会戦作品一覧
-
5.0
-
4.5海に落ちて気を失った御代金之介(みだいきんのすけ)は、異世界へと流れ着いた。 そこは経済から冒険にいたるまで、生活全てにカードが絡む世界だった。 カード化する魔物(カーディ)を狩るカーディハンターとして生きることを決意する金之介。 だが、ドワーフのヴェロスラフと出会ったことで、ドワーフの王を決める選定侯会戦に巻き込まれてしまう。 駆け引きを物理でぶち壊す男の異世界冒険譚が今始まる。 ※本作品は電子書籍配信用に再編集しております。
-
-知略を駆使し戦況を優位に導く軍師、謀略の限りを尽くす策士、武芸に秀でた達人、一騎当千の凄腕の剣士。知将、猛将を描くために知っておきたい「戦いの知識」をまとめた一冊。ファンタジー世界において、1対1の個人戦から、多対多の会戦、国規模の戦いまで様々な規模の戦闘で、「強さ」を描くために大切なことがわかる。 ※本書は2015年に刊行した『ゲームシナリオのための戦闘・戦略事典』をもとに、8項目追加し改編を加えた新版です。 ※カバー画像が異なる場合があります。
-
4.0野中郁次郎(一橋大学名誉教授 『失敗の本質』共著者)賛嘆す。 『独ソ戦』(岩波新書)で「新書大賞2020」を受けた 著者による、あらたな第二次世界大戦史。 ******** 戦場を制するのは鉄でも血でもない――知性である 著者は「用兵思想」という概念のメスを振るい 第二次世界大戦の諸戦闘の本質を的確に洞察している 読者は新鮮な驚きを禁じ得ないであろう 野中郁次郎(一橋大学名誉教授 『失敗の本質』共著者) ******** 第二次世界大戦が終結して以来およそ八十年、 戦後すぐに形成され、世界的に横行していた「伝説」や「神話」は、 長足の進歩をとげた歴史研究によって打ち砕かれ、あらたな像が描かれつつある。 本書は、そうした成果を取り入れ、主としてヨーロッパ戦線の戦闘を題材として、 ともすれば旧来のイメージにとらわれがちだった日本での認識を刷新せんと試みた。 戦略・作戦・戦術から成る「戦争の諸階層」、「指揮文化」、 「戦闘有効性」――用兵思想の概念を用いた議論は、 エル・アラメイン会戦やクルスクの戦い、アルデンヌ攻勢などの大戦闘を 縦横無尽に解析し、戦乱が身近に感じられるようになった現代日本において、 軍事の要諦を知るための必携書である。
-
-劇場アニメ「THE ORIGIN」公式ギャグ再び! シャア、アムロ、セイラ達、名キャラのあの名シーンの感動が笑いへと今、昇華する!
-
5.0エルバ島を脱出しパリに入り、帝政を復活させたナポレオンに対して、同盟軍が出兵した。史実では百日天下に終わってしまう世紀の大会戦を、御厨太郎は果たして逆転できるのか?
-
-アルプス越えを成功させた御厨ハンニバルは、いよいよイタリアに侵入、半島各地で激戦を展開、次々とローマ軍団を撃破する。焦るローマは乾坤一擲をかけ、大軍団を出撃させるが……。
-
4.01943年のクルスク会戦は、空前絶後の数の戦車を集めた独ソ両軍が正面から激突した戦いである。この戦いに敗北したドイツは、以後、ソ連軍に戦略的主導権を奪われ、ずるずると敗戦に至ったのである。しかしながら、戦後の独ソ両国の政治的思惑から、クルスク戦の歴史イメージは、著しく歪曲された。ティーガー戦車やパンツァー戦車に期待をかけたヒトラーの作戦発動延期により、ドイツは勝機を失っていった、クルスク戦のクライマックスであるプロホロフカ戦車戦で、ソ連のT-34は、正面からタイガー戦車と渡り合い、競り勝った……。 ところが、こうしたクルスク戦像は、冷戦終結後の政治情勢と重要文書の機密解除により、根底からくつがえされてしまった。従来、われわれが知らされていたクルスク戦の流れは、虚像でしかなかったことがあきらかにされたのである。 著者ローマン・テッペルは、そうした営為の先頭に立つ、新進気鋭の研究者である。
-
