栗本薫の作品一覧
「栗本薫」の「P+D BOOKS 魔界水滸伝 全20巻 合本版」「グイン・サーガ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「栗本薫」の「P+D BOOKS 魔界水滸伝 全20巻 合本版」「グイン・サーガ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学第一文学部文芸科卒。2009年56歳で死去。群像新人文学賞評論部門、江戸川乱歩賞、日本SF大賞特別賞など数々の賞を受賞。『グイン・サーガ』、『魔界水滸伝』、『伊集院大介』シリーズなど多くの作品を手がける。クイズ番組にも出演し、多彩な才能を発揮した。
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Posted by ブクログ
グインサーガの第6巻。
ノスフェラスを遠く離れた赤い街道、パロの国境付近。モンゴールの災厄の中生きていたパロの王族アルド・ナリスとそのお守り役ルナンは、パロに忍び込むところであった。2人はパロのクリスタルパレスに行く最中、モンゴール兵士に誰何され、身代わりにルナンの娘リギアを差し出してしまう。
モンゴールの首都トーラスの金蠍宮では、ノスフェラスからアムネリスが父であるヴラド太公により召喚されていた。彼女はパロに行き、クリスタル公アルド・ナリスとの婚約を命じられていた。それを聞いたアストリアスは遁走してしまう。
遠く離れた草原の国、アルゴスではパロの聖王の妹エマ女王とパロのベック公爵が話し合っていた。アルゴスの黒太子スカールもパロ奪還のために草原の民グル族と動き出す。
アルド・ナリス一行は、パロの大僧正ギースのもとに身を寄せていたが身の危険を感じ、居場所を移そうとする。しかし、ナリスに恋するギースの娘サラの裏切りに会い、モンゴールの黒騎士隊のカースロンに捕まってしまう。付き従っていたタンガスやハースといった魔導士は殺されてしまう。ナリスはカースロンによりランズベール塔の地下室で拷問を受けるが、通報を受けたモンゴールのタイロン長官により保護される。
その後、クリスタルパレスでは街をあげた宴が開催される。当日は、パロの生き残った貴族とモンゴールの重鎮が少しづつ集まってくる。ダーヴァルス聖騎士侯やダルカン聖騎士侯、ルナン聖騎士侯といった人々の名が呼ばれる中、クリスタル公アルド・ナリスの名が呼ばれ、パロの市民は歓喜する。その宴の中で、アルド・ナリスはアムネリスと会うことになる。
一方、グインら一行はリンダとレムスをパロに送り届けようとするが、セムとラゴンに引き留められてしまう。グインは再びラゴンの勇者ドードーと一騎討ちを行い、ラゴンの不満を収め、パロへの帰還に乗り出したところであった。
やっとノスフェラス編も終わり、中原の話になりました。登場人物も増え…。
でも、イシュトやリンダの活躍はないので、少し小休止といった感じもある話です。
それでも面白いですね。『物語』の王道を踏まえてるので!
Posted by ブクログ
グインサーガの第5巻。
グインは勇者ドードーと賢者カーに出会う。
グインはラゴンを助っ人にするため、言葉を尽くすがラゴンを動かせない。ラゴンの神であるアクラを騙ろうとするがうまくいかない。そしてドードーと決闘することになる。死闘の最中、朦朧とする意識の中で塩の谷で拾った棒のようなものをドードーに突き出す。それはアクラの使者がもつ祭器であった。すべてのラゴン族がいっせいにグインにひれ伏しす。グインはラゴン族と語り、彼らを援軍とすることに成功する。しかし、約束の日時まで時間がない。
一方モンゴール軍は喪に伏していた。青騎士の総大将であるマルス伯を失ったからである。アムネリスは最後の決戦に出ることを決意する。そして、斥候部隊を各地に放ち、セムの部隊のありかを探る。セムの場所を探り当てたのはアストリアスであった。モンゴール軍は夜襲をかけ、セム族の殲滅に入る。イシュトヴァーンは、そこから逃げるが、リンダとレムスはアストリアス部隊に捕まってしまう。
そしてセム族は鬼が岩と言われるところまで逃げるが追い縋るモンゴール軍に攻められる。まさに殲滅されようとするその際、グインがラゴン族を連れて助けに来る。彼らはドッグヘッドの中にある風穴という洞窟を使ってかけてきたのだ。乱戦の最中、カルモルは死ぬ。アムネリスは、アストリアスに守られて撤収する。
グインはセム族にも歓呼の声をもって迎えられ、セムとラゴン、そしてノスフェラスの王と呼ばれることになる。
これでノスフェラス編はおしまいです。
読み直してみると10代の時に読んだ時の興奮を思い出します。ノスフェラス編、本当に怖くて夢中になりましたね。
かけがえのないヒロイックファンタジーです。
Posted by ブクログ
グインサーガの第4巻。
イシュトヴァーンはモンゴール軍の中から、夜半に抜け出してきた青騎士のアルゴン中隊のエクなるものを殺し、その代わりに忍び込む。
そして今度はエルを名乗り、マルス老伯爵にグインをかつてクムで目撃したことがあると告げる。
一方、グインはセム族にこのままではモンゴールに勝てない、よって伝説の部族ラゴンに助けを求めに行くと告げる。そして、4日後の日没までには帰ると約束する。もし、それまでに戻らない場合、イラチェリにリンダとレムスを殺すと言われる。
グインは旅立つが、竜巻を伴う嵐に巻き込まれて、意識を失う。夢の中でグインは、自分の妻が刻まれたコインを目撃する。また、一つ目の化け物に会い、これから3人の女に会うと言われる。それぞれと出会うことにより、運命と王冠と自分自身を見出すだろうと。また、夢の中で1人の女とも出会う。
目覚めるとそこは狗頭山(ドッグヘッド)であった。夢のことは覚えていない。ドッグヘッドでグインは次々と狼に襲われるが、狼の王に彼に救われる。また狼王に導かれ、白い岩のたくさんあるところに赴く。岩塩であった。そこで彼はラゴン族に出会い、虜囚となる。
その時、モンゴール軍はセム族に悩み総反撃に出る準備をしていた。イシュトヴァーンであるエルも、マルス伯爵の信頼を得ていた。イシュトヴァーンの誘導でセムの村に進んだマルス隊は、罠に嵌り、火をかけられ、岩を落とされる。マルス伯とその腹心ガランスは命を落とすが、マルスはイシュトヴァーンに「アルゴンのエル、きさまだけは許さぬ」と絶叫する。
グインサーガ、ノスフェラス編も佳境です。本当に面白いです。