間違い学―「ゼロリスク」と「レジリエンス」―(新潮新書)

間違い学―「ゼロリスク」と「レジリエンス」―(新潮新書)

880円 (税込)

4pt

3.6

手術患者の取り違え、投薬ミスによる死亡事故、手動遮断機の操作ミスで起きた踏切事故――あらゆる「ミス=間違い」は、人が関わることで生じている。しかし、生身の人間である以上、間違いを100%なくすことは不可能だ。なぜ、どのように間違いは起こるのか? そのミスを大惨事につなげないためにはどうしたらいいのか? 世の中にDXが浸透する現状もふまえ、最新の知見をもとに徹底分析。

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間違い学―「ゼロリスク」と「レジリエンス」―(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    北九州市立大学の名誉教授である松尾氏の、「エラー」に関する著作。ヒューマンエラーやシステムエラーから生じる重大な失敗から本質を学び、人間の認知の誤解をいかにシステムとリンクさせてエラーを無くしていくかについて、分かりやすく記載した本。人間である以上ヒューマンエラーは避けられないために、多くのエラーか

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    ヒューマンエラーの原因と、対策を検討する際に留意すべき点について、コンパクトにまとまっている。
    新しい視点として、ITをアシスタントとして用いることが当たり前になった時代だが、それに伴い、今までなかったリスクもあることや、ゼロリスク・完璧な対策はあり得ないのという前提にたち、レジリエンス・ダメージコ

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    日常の小さなミスから大きな事故まで、間違いがどのように発生し、どのように対処できるかを学ぶことができました。特に、ヒューマンエラーを防ぐためのシステム改善や、注意力の限界を認識する重要性についての考察が非常に興味深かったです。具体例が豊富で、読み進めるうちに「なるほど」と思う場面が多く、おもしろかっ

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    オペミス防止策のまとめ入門的な本。

    【目次】
    はじめに

    第1章 ヒューマンエラーがもたらす事故
    手術で患者を取り違えた事故【事例1-1】/複数のエラーが生じて事故に至る/どうすべきだったか/リストバンドの装着ミス【事例1-2】/ITやDXは新たなヒューマンエラーを生み出す

    第2章 ヒューマンエ

    0
    2024年09月10日

    Posted by ブクログ

    自分はミスをしやすい人間であり、ミスに対処法を学ぶために購入した。
    仕事をしていると多くのミスに遭遇し、ミスに対する安全対策もずいぶんと経験してきた。

    ミス防止に対する外的手がかりとして、対象、表示、文書、電子アシスタント、人があることが分かった。

    有益な情報だったのは、ミスに対する考え方として

    0
    2024年08月11日

    Posted by ブクログ

    「失敗」の例示が豊富であり、イメージがわきやすかった。しかし、簡単に言えることを、わざわざ難しく表現しているように感じ、結局著者が何を主張したいのか分からなかった。

    0
    2024年07月27日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  ヒューマンエラーがもたらす事故
    第2章  ヒューマンエラーとは
    第3章  エラーをした人は悪いのか?
    第4章  外的手がかりでヒューマンエラーに気づかせる
    第5章  外的手がかりの枠組みでエラー防止を整理
    第6章  そのときの状況がエラーを招く
    第7章  外的手がかりは使いものに

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ぽかミスの解決策は示されていない、というか完全な解決はないということだ。中盤までに紹介される間違いの事例は、変な言い方だが、味わい深いものだ。これらの事例を知るだけでも、この本を読む値打ちがあると思う。

    0
    2024年07月28日

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