-新興国家・明治日本が、その存亡を賭けて戦った「日露戦争」。国力において、両国の差は歴然。面積において50倍、人口では3倍、常備軍も5倍……すべての面で優るロシアとの戦いは、“敗れて当然、勝つのは奇跡”とまで言われ、日本にとってはまさに、乾坤一擲の大勝負であった。その陸戦における参謀本部の頭脳として、“奇跡実現の演出”を行なったのが、本書の主人公・児玉源太郎である。源太郎は、日露戦争の直前まで、内務大臣で台湾総督の要職にいた。それが、対露戦が避けがたいと知ると、その職をなげうって、参謀本部次長の職についた。これはあきらかに“降格”である。しかし彼は、それを意に介さなかった。彼の脳裏にあるのは、対露戦の戦略・戦術ばかりだった。やがて、満州軍総参課長として出陣した彼の作戦は、鴨緑江渡河、旅順攻撃、遼陽会戦、奉天会戦などで、次々と功を奏して行く。“天啓とも言うべき智謀”と称された生涯を鮮烈に描く。
-
-458円 (税込)西郷隆盛はなぜ決起し、いかに散ったのか── 扉 はじめに 目次 序章 西南戦争前夜 西郷隆盛の下野遣韓論を巡り、袂を分かった薩摩の両雄 私学校の創設暴発寸前の不平分子を指導・統御する 士族の反乱政府の近代化政策に不平士族の怒り爆発! COLUMN 1 勝敗を分けた兵力・物量 第一章 熊本城攻防戦 火薬庫襲撃事件政府の挑発に激昂する私学校党 西郷隆盛の決起避けられなかった挙兵、英雄、ついに立つ 党薩諸隊の参戦西郷隆盛の挙兵に呼応し立ち上がった不平士族 熊本城攻防戦1 城下へ侵攻する薩摩軍、防戦につとめる政府軍 熊本城攻防戦2 鎮台の堅い守りに阻まれる薩摩軍 熊本城攻防戦3 苛烈を極めた段山攻防戦 熊本城攻防戦4 薩摩軍の奇策により湖水に浮かんだ熊本城 熊本城攻防戦5 決死の突囲隊、薩摩軍の攻囲を突破す COLUMN 2 政府軍の進軍を支えた電信 第二章 田原坂の死闘 向坂の戦い政府軍の敗北、奪われた連隊旗 木葉の戦い勢いに乗る薩摩軍、乃木連隊、連日の敗北 高瀬の戦い三次に渡る激戦の末、政府軍が高瀬を占領 山鹿の戦い山鹿・南関方面の戦局を左右した誤報 吉次峠の戦い政府軍の南下を要衝で迎え撃つ薩摩軍 田原坂の戦い1 熾烈を極めた死闘、血に染まった田原坂 田原坂の戦い2 薩摩軍を脅かした警視抜刀隊の白刃突撃 田原坂の戦い3 繰り返された横平山争奪戦 田原坂の戦い4 政府軍の第五次総攻撃、死屍累々の攻防戦続く 田原坂の戦い5 十七日間に及ぶ激戦の末、田原坂、ついに陥落 鍋田の戦い田原坂の敗戦により、薩摩軍、山鹿を放棄 COLUMN 3 西郷隆盛が池辺吉十郎に宛てた手紙 第三章 追い詰められる薩摩軍 氷川の戦い薩摩軍の後背をつくべく、衝背軍が八代へ進攻 木留の戦い政府軍の南下を阻む薩摩軍の必死の抵抗 小川の戦い勢い増す衝背軍に劣勢強いられる薩摩軍 松橋の戦い次々と失われていく薩摩軍の拠点 鳥栖の戦い薩摩軍、政府軍に一矢報いる 宇土の戦い北方はるかに見晴るかす熊本城の白壁に沸く歓声 八代の戦い衝背軍の北上を防ぐべく企図された八代侵攻 荻迫の戦い熊本城への連絡を阻む薩摩軍の必死の抵抗 COLUMN 4 従軍記者が報じた西南戦争 第四章 西南戦争の終焉 御船の戦い熊本城突囲隊、衝背軍本営に到達 熊本城の解放衝背軍の熊本入城、ついに迎えた歓喜の時 城東大会戦わずか一日で幕を閉じた関ヶ原以来の会戦 人吉の戦い峻険なる要害に拠るも一か月で撤退した薩摩軍 政府軍の鹿児島占領政府軍の鹿児島上陸、拠点を失った薩摩軍 大口の戦い政府軍を苦しめた雷撃隊の善戦 竹田の戦い政府軍を足止めにした野村奇兵隊の奮闘 三田井の戦い池上隊、政府軍の延岡進出を阻む 都城の戦い人吉陥落に続き、惨敗を喫した薩摩軍 高鍋の戦いかつての勢いを失い、薩摩軍、敗走を重ねる 美々津の戦い西郷隆盛の激励むなしく薩摩軍、さらに後退 延岡の戦い市街戦を避けた野村忍介の心意気 和田越の戦い陣頭で戦況を見つめた西郷隆盛の決意 可愛岳の戦い政府軍の重囲を突破した薩摩軍の逃避行 鹿児島奪還戦死地を経た薩摩軍、七か月ぶりに帰還 城山の戦い日本最後の内戦、ここに終結す COLUMN 5 博愛社の設立 第五章 西南戦争の「その後」 戦犯者の処分国事叛徒に下された政府軍の判決 「賊軍」の名誉回復人々の心に生き続けた西郷隆盛 西南戦争関連年表 主な参考文献 奥付 裏表紙
