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生成文法、構造主義、社会言語学、……旧来のイメージや枠組みを飛び越え、複雑系言語学、言語死の問題など、言語学には新しい知見や切り口がどんどん登場している。本書では、言語学の全体像や基本の構造を俯瞰しつつ、重要な分岐点にさしかかっている議論や新しい枠組みまでを縦横無尽に取り上げ「言語学の今」を浮かび上がらせてみたい。国家、発達障害、人工知能、……現代に即したキーワードも切り口に、最新言語学をガイドする。
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Posted by ブクログ
言語学についての概説かと思っていたら全く違い、ほとんどが国語の話題であった。教科書や知識の整理では使えないが、一般向けの読み物としてはこうした書き方しかないのであろう。
チョムスキーとソシュールでない言語学。それがまず私には衝撃だった。カジュアルな書き口で言語学のこれまでと今を描き、課題を残す。
内容云々よりも、今の私にはマニアック過ぎた。 日本語教育能力検定試験を受けるにあたって、知識を深めようと思ったので、それに対しては☆3つという評価である。 検定試験の知識を深めるためには、マニアックだったというだけで言語学の知識が増え理解が深まってから読んだら面白そうな内容だと思う。
当代の碩学、加藤先生による言語学随筆か四方山話かというところでしょうか、ご本人も概要書ではないと書いておられます。 特に後半は概念説明もあったりなかったりなので門外漢の自分が読むとそういうものかとしか言えないわけで、できればもう少しだけ、例えば生成文法って大雑把に言うとこう言うこと、詳しくはこっちの...続きを読む入門書を見てねと言うのを期待したいところです。 言語学を専攻した三回生くらいが読むといいのかな、個別には講義で聞いたあれこれが俯瞰できる感じですね。 楽しく読みましたが、せめて概要書の推薦は欲しかったかしらね。
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