たまらないなー。
    甘々じゃないのに、ものすごくラブラブに感じてしまう2人の空気感がうらやましい。
    お誕生日ディナーの帰り道、手を繋いで一年前の自分に相手と出会えることを伝えたいと言いあえるあったかい関係が…うらやましいな。

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    2018年08月12日