改訂版 著作権とは何か 文化と創造のゆくえ

改訂版 著作権とは何か 文化と創造のゆくえ

902円 (税込)

4pt

4.4

ネットやSNSの発達で、著作権は芸術家や作家などのクリエイターのみならず、一般ユーザーにとっても身近で必須の知識になった。映像・音楽・出版・ネットなど産業や社会の動向さえ時に左右する著作権とはどんな権利なのだろうか。著作権はどのような場合に生まれ、具体的にどのようなことができ、そもそも何のために存在するのか。本書は、著作権を専門とする弁護士が、その基礎や考え方をシェイクスピア、ディズニー、手塚治虫などの豊富な実例でわかりやすく解説。著作権保護期間など最近の状況を盛り込んだ、ロングセラーの増補版である。

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改訂版 著作権とは何か 文化と創造のゆくえ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    著作権という法律が、そもそも何を目指しているのか、そしてその歴史についてわかりやすく書かれた本。「正当な権利が尊重されること」と「人々が芸術文化を楽しむ自由を抑圧しすぎないこと」のバランスが大切だとされている。

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    2023年11月07日

    Posted by ブクログ

    著作権の考え方がわかりやすく解説されている。
    断言をしない語り口調が読みやすかった。

    特にフェアユースの解説は自分にとって新鮮であった。他の本も読んでより知識を深めたくなる一冊。

    0
    2021年11月23日

    Posted by ブクログ

    これまで著作権についてのハウツー的な知識は勉強してきたが、その本質や目的をここまで考えたことはなかった。網羅性はないが、示されている例が示唆に富んでいる。

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    2020年06月09日

    Posted by ブクログ

    著作権法の根本にある思想を理解できる。ジャングル大帝とライオンキング、ロミジュリと当時の種本などの具体例も興味深く、芸術家の生の声を知れたのもためになった。
    オリジナリティ、フェアユースとは何か考えさせられる。筆者は、著作権というシステムそのものが全世界規模の壮大な実験と評しているが、これまでの文化

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    2020年04月09日

    Posted by ブクログ

    権利の保護と、自由な創作のための礎と。気遣い過剰、忖度がはびこる中で、ちょうどいいバランスを目指す著作権法をしっかり学んで行動することが大事だと思った。著作権の考え方を分かりやすく解説してくれる本。初学者の私は同じ著者の「18歳の著作権入門」から読んだので、より理解しやすかった。いずれも著者の軽妙な

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    2024年12月15日

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