レキオス

レキオス

880円 (税込)

4pt

舞台は西暦二〇〇〇年の沖縄。米軍から返還された天久開放地の荒野に巨大な魔法陣が出現する。一〇〇〇年の時を経て甦る伝説の地霊「レキオス」を巡り、米軍、学者、女子高生、ユタたちが入り乱れ、ついにその封印は解かれてしまう――。大いなる魔法が完成するとき、人々はそこに何を見るのか? 時空を超えて弾け飛ぶ壮大な物語世界がついに電子化。

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レキオス のユーザーレビュー

3.8
Rated 3.8 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    牧港住宅地区が返還され、新都心として産声を挙げる前の那覇市天久に巨大な魔法陣が出現し、米軍の発射したミサイルは消滅する――。という何ともスリリングなスタートから、伝説の「レキオス」を巡り、”文字通り”時空を超えて進行する壮大なストーリー。テンペストへ続く著者の真骨頂がにじみ出てる、と思う。科学の話の

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    2014年01月04日

    Posted by ブクログ

    この人の小説に出てくる女性キャラクターは、パワフルで破天荒でとても魅力的なのだが、ここにきて加速度が増した感じ。暴走SF・・?分量を感じさせずに一気読みした。面白かったあ。

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    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    沖縄生まれの沖縄育ち。
    中学の同級生にはアメ女の友達もいるし、ユタの親戚もいる。
    休日には意味もなく長いフェンスを横目にドライブすることもあり、現在「天久開放地」で働いている。……
    そんな純正ウチナーンチュの私がこの作品を満喫できずに、誰ができましょうか。
    池上先生、ありがとう。超・私得な舞台設定を

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    2014年11月03日

    Posted by ブクログ

    沖縄を舞台に、米軍、女子高生、ユタ、CIA、学者などの多種雑多な登場人物が入り乱れ、過去と現在、夢と現を交錯する。池上永一は『バガージマヌパナス』『風車祭』などの沖縄モノがとてもよかったので、そういう感じかと思って読み始めたら、のっけからいきなりSFでぶっとんでる。設定も荒唐無稽。頻出する専門用語も

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    2011年07月16日

    Posted by ブクログ

    沖縄が舞台。主人公のデニスはアメラジアンで聞得大君の子孫。
    風変わりな天才学者や秘密結社も出てくる。
    内容はなかなか壮大で、少し理解するのが難しいかも。
    中に出てくる脇役のおばぁたちは魅力満載。
    特にポーポー売りのおばぁ姉妹はすごく素敵。
    沖縄の問題を様々な視点から見ている作品。

    0
    2009年10月04日

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