乙一の作品一覧
「乙一」の「夏と花火と私の死体」「失はれる物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「乙一」の「夏と花火と私の死体」「失はれる物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
豊橋技術科学大学工学部卒。1996年『夏と花火と私の死体』でジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞し、17歳でデビュー。『GOTH リストカット事件』などの作品を手がける。同作は本格ミステリ大賞受賞。
小説・文芸
小説・文芸
少年・青年マンガ
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
ラノベ
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
少年・青年マンガ
ラノベ
ラノベ
小説・文芸
小説・文芸
ラノベ
ラノベ
小説・文芸
小説・文芸
Posted by ブクログ
今回の二作で一番残ったのは、ラストを読んだあとに、最初から読み直したくなる作りだった。
『夏と花火と私の死体』は、読んでいる最中は、「見つかるんじゃないか」という具体的な緊張感がずっと続いていて、それだけでもかなり読ませる。そこからラストで一気にひっくり返される。
読み終わってから振り返ると、「あの冷蔵庫って死体を入れてたのか」「連続誘拐犯、お前だったのか」と、それまで何気なく読んでいた場面の意味が変わってくる。だから結末を知った状態でもう一度確認したくなる。
「優子」はまた別のドキドキがあった。こちらは「次に何が出てくるのか分からない」という不穏さが強い。今見えているものをそのまま信用していいのか分からないまま進んでいく。そして最後まで読むと、冒頭の謝罪が何だったのかまで意味がつながる。
二作とも、単に「どんでん返しがすごい」というより、ラストによって、それまで読んできた文章の意味まで変えてしまうところが面白かった。読み終わった瞬間に、「ちょっと待って、最初から確認したい」と思わせる。
乙一っぽいと思った。怖いものが出てくるというより、普通だと思って受け入れていたものを最後にずらしてくる。しかも『夏と花火と私の死体』では見つかる恐怖、「優子」では何が出てくるか分からない恐怖と、ドキドキの作り方まで違っていた。