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舞台は西暦二〇〇〇年の沖縄。米軍から返還された天久開放地の荒野に巨大な魔法陣が出現する。一〇〇〇年の時を経て甦る伝説の地霊「レキオス」を巡り、米軍、学者、女子高生、ユタたちが入り乱れ、ついにその封印は解かれてしまう――。大いなる魔法が完成するとき、人々はそこに何を見るのか? 時空を超えて弾け飛ぶ壮大な物語世界がついに電子化。
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Posted by ブクログ
牧港住宅地区が返還され、新都心として産声を挙げる前の那覇市天久に巨大な魔法陣が出現し、米軍の発射したミサイルは消滅する――。という何ともスリリングなスタートから、伝説の「レキオス」を巡り、”文字通り”時空を超えて進行する壮大なストーリー。テンペストへ続く著者の真骨頂がにじみ出てる、と思う。科学の話の...続きを読むくだりは難しいが、米軍、ユタ、科学者、そして鍵を握るのは葛藤を抱え生きるアメラジアン。色んな意味での沖縄の魅力を凝縮させた大作。この著者の本はいつもボリュームあって大変…。だがもう熱狂的ファン。ありがとう。
この人の小説に出てくる女性キャラクターは、パワフルで破天荒でとても魅力的なのだが、ここにきて加速度が増した感じ。暴走SF・・?分量を感じさせずに一気読みした。面白かったあ。
沖縄生まれの沖縄育ち。 中学の同級生にはアメ女の友達もいるし、ユタの親戚もいる。 休日には意味もなく長いフェンスを横目にドライブすることもあり、現在「天久開放地」で働いている。…… そんな純正ウチナーンチュの私がこの作品を満喫できずに、誰ができましょうか。 池上先生、ありがとう。超・私得な舞台設定を...続きを読むニフェー!← 現在、那覇新都心として再開発の進む「天久開放地」が、もし手付かずのまま放置されていたら、というIFストーリー。 冒頭から「天久に魔法陣が出現し、逆さまの女がJKに取り憑く」という急展開で幕を開け、その後もクセの強すぎるキャラ達が狭いエリアをキャラキャラと奔走しまくります。 琉球王国、米軍基地、秘密結社団体、キリスト教、アメラジアン、ユタのオバァ、アメ女、変態天才博士、逆さの女、広美改めロミヒー(笑)、聞得大君、そしてウシュガナシーメー(琉球国王)。うーん、出てくるキャラがとにかくカマビスシイ(笑)。 自分に馴染みのあるエリアが舞台なせいか、ストーリーは壮大なのに舞台設定とアンマッチな感じが楽しかったなあ。スケール感に対しての行動範囲のミニマム感じらー?笑 終盤に出てくるラスボスのくだり以降は、ちょーっと安いB級映画っぽかったけど、いいんです。このテーゲーにスケールでかくて、テーゲーに脱力できる感じが、すごく沖縄の作家が書いた沖縄らしいと思ったんです。 あと、「基地がある沖縄」が「故郷のイメージ」って、アメラジアンの主人公に語らせてたけど、それは良くも悪くもウチナーンチュ全員に当てはまるよなあ。もちろん、アメラジアンの人達にしか分からない葛藤なんかもあると思うのだけど。 「魔法陣は完成した」ーー天久開放地の荒涼と広がるエリアに、突如出現した謎の五芒星。直後に轟いた奇妙な声を聞いたアメラジアンの女子高生デニスに、五芒星の中に現れた「逆さの女」が笑いかけてきた瞬間、デニスは否応なく「レキオス」を巡る争いに巻き込まれることになるが。
沖縄を舞台に、米軍、女子高生、ユタ、CIA、学者などの多種雑多な登場人物が入り乱れ、過去と現在、夢と現を交錯する。池上永一は『バガージマヌパナス』『風車祭』などの沖縄モノがとてもよかったので、そういう感じかと思って読み始めたら、のっけからいきなりSFでぶっとんでる。設定も荒唐無稽。頻出する専門用語も...続きを読む難解でうそっぽいし、時代考証もめちゃくちゃだけど、それも狙いか、というはじけ方。沖縄という存在自体、パラドックスのようなものだし、それを表現する手段として、このくらいの無茶ぶりが必要なんだと思わせる。現実の沖縄の混沌と多面性に、ようやく物語が追いついた感じ。まあ、正直、1回読んだだけではわけわかんない難しさはあるが、沖縄関連の物語の中では、今までで一番フィットした。
沖縄が舞台。主人公のデニスはアメラジアンで聞得大君の子孫。 風変わりな天才学者や秘密結社も出てくる。 内容はなかなか壮大で、少し理解するのが難しいかも。 中に出てくる脇役のおばぁたちは魅力満載。 特にポーポー売りのおばぁ姉妹はすごく素敵。 沖縄の問題を様々な視点から見ている作品。
なんというか,荒れ球がバッターの狙いを定めさせず完封勝ちしてしまったような,とっちらかってるけど痛快な作品。
超大作「シャングリ・ラ」の原点といわれる作品です。 でも…理解しにくい展開で読破には疲れました
ラノべ的な無差別格闘に踏み込みたいのに踏み切れなかった、そんな惜しさはある作品。だが十分にファンタジーでSFでマジック。 シャングリラからはまった方に特におすすめ。 直木賞受賞コルセットを外した作家です、お行儀の良いのがお好きな方は読まないでね。
沖縄の伝説の地霊レキオスを巡って女子高生や米軍、ユタ、学者が入り乱れ、ついにその封印が解かれる時、大いなる魔法が完成する…というあらすじ説明がアホらしくなるほど破綻スレスレの超絶SFファンタジー。 やたらキャラ立ちのいい一癖もふた癖もある登場人物たちが次々と繰り広げる超展開についていくのが...続きを読む精一杯。 濃すぎるキャラでも紙面がうるさくならないのは、抑制された会話と描写が配置されているからで、それが少し物語の勢いを削っているような気もしました。 でも面白かった!あんまり人にはお薦めできないけど…。
登場人物が『シャングリ・ラ』に似てるなぁ〜と。 展開が早すぎるよとか、そんな単語わかんないよ?とかついていけない感じもかなりあるけど、それが逆にいい。 ちょっと理解できないところが魅力の一冊
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