-
3.9古代最大の内戦・壬申の乱、室町幕府を確立させた中世の戦闘・青野ヶ原の戦い、近世最大の会戦・関ヶ原の戦い。三つの戦いはいずれも同じ地(不破=青野ヶ原=関ヶ原)で行なわれた。なぜ、この地だったのか? そして、その結果が歴史を大きく動かしたのはなぜなのか? この謎解きに、中世政治史を専門とする著者が挑む。歴史の醍醐味を味わえる、スリリングな1冊。
-
4.3忘れられた北への眼差し…… 「そこから旅順港は見えるか」 大東亜共栄圏から東南アジア進出にいたるまで日本の対外認識を大きく形作ってきたのは、「南進」論であるといわれる。しかし、果たして、それは正しい理解なのだろうか? これが本書の問題関心である。 帝国が産声を上げたとき、まず目を向けたのは国内反乱である。陸軍は「鎮台」を設置。そして国内秩序が安定してくると、鎮台は「師団」になる。 その後、第七師団が札幌の月寒に創設された。この師団は鎮台からの繰り上げではない、全く新しい危機に対応したものであった。いうまでもなくロシア(ソ連)の脅威への対応である。 第七師団は北辺の守りを司る「北鎮」師団として北の民の心の拠り所だった。日露戦争では旅順攻略戦や奉天会戦に参戦、シベリア出兵(尼港事件に遭遇)やノモンハン事件でも戦い、太平洋戦争時にはアリューシャン列島やアッツ島に派遣、敗戦直前には占守島や樺太でソ連の侵攻を食い止める役割を担った。 ここには、戦後日本では封印された「北鎮」の思想がある。 「最強」師団はいかに戦い、そして負けたのか? 「北鎮」という忘れられた北への眼差しを恢復する試み。
-
-福島敬典海軍少将率いる海兵隊遠征旅団は、大山巌大将の大陸派遣・第2軍に合流すべく仁川港を出港する。合流後、清国軍との前線花園河口に上陸した海兵隊は、乃木希典少将の第1旅団の金州城攻撃に合せて、大連湾の確保と同湾の和尚島砲台占領に赴く。旅順攻略に際して海上からの支援砲撃を行う砲艦の集結と物資の補給に大連湾が必要と見られたからである。常に敵前上陸を果たす海兵隊の結成とその活躍を描く。 架空戦記「大日本帝国海兵隊戦記」シリーズ、第1弾。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
-
-マクロスの戦いから約80年、ゼントラーディを下僕としたマルドゥーク軍が地球に迫る!人気OVAノベライズ待望の電子復刻! 巨人族ゼントラーディと、地球の要塞艦マクロスとの激戦から約80年、かつて、文化を持たない巨人たちに衝撃を与え、その歌声で戦闘を終結へ導いた歌手、リン・ミンメイも伝説として人々の記憶に留まるのみ。人々は平和を謳歌し、時として遭遇するゼントラーディとの戦いでも、歌を攪乱兵器とした「ミンメイ・アタック」で容易に敵を退けてきた。 フリーの芸能レポーター神崎ヒビキは、地球統合軍の女性パイロット・シルビーと司令官のスキャンダルを追ううちに、報道用バルキリーで地球とマルドゥーク軍の会戦の只中へ飛び込んでしまう。そこでヒビキが見たものは、「ミンメイ・アタック」が通用せず、次々と撃破されていく統合軍艦艇の姿だった。間断なく続く破壊の光の中、敵艦内に侵入したヒビキは、無重力化した室内に漂う異星人の少女を発見するが…
-
-ヒトラーの第三帝国による突然の宣戦布告で、英霊・山本五十六率いる影の大本営・戦艦大和は、喜望峰沖においてドイツ大海艦隊と会戦、サイクロンを衝いての奇襲作戦で圧勝した。これを機にヒトラーは制圧目標をアジアへ転じ、インドを拠点に総力を結集した。最新鋭潜水艦臥竜、新零戦、零戦改を駆使し、連合艦隊が死守するマラッカ海峡で、大和は再びドイツとの戦いに挑む。海洋戦記スペクタクル第三弾。
-
