その言い方が人を怒らせる ――ことばの危機管理術

その言い方が人を怒らせる ――ことばの危機管理術

770円 (税込)

3pt

謝罪の場面で真意が伝わらず怒らせる、誤解を与える、だらだらと長く続く言い訳文、空気の読めない発言、どこか変な敬語…。コミュニケーションの行き違いを生じさせる言い方や表現は、実は言語学的な理由がある。「まずい」具体例を取り上げながら、言語学的に分析していく。知っておきたい表現の落とし穴とは!?

詳しい情報を見る

閲覧環境

その言い方が人を怒らせる ――ことばの危機管理術 のユーザーレビュー

3.7
Rated 3.7 stars out of 5
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本語学者であり「語用論」の専門家である著者による、「我々はなぜ相手を怒らすことを言ってしまうのか」をアカデミックな視点から解説した本。

    著者によれば、我々が普段生活していて不愉快に感じる発言には必ずそのロジカルな理由があるという。相手の言葉に微妙に現れている感情や思いを感じ取って不快に思う。

    0
    2022年10月03日

    Posted by ブクログ

    予想以上に実践的な内容。目から鱗。
    「なぜ、その言い方は人を不快にするのか?」を、心理学や経験則からではなく、言語学的に分析していて新鮮。
    「他者のパトスを断定しない物言い」の重要性に大いに納得。
    ロゴスの正当性だけではなく、パトスへの共感が必要」という主張を、この本自体が損なわないように、著者が配

    0
    2011年04月16日

    Posted by ブクログ

    タイトルだと啓蒙書っぽいけど、実際には言葉(主に日本語)について分析した一冊。

    ロゴスとパドスについて、そして実際の使用法について記述している。
    長くなるので詳細は割愛するけれど、その中で「全然おいしい」や、「お越しになられました」みたいな二重敬語は必ずしも間違いではないと書かれていた。
    論拠と

    0
    2014年08月09日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    謝罪の場面で真意が伝わらず怒らせる、誤解を与える、だらだらと長く続く言い訳文、空気の読めない発言、どこか変な敬語、…。
    こうしたコミュニケーションの行き違いを生じさせる言い方や表現は、ニュアンスや印象論で語られがちだが、実は言語学的な理由がある。
    本書では、「まずい」具体例を数多く取り

    0
    2014年10月30日

    Posted by ブクログ

    「え~~~ほんとにこの日本語間違っているの?」「ちょっと不自然、ちょっと変」知らないうちに使ってる。感覚的に変だというのではない。言語学的見地からの解説

    0
    2010年02月27日

その言い方が人を怒らせる ――ことばの危機管理術 の詳細情報

閲覧環境

加藤重広 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す