間違い学―「ゼロリスク」と「レジリエンス」―(新潮新書)

間違い学―「ゼロリスク」と「レジリエンス」―(新潮新書)

880円 (税込)

4pt

手術患者の取り違え、投薬ミスによる死亡事故、手動遮断機の操作ミスで起きた踏切事故――あらゆる「ミス=間違い」は、人が関わることで生じている。しかし、生身の人間である以上、間違いを100%なくすことは不可能だ。なぜ、どのように間違いは起こるのか? そのミスを大惨事につなげないためにはどうしたらいいのか? 世の中にDXが浸透する現状もふまえ、最新の知見をもとに徹底分析。

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間違い学―「ゼロリスク」と「レジリエンス」―(新潮新書) のユーザーレビュー

3.6
Rated 3.6 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    北九州市立大学の名誉教授である松尾氏の、「エラー」に関する著作。ヒューマンエラーやシステムエラーから生じる重大な失敗から本質を学び、人間の認知の誤解をいかにシステムとリンクさせてエラーを無くしていくかについて、分かりやすく記載した本。人間である以上ヒューマンエラーは避けられないために、多くのエラーか

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    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    人が関わるところにヒューマンエラーが発生する。
    システムや社会が複雑化するなかで、リスクを完全にゼロすることはできないからこそ、ヒューマンエラーへの理解は不可欠となる。

    ヒューマンエラーの入門書としてとても読みやすいと思うが、事例がもう少し一般の方にも馴染むものだったら広く読まれるようになったと思

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    2025年03月01日

    Posted by ブクログ

    ヒューマンエラーの原因と、対策を検討する際に留意すべき点について、コンパクトにまとまっている。
    新しい視点として、ITをアシスタントとして用いることが当たり前になった時代だが、それに伴い、今までなかったリスクもあることや、ゼロリスク・完璧な対策はあり得ないのという前提にたち、レジリエンス・ダメージコ

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    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    日常の小さなミスから大きな事故まで、間違いがどのように発生し、どのように対処できるかを学ぶことができました。特に、ヒューマンエラーを防ぐためのシステム改善や、注意力の限界を認識する重要性についての考察が非常に興味深かったです。具体例が豊富で、読み進めるうちに「なるほど」と思う場面が多く、おもしろかっ

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    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    ●「ヒューマンエラーをなくすことはできない。とくにエラーを起こしたことに本人は気づけない。だからエラーであることに気づかせて、最終的にうまくいくようになればいい」が本書の主張。

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    2025年03月02日

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