-ロシアでは「日本極東戦争」と呼称される日露戦争は、明治37年(1904)2月の開戦から翌年7月に実質的な戦闘が終了するまで、ほぼ500日にわたって満州や日本海周辺で戦闘が繰りひろげられた。だが、日露双方で50万人の兵士が激突した奉天会戦、史上空前の大艦隊同士が砲撃を交えた日本海海戦など、きわめて複雑な戦争経過や、錯綜した戦闘場面をいくら読んでも、その実相は理解できないだろう。本書は、司馬遼太郎の大作「坂の上の雲」を歴史に残る名著と評価し、こよなく愛する著者が、その「副読本」として書いた日露戦争史。司馬文学ファンならずとも必読の一書である。 ※本作品は、紙書籍から表紙画像の一部が異なっております。あらかじめご了承ください。
-
4.2『坂の上の雲』は間違いばかり、「乃木愚将論」は真っ赤な嘘! 実は乃木大将が「戦上手」だったからこそ、日本は救われた――。司馬遼太郎が『坂の上の雲』や『殉死』で描き出した乃木希典像は、「愚将」「戦下手」などというものであった。だが、実際の乃木は、まったく違っていた。本書は、陸軍士官学校(52期)、陸軍中野学校に学び、戦後は陸上自衛隊で陸将補まで務めた著者が、精緻な戦史分析に基づき、西南戦争から二〇三高地、奉天会戦まで、乃木希典の生き方と戦いの実相を描き切った真実究明の書である。以前、私家版のようなかたちで『名将 乃木希典』と題されて発刊され、ほぼ乃木神社の社頭のみで販売されていた本だが、その透徹した内容が話題を呼び、高い評価を受けてきた。その伝説の書が、いよいよ新書での復刊である。「そもそも本書執筆の動機は、司馬氏の日露戦争に関する記述があまりにも偏見独断に満ちているにもかかわらず、それがあたかも歴史の真実かのように広く信ぜられていることに、義憤の念止み難きものがあったからである。あまりにも多すぎる簡単な史実の誤りに対し、いったい彼は資料を本当に読んでいるのかと疑問をもつようになってきた」(……「あとがきにかえて」より抜粋)
-
-
-
4.0政治家と軍人の軋轢、第一線の兵士の辛苦、失策、偶然、そして英雄的行為……。錯綜する戦況を俯瞰し、臨場感たっぷりに人間模様をも再現。大戦の帰趨を決した「奇跡」の舞台裏を活写する、稀有の戦記発掘。〈主要線戦闘地図収録〉
-
-
-
-愚直な名将の勝利と空論参謀の惨敗! 司馬遼太郎は小説『坂の上の雲』で、日露戦争時における満州軍第三軍の司令官・乃木希典と参謀長・伊地知幸介を無能の愚将としてこっぴどくこきおろしている。そのうえ、昭和の帝国陸軍の暗黒と、ノモンハン事件、太平洋戦争敗戦の源は彼らにあるとした。 しかし資料によると乃木軍が、日露戦争の勝利に大きく貢献している。はじめは、主攻を助けるために旅順のロシア兵を封じ込めるだけの「備え」的な役割であったが、その後海軍を助けるため、また主攻に加勢するために旅順を陥落させ、最終的には自分たちが主攻となり、奉天会戦を勝利へと導いたのだ。 一方で、司馬は陸軍大学教官のドイツ人・メッケルを絶賛したが、陸軍大学で脈々と引き継がれた「メッケル軍学(攻撃重視・火力軽視・補給無視)」は、やがて陸軍参謀の服部卓四郎、辻政信、瀬島龍三によって昭和の破滅をもたらす。 本書は、多数の資料で司馬史観の「欠陥」を立証し、日露戦争以降の帝国陸軍の戦いの真相も明らかにする。
-
4.6飛空士シリーズの犬村小六、最新シリーズ! 「ヴィヴィ・レインを見つけて」 彼女の願いを叶えるため、スラム街の少年は旅に出る。限られた命を生きる人造の少女と、意志を持つ機械兵。滅びゆく王国の姫、性別不詳の天才操縦士、皇帝に捨てられた子ども……。 旅の途中、それぞれの傷を抱えた仲間たちと出会い、やがて少年は「災厄の魔王」と称され、楽園に支配された世界へ反逆の旗を翻す。 ヴィヴィ・レインを探す、ただそれだけだった小さな旅はいつしか時代のうねりとなり、世界を変革する戦いへ――。 傷だらけの少年少女が織りなす恋と会戦の物語、開幕。 ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。